見出し画像

高校1年生の勉強 ~二次関数は二次試験とかぶる~

高校生になると格段に数学が難しくなり、着いていくのがしんどくなってくる。それは子供もそうなんだけれども、親もそうである。

担任の先生から、数学がどんどん難しくなってくるから、お父さんも見守ってやってください。と言われたけれども、見守ろうとするこちら側にも相応の覚悟がないと見守ることすらできない。

何より、久しく数学の問題からも離れているわけだから、場合分けの問題が出てくるといろいろ考えなくちゃならなくて、頭がごちゃごちゃしてくる。

経営の問題を考えているとMECEなんと言うて、漏れなくだぶりなく、網羅できているかどうかを考えることをクセづけているわけだけど、数学はまさにMECEであって、これを抜かしてしまうと正答に辿り着けない。

令和3年度の中小企業診断士二次試験の事例Ⅳで、損益分岐点を出す問題のところ、本来ならMECE的に考えて正答を導くのが本来であろうけれども、例のごとく時間の少ないテストなものだから、漏れなくパターンわけが出来ていない状況で正答と思われる数値に辿り着いたからそれを書いた。それ以外もあってだけど70点を叩き出せたから、現実社会においては、MECEとまでは言えなくても答えが出たらそれはそれでオッケーなのかなあと思う。

だけど、数学という学問はそれは厳格で厳しいものだ。無論部分点はいただけるかもしれないけれども、場合分けが全部できていなければやはり多くの点数は見込めないと思う。

息子と一緒にあるf(x)における最大値、最小値の問題を幾問か解いていて、なんとなく場合分けのクセを思い出してきた。
f(x)を平方完成させて、上に凸か下に凸か、a<0の場合、0≦a≦1の場合、1<aの場合などなど、この歳になって数学を考えると、論理的に考える型のようなものを思い出す。

論理的に考える型のようなもの。これは、中小企業診断士試験の勉強でもよく出てきたフレーズ。高校数学をやってハッと気づかされる。
現実社会は、MECEとは言いながら、ある程度のところで答えらしきものに到達したらいい。だけど、中小企業診断士は試験だから、高校数学のように決められた型のもとで解答を作成する方がより点数が取れるのではないだろうか。

二次試験を勉強されている方。今から高校数学をやるような時間はないでしょうけれども、高校数学の場合分けの考え方や解法を眺めてみるのもいいかもしれません。

#高校1年生 #二次関数 #中小企業診断士 #二次試験



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?