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私のヨンシクは椿の花咲く頃であった

『椿の花咲く頃』
改めて作品賞の受賞おめでとうございます!
自分のことのように嬉しく、誇らしいです!


思い返せば最初はNetflixのおすすめ欄で目立つポスターの柔らかい雰囲気に惹かれ始めたのがきっかけ。ティーザーを観た印象は、イメージと変わらず柔らかく温かいドラマ。いったんは保留にしてしまったけれど、視聴後にあの時観始めていればと後悔したなあ。

なんといってもラブロマンス×ヒューマンドラマ×サスペンスの組み合わせが最高で。各々の比率の塩梅と出し方が絶妙で違和感なく視聴できるこの作品。
ジョーカーの存在で拍車がかかり、次へ次へと止まらなかったです。

受賞を機に私たちにとって、より大切となった作品  『椿の花咲く頃』の個人的な備忘録をつけたいと思い、このnoteを書いています。



固定概念を覆す連続

椿の花咲く頃は、ドラマに留まらず私の日常生活での価値観をも変えてれた作品🏆
これまではキザとは言わずとも、いわゆる定番なドラマの主人公がタイプだった理想主義者な私。そんな私が純朴なヨンシクに出会い価値観が変わりました、本当に。ヨンシクが可愛すぎて愛おしすぎて。見るたびに思わず笑みが溢れるほど...。ヨンシク沼は深い。



痛感する社会の微々たる残酷さ

きっとそれは歳を重ねるにつれ自分を肯定してくれる存在の重要性がどれだけ大きいか身に染みて感じるからこそ。たった数年前には気づかなかった何気ない日常から痛感する社会の残酷さに疲弊する日々。もっと若い時に観ていたら私はこの作品の深さに気づかなかったかもしれない。だからこそ今出逢えてよかった作品No.1。この作品は今の私に刺さるものが多かったなあ。



私にとっての奇跡

私の人生は決してドンベクみたいにドラマの主人公のような波乱な人生ではない。けれど、何か壁にぶち当たる度に、誰かと比べては自分を否定しがちだった私。しかしヨンシクに出逢ったことで、これからは相対評価ではなく絶対評価をしてあげよう、そう思わせてくれた。些細なことだけど、私の価値観を変え、心の荷をフッと軽くしてくれた。劇中のドンベクにとってのヨンシク如く、

私にとってのヨンシクは『椿の花咲く頃』だった。





奇跡を起こすのは環境だと思っていた私。そんな環境に着目しがちな私に奇跡を起こす対象が「人」である可能性をこの作品は見出してくれました。
そして、そんな存在に出逢いたいと思わせてくれて、最高に人が恋しくなった『椿の花咲く頃』は人生最高のドラマです!


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