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異動先で仕事を効率化しようとして学んだこと

 保育士で整理収納アドバイザー1級のshiroです。
 この春、異動で勤務先が変わり、保育士という職種は変わらなくても今まで当たり前だったことが、イメージ通りに進まないことが多くあります。
 これは一見面倒なことのようにも感じますが、当たり前を見直し、自分が成長するチャンスでもあると感じています。

①今までやってきたことがすぐには認めてもらえなかった


 昨年度、事務仕事の効率化を図るために事務手続きを簡略化した業務がありました。この業務は子どもの育ちにはまったく関係のない事務的なもので、方法が煩雑で、時間がかかるしミスも起こしやすいものでした…

 上司の許可ももらっていたし、仕事をしている上でなんの問題もなく、むしろミスも減らせるので、そのやり方を新しい園でも当たり前のようにやろうと思っていました。

 上司に一応確認した方が良いと周囲のアドバイスがあったので軽い気持ちで上司に確認したら、「以前の通り(簡略化する前の方法)でやってほしい。」と。

 理由を聞いても「決まりかどうかはわからないけど、今までそのような流れがあったから。」とのことでした。

 その理由では納得できなかったので、決まりがあるのかどうか誰に聞けば良いのか上司に確認。
 すぐに担当の課に自ら問い合わせると「そのような決まりはない。簡略化して問題ない。」とのことでした。
 上司に伝えると、了承を得ることができました!

 新しいこと(私自身にとっては新しいことではなくても)を始める時には、上司が了承を得やすいような準備をしておく必要があるのだと学びました。
 また、1度時間をおいて、決まりがあるかどうか自ら調べてその結果を知らせることで了承を得ることにつながりました。
 
 上司からすぐに了承を得られないからといって諦めなくてよかったです!

②中野信子さんの本「エレガントな毒の吐き方」について


 その本に「論破で勝ってしまったら、もう相手とのパイプがそこでなくなってしまう。」とありました。

 人は論破したい欲があるそうなのですが、相手との関係を続けていきながらも、自分の思いをどう伝えるのか考えたとき、論破しない方法、というのをよく考えていきたいと思いました。

中野信子さんの「エレガントな毒の吐き方」


③「オプトイン」と「オプトアウト」について

 木下斉さんのVoicyで「オプトイン」と「オプトアウト」について学びました。

オプトインとは、「全員の了承を得た上で仕事を進める」
オプトアウトとは、「反対意見があれば期限内に言ってもらい、なければ進める」
→仕事の効率化につながる

(とても簡単にまとめたので伝わりにくいかもしれません…詳しくはぜひVoicyを聞いてみてください。)

 私の職場ではオプトインが染みついていますが、自分ができる範囲でオプトインとオプトアウトを使い分けることを意識していきたいと思いました。

 今後、事務仕事の効率化を図るときや仕事の提案をするときは、この経験や学びを大いに役立てていきたいと思います。

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