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チューナーも色々ありますよね。

どうも。リーマンコントラバシストです。今回はチューナーのお話です。

人と生活を共にする以上、ある程度の約束事は大事です。自由でもいいけど最低限の決まり事というかね。音楽は振動(Hz)でできているのでこの軸も約束事として一定の決まり事を決める必要があります。敢えてずらす事もありますが、一般的なのはA=440Hz。

そもそもなんでA=440Hzなんですかね。調べると国際標準化機構(International Organization for Standardization:ISO)において1955年にISO 16として制定されているそうな。マジか。ISOで規定されているのか。すごいなISO。

基準が決まると次は純正律(調)と平均律の話が出るのですが、さすがyoutubeの時代。探せばさっと出てくるものですね。調べただけでしたり顔。アナログシンセによるサイン波による検証きたー。純正律が有効なのは2和音くらいまでで3和音以上になると濁るって初耳。だめじゃん。

上記youtubeの通り我々の世界で扱うのは平均律になったし、そのおかげで4和音以上の複雑なハーモニーができるようになったんですな。確かに平均律のピアノが楽器の王様になりますな。我々は隷属するしかないのです。ははー。

チューナーの測定原理は不勉強で知らないのですが、wikipedia だと下記の説明。「水晶振動子から得られたクロックを基準とし、入力した音の振動周期と基準音の相違を演算し、その結果を針やLEDランプなどに出力する」。おお、クォーツ時計と似たような原理っぽい。「1Hz=1秒間に1回の周波数・振動数」なので時間と同じ原理かな。って、クオーツ時計のパイオニアであるSEIKOもチューナー出してるし。そうなのかも。

振動を測定すればいいってことは、製品の形状及び入力方法は使い勝手で決まるってことか。一つの楽器の振動を測定する必要があるので対象振動への指向性が必要ですね。周囲に雑音が多い場合はピックアップでその楽器の振動信号だけを抽出して判定できるペダルチューナーが最強。ピックアップ付いているコントラバシストはペダル一択か。

ピックアップを装着しないアコースティックギターやヴァイオリンはペダル型が使えません。指向性が必要な場合はチューナー自身にピエゾ素子をつけてその楽器の振動のみ感知できるクリップ型がいい。

色々な用途に使う場合はカード型が無難。入力が2系統(ピックアップ入力・マイク入力)あるので使い勝手はよいです。ただ指向性が低いので集団の中で使うには不便。

理屈が分かるとチューナーの見方がちょっと変わります。

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私がコントラバスで振動を拾うピックアップはこちら。


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