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無敵の2chベースプリアンプ!Inner BambooのD-Ⅱ!

どうも。リーマンコントラバシストです。今回はウッドベースのプリアンプについてつらつらと記載していきます。

ベースはギターと違ってラインが主力なので音作りのためのプリアンプが大事にされる傾向があります。有名ミュージシャンのシグニチャーや憧れのベーシストが使うペダルプリアンプを求めるのは人の性、というより業(カルマ)なのかもしれません。

さて、ベーシストにありがちな要望は2系統の入力に対応したいという要望ではないでしょうか?エレキベースだったらフレッテッド(フレット有り)とフレットレス(フレット無し)の2本のベースを持ちかえることもあります。またウッドベースとエレキベースの二刀流ならばそれぞれを持ちかえることもあります。更にウッドベースで2種のピックアップを取り付けてブレンドすることもあります。要はベーシストの多くは2ch入力のプリアンプへのニーズをかかえているのです(実際に使うかどうかは別として)。

昔はアンプ側でそのようなニーズに対応していました。例えばWalter WoodsやACOUSTIC IMAGEとかですかね。いわゆる高級機です。

勿論ペダル型プリアンプも2ch仕様は以前からあったのですが、歪み+クリーン、のようにスイッチャー的な用途が強かったんですよね。それに対してInner Bambooは純粋にプリアンプとして上質でありEQを個別に加える、という要望に応えたモデルだったのです。

ざっくりと現在までに3段階の変遷をしており、まずデビューの型がこちら。DUAL BASS PREAMP。こちらが初期型。もうリニューアルしたので生産終了です。カスタムを受注されていたので仕様がちょっと違う個体が中古市場には見られるかもですね。DUAL BASS PREAMP。


次にリニューアルされた現行型。自分が使っているInner BambooのD-Ⅱです。

そしてそのちょっと後に発表され納浩一さんのモデルとなった上位バージョンがこちらのB-Ⅱ2。

サウンドは全体的にモッチリしてくれます。微弱なピエゾピックアップの電流でもしっかり増幅して使い勝手の良い音にしてくれます。ベースらしい音じゃないですかね。更にEQは使い勝手も良いです。中域はパラメトリックイコライザー(パライコ)なので音域ずらす意味で痒いところに手が届きます。2系統をミックスもできればそれぞれセレクトも可能。

最近よくあるコンデンサーマイク用のファンタム電源はつきません。実際はハウリングするからマイク使うの怖いんですよね。よさそうなんだけど。。あと消費電流が大きいので単独でアダプタが必要です。

総じてほしい機能がそろっているプリアンプなのでウッドベースの人も使いやすいんじゃないですかね。2chもいらないよ!って方には更にコンパクトな1chのSumo Preも最近発売されたのでそちらもよさそうですね!

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