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【編入】神戸大経済学部合格者を2つの観点から分析して
お久しぶりです、シグマです。
今回は神戸大学経済学部編入試験に合格した方を
2つの観点(出身校・TOEIC)から分析しました。
それから分かること、今後の受験生に伝えたいことをまとめました。
それではどうぞ。
調査概要
令和5年度神戸大学経済学部編入編入試験合格者20人のうち、twitterを用いて観測できた12人を対象とした。
twitterやnoteの体験談などから出身校とTOEICの点数を調査した。それらをまとめ分析し、今回の記事にした。
注1 合格者のなかでもし不快に思われた方がいればその方のデータは除かせていただきます。勝手なことをして申し訳ございません。
注2 11人のうち、TOEICの点数が分からない方が3人いらっしゃいました。来年度の受験生のために、もしよろしければ教えていただけると幸いです(twitterのdmまでお願いします)。追加情報があれば記事を更新させていただきます。
調査結果
出身校
学部別にまとめた。
経済学部 3人
文系∩非経済学部 2人
理系学部 2人
高専 3人
学部不明 2人
なお、高専を除いて、国公立5人、私立3人、不明1人であった。
TOEIC
12人中9人のTOEICの点数が分かり、それを基に算出した。
合格者平均点819点
点数詳細 高い点数から順に、925,905,900,870,855,820,770,725,605
(参考)くそ低い点数である605点(筆者)を除くと、平均点は846点となった。
分析
上記の調査結果と入試に関する情報と合わせて分析し、考察できたことについて述べる。
1 TOEICの点数のインフレ
予想は出来ていたことだが、TOEICの平均点数があまりにも高い。昨年度のデータがないので比較は出来ないが、合格者の平均が上がっていることは間違いないと思う。
試験科目の配点は、事前提出のTOEICのスコアが100点、本番試験の経済学、経済数学各100点の合計300点となっている。本番1発の試験とは異なり、(時間と財力があれば)何回でも受験できるTOEICは、来年度以降も平均点数が上がっていく筈だ。
「高得点は当たり前」といっても過言ではない。
2 理系からの合格者の増加→数学勝負の傾向
合格者のうち、理系学部、高専生の占める割合は11人中5人、45%と約半数を占めている。「経済学部」の編入試験であるのに。
これには先ほど述べた試験科目が鍵となってくる。TOEICのスコアのインフレが進み、最近の経済学の問題は容易なものが多い。
つまり「経済数学」の出来が合否を左右し、数学が強い傾向にある理系の合格者が増えているのだと考えられる。
と、聞くと、「私は数学苦手だし無理なのかな…」と思う人が出ると思うが、私はそうは思わない。
なぜなら、編入試験の経済数学は、思考力を試す問題より、暗記すれば対応できる問題が多いからである。大学受験の数学のそれとは異なるのである。
したがって嘆く必要はないが、「数学勝負の傾向が始まっている」ということは抑えておいて損はないと思う。
あとがき
筆者の考えではあるが、今後、合格するには
「TOEICか経済数学、もしくはその両方で高得点」が必要となっていくだろう。(特に差がつきやすい方は経済数学)
編入勉強は周りに仲間が少ない、いない分本当に辛いと思います。ですがやはり合格したときに喜びは何事にも代えがたいものがありました。
今後の受験生の活躍をお祈りしています。
(この記事は、受験生時代の私が、他記事を読んで~点くらいと曖昧なな数字を出していることにむかつき、正確な数字を出してほしいと思った経緯より作成しました。参考になれば幸いです。)
noteのいいねやフォローをしてくださると今後のモチベーションにつながります。また、twitterでもこのような情報やnoteの更新をアナウンスしていますのでフォローすると見逃さないのかなと思います。
以上で終わります。
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