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支援計画は一人で作るべきか、みんなで作るべきか

こんにちは、ぴすたちおんです。

ぴすたちおんは、放課後等デイサービス(放デイ)という、障害児の放課後に療育を行う施設を運営しています。

現在、2月半ばで新年度に向けて個別支援計画を作成しています。
個別支援計画は、対象の児童のできることをのばすためにどのような支援を行っていくのかをまとめたものです。

この個別支援計画は6ヶ月以内に1度作成が義務付けられています。
今年度の初めから、つまり昨年の4月から利用を始めた児童の支援計画の来年度の計画を4月までに作成する必要があります。

現在、支援計画を作成しているところではありますが、支援計画を作る担当が一人で考えて作るべきか、職員で集まって話し合って作るべきか、他にいい方法がないか考えながら作成しています。

現在は、全員ではないですが、集まれる職員が集まって、今年度の個別支援計画を振り返りながら、どのくらいできたか、次回の計画をどうするのかを話し合っています。
個人的には、この職員が集まって話をして、最終的に話したものを担当がまとめるという形が色々な人の意見が聞けて好きなのですが、大きな欠点があります。それは、ものすごく時間がかかるということです。

放デイは、子どもたちが下校してくる時間までは話し合いをする時間を作ることはできます。ただ、普段から支援の準備などもあり、たくさんの時間をさいて話をすると、その他の業務に支障が出てしまうこともあります。

そのため、全てを職員が集まって話をするのはなかなか難しいです。

他の方法としては、担当がたたき台を作成して、それについてみんなで確認して話を進めるという方法です。この方法の方が、始めのたたき台を作成するまでの時間が短くすみます。この方法で課題となるのは、大枠を作成してしまっているため、支援で考えないといけないことが抜けてしまう可能性がみんなで話をする時よりもあるということです。
事前にまとまっていると、そこから派生させて考えがちで、その他のことに目がいきづらくなってしまうかもしれないなと思います。また、最初から多くの人に関わってもらった方が、当事者意識を持ってもらいやすいということもあり、先に一人で作ってしまうと、当事者意識を持ってもらいづらいという面もあります。

4月作成、10月作成としてきたので、次回は4月からの支援計画になるので作成するのは仕方ないのですが、次回以降の対策として、誕生月ごとに支援計画を作成して、支援計画を作るタイミングを分散するという方法をとっていこうと思っています。

4月作成→誕生月に作成→半年後に作成
または
4月作成→10月作成→誕生月に作成→半年後に作成
という感じで作成することで分散していくことができそうです。

来年度は支援計画を作成する回数が増えてしまいますが、しっかりと支援計画について話し合うためにやっていければと思います。

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