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人生のお供にメトロノーム。

どうも。リーマンコントラバシストです。時の流れと共におっさんになってしまいました。さて、今回はメトロノームのお話です。みなさんずっとお世話になっていますね。

メトロノームの役割は時の分割。時の流れと等しく共に過ごす我々にとって時間の経過と分割を正確に把握する試みは日時計から始まり脈々と続いてきました。そして人類は遂に原子時計までたどり着き、誤差3000万年に1秒という驚異的な精度をたたき出したのです。現在我々が時間として認識している単位(国際単位系 仏: Système International d'unités:SI)はこの原子時計を基準としています。

メトロノームを考えるとなんと原子まで遡るとは。いかに我々の当たり前の生活が先達の苦労と英知によって築き上げられたか。そんな英知によって時は分割され、時が再構築されるBPM(Beats Per Minute)。BPMが121でも122でも変わんないよー、なんて口が裂けても言えません(言いますけど)。

古くは時計も振り子原理を使って一秒を設定していました。昔ながらのメトロノームはまさにその原理を使っています。懐かしー!振り子型メトロノームはカチカチとした音色がたまらなくよいので、ちょっと不便ですが愛好者がとても多いです。電池いらないし。

一方、現在では利便性の高さから多くの方が使っているであろうデジタル式。小さい!先日のチューナー稿で測定原理にクオーツが採用されていると知りました。デジタル機でチューナーとメトロノームが合体しているのは理に適っているのかも(実際の構造上の利便性は知りません)。最近はスマホのアプリも充実しているのでそちらに切り替えた方も多いのでは。

私の使い方はコントラバスの音をピックアップ拾って、ミキサー経由でメトロノームを聞きます。なので外部出力プラグ(ステレオミニプラグ等)が必須。頻繁にBPMを変更するのでダイヤル式が好みです。

その条件で選んだメトロノームがこちらKORGのKDM-3。機材は定位置に置くのが好きなので、大きめでしっかり置けるのが気に入っています。スマホもいいんですけど、メトロノームはリアルがしっくりくるので現物使っています。

ホントはBOSS のDB-90 Dr. Beatがフルスペックで一番欲しい。さすがにここまではお金出さなくてもいいかなー。

以上、皆さんの人生と共にあるメトロノームのお話でした。

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このメトロノームの信号を突っ込むミキサーの話はこちら。

メトロノーム音を耳に届けるヘッドホンの話はこちら。


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