TwitterでのJASRAC管理楽曲の利用申し込み
このたび、TwitterでJASRACが管理している楽曲の利用許諾を得ることができました!
申し込みの流れや実際のやり方が分かりづらいので、簡単にまとめてみます。
そもそも利用許諾とは?
世の中のあらゆる楽曲には著作権があり、勝手に利用できません。
特にJASRACが管理している楽曲(日本のメジャーで流れているほとんどの楽曲)を利用する際は、大まかに次の2つの手続きが必要です。
原盤を一部でも利用する場合:ほとんどの場面で手続きや使用料金が必要(この記事の対象外)
自作オケを使用する場合:JASRACへの許諾申し込みが必要
この「自作オケを使用する場合」は、さらに投稿先がJASRACと包括契約を結んでいるか否かによって次の2つに分かれます。
YouTube、ニコニコ動画、インスタなど:包括契約を結んでいるので個人の対応は不要
Twitterなど:個人でJASRACへの許諾申し込みが必要(カバー、歌ってみた、弾き語りなど)
というわけで、Twitterに既存楽曲のカバー、歌ってみた、弾き語りなどをあげる際は、個人でのJASRACへの申し込みが必要です。
さらに編曲(アレンジ、替え歌など)は別途著作者への編曲許諾が必要になります。こちらの記事をご参考に。
利用料金、期間
個人・非営利でのTwitterでの公開に限ると、
「1年間で10曲までは11,000円」
です。
申し込みの流れ
J-TAKTのホームページから申し込み
申し込み後に表示される許諾申込書をプリントアウト、押印して郵送
Eメールが返ってくるので確認
Eメールで許諾番号が通知される
同時に郵送される許諾書に同封される請求書で支払い
申し込みはオンラインで完結せず、リアルの書類を郵送する必要があります。
一通り実施するためには2週間前後の期間が必要になります。
申し込み方法
J-TAKTのホームページより申し込みます。
基本的にはサイトに従って申し込みますが、分かりづらい所を解説します。
以下、Twitterでの個人・非営利の使用方法の解説です。
団体や営利目的の方は、それぞれの正しい申し込みをお願いします。
1. ホームページからの申し込み
申し込み場所は、まずは「個人」から。
続いて個人である事の確認の後、申し込み区分を選択します。
Twitterでの公開は「ストリーム形式」「リクエスト回数報告不可能」を選択します。
他の選択項目は、個人や非営利であることの確認です。
その後は個人情報などを入力、いくつかの確認を経ると、最終的に申し込みが受理され「許諾申込書」をプリントアウトできるようになります。
2. 許諾申込書の郵送
表示された申込書をプリントアウト、押印して郵送します。
申込書はホームページにログインすることで何度でも印刷可能です。
3. Eメールでの確認
1-2週間ほどで担当者様からEメールが届きます。
いくつかの確認をするためにEメールの返信をします。
4. 許諾番号が通知される&利用料の支払い
Eメールで許諾番号が連絡されます。
並行して許諾書と請求書が郵送されるので料金を支払います。
許諾番号が通知されたら
許諾マークと許諾番号をトップページに掲載するよう連絡があります。
Twitterの場合は、以下のいくつかの組み合わせで使用している方が多いようです。
プロフィール欄に許諾番号を明記
プロフィールヘッダ画像に許諾マークを掲示
投稿時に許諾番号を明記
私はこんな感じでヘッダ画像に組み合わせてみました。
いかがでしょうか?
そもそもどこから申し込めばいいか分からなかったり、選択肢が分かりづらかったり、プリントアウトと郵送が必要だったりとで、二の足を踏んでる方も多いのではないでしょうか?
そんな方々へのご参考になれば幸いです。
良いTwitterライフを!
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