見出し画像

今夜は独りで寂しいの。。。そんな君にはルーパーがあるじゃないの。

ルーパー。良いですよね。コミュ障で友達のいないバンドマンの味方です。今時だったらDTMに行っているかもしれません。ルーパーのいいところ(というか唯一の使用目的)はその場でフレーズを録音してオーバーダビングができることです。

私のようなリーマンウッドベース弾きのニーズの一つとしてソロやフレーズ練習を楽しく過ごしたいというのがあります。折角の余暇の時間を使うのです。できるだけ楽しく過ごしたいじゃないですか。

バッキング演奏を鳴らす方法として古くはJameyのCDがあります。懐かしいですね。みんな何かしら持っていたなぁ。

最近だったらiRealがマストですかね。ほとんどの方がインストールされているのではないでしょうか。

以上のような市販の音源にお世話になっている方も大変多いと思います。しかし、ここではルーパーで自分でバッキングして活用する事を提案したいと思います。

我々ベーシストの演奏作業の多くはバッキングに費やします。当たり前ですがその成果を自分で体感することはありません。せいぜいライブ録音を聴き直して自分のプレイに一喜一憂くらいでしょうか。録音すらろくに聴かない方もいらっしゃるでしょう。そこでルーパーを使ってみませんか?という提案です。

やり方は簡単。①やる曲を決める。②メトロノームを鳴らす。③ルーパーを踏んで録音開始。④ウォーキングベースを1コーラス弾く。⑤ルーパーを踏んで録音停止。⑥ずっとその録音が流れ続けます。⑦それに乗ってテーマを弾いたりガイドトーンを試したりリックを試したり。

そうやって自分のバッキングで遊ぶとフロントが歌う際に気持ち良いか・気持ち悪いかのポイントが如実にわかります。ここは良い、ここは悪いって両方の面が見えて来ます。ルーパー使ってていいなぁと思うのは、フレーズを弾くのに頭のメモリを使っているのでルーパーを聴く方にあまり注意が向きません。なので目立つところだけわかります。よって自分のバッキングでの課題の優先順位がみえてきます。

課題はそれぞれでしょうが音選びであったり拍の入り方や切り方、音の伸ばし方、音量差などがあるかもしれません。そうやって聞くとなぜ自分のバッキングがイケてないかかがわかることがありますし、逆に思ってるほどひどくないというポジティブな捉え方ができる方もいるかもしれません。自分のベースラインを客観的にみれる体験は悪くないです。ヘタに動き回るベースラインよりがルート4分刻みの方が歌いやすいとかね(ああ本末転倒)。

さて散々ルーパーへの想いを語りましたが機材への想い入れはそんなにありません。そんな私がオススメするのはBOSSのLOOP STATION RC-1。

なぜか?今までの話の通り私はルーパーは自宅で使うと想定しています。なので裸足で踏みやすい必要があります。そう、BOSSの特徴としてスイッチが平面なんですね。なので裸足で踏んでも痛くない。日本メーカーならではの形状ではないでしょうか。

自宅で使えるペダルのイコライザーについてはこちら。

ルーパー機能はなくていいけどマルチがいい!って方はこちら。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?