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コントラバス教則本はまずシマンドルから、っていうのは真に受けた方がよい、という話。

どうも。リーマンコントラバシストです。今回はコントラバスの教則本についてつらつらと記載していきます。

学生時代はレッスンに殆ど通っていません。個人レッスンだったのですが音大生でもない学生に一回5,000円のレッスン代は正気の沙汰ではないのです。今思えばそうでもないのですが、その時代ごとにお金の価値は全然異なります。しかし結論から言うと早く習得したければレッスンは必須です。老い先短いおっさんには時間がないのです。仕事でもやり方を新しく見つけるよりもさっさと詳しい人に聞いて案件を進めるのが普通でしょう。特に体系だった理論なら尚更です。再開してからコントラバスレッスンを月1で受けています。最初に赤シマンドルをやりました。

内容はシンプルです。一人でもできそうです。でも先人の知恵は偉大です。習っていると独学では気づかないことを多く学ぶことができました。月1回のゆっくりペースで1年半くらいかけて基礎を終わりました。初めてこの楽器と向き合った気がします。その後、先生とレッスンの方向性を話し合う際に「ジョン•パティトゥッチになりたいです!」と希望を伝えたらハイポジ主体のナンニー(NANNY)に移りました。国内に楽譜がなかったのでフランスamazonから買いました。その場でフランスからポチれます。なんという時代でしょう。たぶん2週間くらいで届きました。

ハイポジ主体のNANNYに半年ほど取り組みましたがボウイング技術がまだ不足していた自分にとっては適切ではなかったようで一旦中断しました。現在はシマンドル30のエチュードに取り組んでいます。

https://tinyurl.com/y8b2kxya

アルコは奥が深い。BPM86の16分音符の難易度の高さよ。。。ひたすらYouTubeを見ながらギコギコ動かして体に覚えさせています。不器用なのは身体が記憶できていないから。記憶できなのは回数が足りないから。「何をやるかより、やるかどうか」とは好きな言葉です。そして老い先短いおじさんは今日もギコギコ弓を動かすのでした。

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余談です。この方がジョン・パティトゥッチさん。この写真は随分と若いですが、バカテクベーシストと言えばこの人だったのです。なのでスピリチュアルな印象のあるウェイン・ショーターのバンドに入った時は驚きました。そういったイメージが全然なかったからです。でも元々弦楽器とコラボやチックコリアのタイムワープなど小作品系を作り続けてきたから既定路線だったのかもしれません。本当にカッコいい。

シマンドルを弾くために必要な弓の話はこちら。

その弓につける松脂の話はこちら。


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