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【編入】なぜ神戸大を選び、阪大を諦めたのか

お久しぶりです、シグマです。

私は神戸大経済学部の編入試験に合格しましたが、編入を志した当初は阪大も志望していました。

勉強している途中で阪大を諦めることになりました(要するに受験してないです)。

今回は私がなぜ神戸大を志望校に選び、阪大を諦めたのかについて書いていきます。受験生の志望校選びの参考になれば嬉しいです。

今記事は私の個人的考えによるもので、決して大学を否定しているわけではありませんのでご了承ください。

神戸大を志望した理由


神戸大を志望した理由は3つになります。

  • 入試問題が自分と合っていた

  • 単位認定が多い

  • ある程度の知名度

入試問題と自分と合っていた

神戸大経済学部の編入試験の問題は他大学と比べて簡単です。

簡単な上に問題傾向が分かりやすいです。その傾向も変わることはあまりありません。横○みたいにクソ難問が出ることもないんですよね。

また、計算問題が多いです。計算と聞くと、難しいイメージを持つ方が多いと思います。ですが、一回理解してしまえば、忘れることはあまりなく、単語問題などと比べて勉強時間を短く収めることができます。数学が苦手意識がある人や文系の人もそこから合格している方がいますし大丈夫です。

自分は編入を志した時期が遅かったので、難問勝負ではなく、簡単な問題をいかに落とさないかという形式の問題が自分に合っていました。また、理系出身なので計算に慣れていたのもよかったと思います。

例えるなら、
神戸大→共通テスト(一問の難易度は低く、いかに落とさないか勝負)
他大学→二次試験(難しい問題を時間をかけて解けるか)
でしょうか。

単位認定が多い

こちらは試験後のメリットになります。

大学によって、編入後の2年間で何単位取らなければならないかが違います。(編入前の大学で取った単位などが関係する場合が多いです。)

神戸大は前いた大学での取得に関係なく、61単位を認めていただけます。
これ、結構多い方です。

非経済学部から経済学部に編入すると、全然単位を認めてもらえない場合が多いです(実際阪大などは、理系からだと35単位ほどだとのこと)。理系である自分にはとてもありがたいなあと思いました。

経済学部からの編入でも61単位は多い部類だと思います。

編入後の2年間は、ゼミや就職などただでさえ忙しいです。志望校の単位認定については受験前に詳しく調べることをオススメします。


ある程度の知名度

折角編入するなら今いる大学よりも知名度が高い大学に行きたいですよね。

学歴コンプレックスなどは特にないですが、高学歴であることに損はないので神戸大を志望しました。

阪大を志望した理由


阪大を志望した理由は以下の2つになります。

  • 興味のある研究分野が多い

  • 旧帝国大学のネームバリュー

興味のある研究分野が多い

編入勉強をしていくうちに、私は行動経済学に興味を持ちました。

阪大は行動経済学で有名なゼミがあり、志望しようと思いました。

行動経済学以外にも調べると面白そうな研究分野が多く、魅力的に映りました。また、試験科目に経営学はないですが、経営系のゼミにいけるのもいいなと思っていました。

旧帝国大のネームバリュー

高校の同級生で旧帝に行った人がいて、話を聞く限りみんな楽しそうだったので惹かれました。友達にも「俺旧帝なんだぞ!」って自慢出来ますしね(笑)。

後はyoutuberのは〇おが出身大学っていうのもあります。動画を見て、関西の人って滅茶苦茶面白いんだなって思っていました(真偽は不明)。


阪大を諦めた理由

志望した理由を挙げましたが、ではなぜ途中で諦めてしまったのか。その理由は2つです。

入試科目の多さ

阪大経済学部の入試には試験科目(のうちの専門科目)が5つあり※、その中から4つの選択制となっています。
※ミクロ経済学、マクロ経済学、統計学、経済史、会計学の5つ

私はこのうち会計学を除く4科目で行こうと思っていました。

ですが、勉強途中にこれは間に合わないかなということに気づきました。残り2か月の時点でミクロ、マクロはそれなりに仕上がっているものの、合格点にはほど遠い、そして経済史と統計はほぼノータッチに等しい。

あそこから猛勉強していれば間に合ったかもしれません。でも当時は勉強のモチベーションが落ちている時期。よく悩んだ結果、中途半端に2校受けてどちらも落ちて失敗するより、1校に集中して受験し成功した方がいいという結論に至りました。

ここら辺に関しては個人の価値観次第だと思います。ただ、繰り返しになりますが、私は非経済学部出身で、編入を志したのが遅いのでこのような結論に至りました。


編入志望の不一致、忙しさ

志望理由をいろいろ書いていますが、経済学を真剣に勉強したいことが編入を志した第一の理由ではありません(多少はありますが)。詳しくは以下の記事をご覧ください。

簡単にいうと現実逃避ということでしょうか。

また、自分(非経済学部)が阪大に編入すると単位認定の影響で2年間で80単位ほど取らなければいけないことになります。その2年間には初の一人暮らしや、就職活動も含まれる…。

以上を踏まえてもともとの編入を志した理由とは乖離しすぎている、忙しすぎるのではないかという考えに至りました。

通ってはいませんが阪大はいい大学だと思います。ただ、私とは合っていないと予想されるだけです。

最後に:なぜ編入するのかをよく考えよう

ここまで私が志望校選びに至るまでの考えを書いてきました。

これからの受験生に伝えたいのは、
「志望校を選ぶ際には、なぜ編入するかを改めて考える」ということ。

当たり前ではありますが、志望校を選ぶ理由と編入を志した理由が一致することが大事ですよね。けれど、勉強していくうちに忘れていくことがあります。自分、なんで勉強してるんだっけ。

勿論途中で志望校が変わってもいいと思います。重要なのは、
「全員が経験しない編入だからこそ、自分の価値観に沿って行動する」
ことではないでしょうか。

偉そうに語ってしまってすみませんでした。志望校選びの相談などあればtwitterのdmや質問箱まで送ってくだされば可能な限り対応いたします。

以上で終わります。お読みいただきありがとうございました。


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