ひきこもりとバリキャリ
ずっとウツの引きこもりの時期を
恥ずかしく思っていて、
ダメだと思ってた。
外でしっかり働いている同級生がまぶしくて、
自分が恥ずかしくて恥ずかしくて。
.
でも、ある日、
「私は、新卒で就職して、外で働く経験がない
でも、友人は、ウツで引きこもる経験を知らないんだな」と思った。
.
新卒で働く経験も
ウツで引きこもる経験も
どっちがえらいとか、なく、
ただひとつの経験なんだと思った。
.
私は、それまで、すごい比較してた。
「みんな、働いているのに、私だけ、家でゴロゴロしてて」と勝手に負けたり。
「みんな、ウツの苦しみを知らないんだ。私は苦労しているんだ」と勝手に優越感持ってみたり。
.
マジョリティに大きな価値置いたり、
苦労に価値を置いてみたり、
.
苦労したから、
それを帳消しにするような幸福が来るにちがいない
と期待しては、失望して、
大きく失望しては、
それを回収するような奇跡を望んで、
また落ち込んで…。
なんか、いろいろ忙しかった…。汗💦
.
苦労も幸せも、喜怒哀楽、
ぜんぶ同じ価値で、
対等なんだ、と腑に落ちた瞬間、
ふっと心が落ち着いた。
そして、外からの評価をあきらめた。
.
今は、
ウツだった期間が悪くて、
今、元気に過ごしている時間がいい、とかあんまり思ってなくて、
すごく孤独だった子供の時期も
楽しかった大学生活、
引きこもりの時期、
今、現在、
ぜんぶ同じ価値で、ただの経験だな、と思ってる。
.
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?