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コントラバスのマシンヘッドはルブナーに萌えるよね?って共感してくれる人いるのかな。

突然ですが皆さんマシンヘッドは好きですか?僕は大好きです。マシンヘッド=糸巻きですね。コントラバスの弦を巻く部位。エレキベースでいうところのペグです。コントラバスは背が高く垂直に立つのでこのマシンヘッドが目立ちます。マシンヘッド萌えの自分的にはたまりません。軽い変態かもしれません。

コントラバスのマシンヘッドの変更はエレキベースのペグに比べて難儀です。エレキベースの多くは規格品を採用しているので同じヒップショットやゴトーのペグでネジ穴が特定しやすい印象があります。規格品でなくても最悪ねじ穴を開ければ取りけられます。なので購入と載せ替えのハードルが低いです。翻ってコントラバスのマシンヘッド。形状が全然違います。最大手のメーカーはルブナーだと思っているのですが、それでも何種類かあります。更にオールドの古さがエレベの比じゃありません。世紀を二跨ぎしたりします。つまりコントラバスの場合マシンヘッドを変えるのに規格が合わない(わからない)という不便さがあります。規格がバラバラなので調整が必要です。でも自分のベースを買ったらカスタムしたくなりますよね。しかもお金はかけたくはない。そんな時は自分で調べて馴染みの工房さんに相談してはいかがでしょうか。

私は新古品のコントラバスを購入し、仕様が明らかだったのでラッキーなことにマシンヘッドの型番を自分で調べることができました。なのでカタログをニヤニヤ眺めてどのマシンヘッドにするか具体的な妄想をすることができたのです。その中でもNo.140-129-6-Lという型番が気に入りました。

https://www.rubner markneukirchen.de/assets/rubner_katalog_klein.pdf

さてマシンヘッドのカタログはずっと見てても飽きませんが買い方がわかりません。型番をググってみると海外の販売サイトを見つけました。結構使い勝手がいいサイトです。海外版サウンドハウス?日本への発送も可能です。

お目当てのマシンヘッドは直輸入で買えました。なので馴染みの工房に持ち込み相談させて頂きました(常識的には先に相談ですよ!)。規格が合っていたのでスムーズに交換頂きバッチリ仕上げて頂きました。

しかし予想外のこともありました。穴位置によって調整が必要でしたし、何より巻き棒部の長さがコントラバスによってまちまちなのでペグのカットが必要だったのです。つまり仮に規格が合っていても素人ではほぼ無理。蛇の道は蛇です。やはりプロに任せるべきです。我々アマチュアはコントラバスへの投資回収効率を考えなくていいのです(そもそも回収できないし)。自分で考えてカスタムした楽器を眺めながら飲む酒はうまい。

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他に気になるパーツ。テールピースの話はこちら。

同じく変えたいパーツの筆頭エンドピンの話はこちら。


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