技術書典 12 で買った書籍

職人の朝は早い。

職人はうちの子の方ですね。

技術書典 12 が今日までだったことを思い出し、気になる書籍を購入したので読書メモです。


読んだ書籍

デジタルクリエイターが紙の手帳に立ち向かってみた

「紙の手帳が続かない理由リスト」が共感しかない!!でした。

社会人 6 年目ぐらいまでは毎年手帳を買って運用していたのですが、デジタルに切り替えてから日々がただただ過ぎていくようになってしまった、何かをストックできているのか認識できなくなったと感じています。

紙の手帳が続かない理由が似ているので、紹介されている手帳の選び方・運用方法を参考にリベンジしたくなりました。ちょうど未開封のモレスキンが眠っています。


情報処理 特集別刷「植物と情報処理」

意表をつくテーマが気になって買いました。専門的で理解が難しいところもありますが、一般教養としてオススメです。

植物の情報処理を視る」ということで、受粉時に花粉から伸びる花粉管が胚珠の位置情報をどのように把握し、進路を変えるかの解説がおもしろかったです。

窒素(硝酸)を吸収すると成長中のの間での情報伝達の仕組み。窒素不足を伝えるための化学物質を作るにも窒素が必要で「そのための窒素すら無くなってしまった場合にどうやって伝達するか」という仕組みが企業の BCP みたいです。よくできてるなー。

座談会の記事の「コンピュータは情報を処理すると熱くなってしまうが、植物は熱くならずに処理している」という言葉が印象に残りました。


情報処理 特集別刷「ハードウェアセキュリティの最新動向」+ 小特集別刷「差分プライバシ」

先日腹筋ローラーを買いまして「物理がいちばんつよい」と認識したので、ハードウェアセキュリティについて読みました。

IC のサプライチェーン・リスクの話、HT (Hardware Trojan) を検出するための技術、TEE の解説。2020 年の記事ですが知らないことも多く勉強になります。ハードウェア領域のキャッチアップできてない…

そしてこんな note マガジンの存在を知りました。読もう。


戦艦大和 主砲の撃ち方

タイムスリップする可能性はゼロではないですし。

波の動きにマニュアルで対応する方法や、観測機の役割を学べました。「観測機って何のためにいるんだろう」と思ってたんですが、めちゃくちゃ重要ですね。

最近特に感じているのですが、マンガという媒体による情報の伝わりやすさって素晴らしいです。


おもしろい歴史教科書壱~参合本「戦国のお城はおもしろからくりハウス!」

お城の実用性に焦点を当てた本でした。天守閣はおまけなのです。(天守閣の楽しみ方も知れました。)

最近将棋をするようになったので「城が立派だと攻め気をくじかれる」気持ちがよく理解できました。お城のからくりは心理戦。

「築城にはセンスと性格の悪さが必須」などクスッとしてしまう表現が散りばめられており、学生の時に読みたかったです。そうすれば歴史の授業で寝なかったかもしれない…


これから読む書籍

Tech 寄りの内容なので、手を動かしながら読ませていただきます。

SGE Go Tech Book

プロダクト開発の経験がないので、ノウハウを共有いただけるのがありがたいです。Gopher かわいいです。


REST APIのための自動テストの実践 アジリティのためのテスト・アーキテクチャ

Go を使った REST API の実装と E2E テストを手を動かしながら学べそうだったので。個人でやりたいことに適用したいです。脱テストやるやる詐欺。


StreamYard Perfect Guidebook - 基礎から応用まで徹底解説!

最近 StreamYard を目にする機会が増えたのと、この先は配信スキルが必須になると思うので。テンションがあがる配信ができたらいいな。


Google Chrome - 拡張機能 開発大全

某 Chrome extension がちょいちょい不具合を起こし、原因を調べようにも仕組みをいまいち理解できていないので、extension を作れるようになればわかるやろ、と。


ほんとすごい

技術書典が開催されるたびに思いますが、書籍としてまとめあげる方々すごすぎです。ありがとうございます!!

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