【カード評価】頂上決戦未来予想図
こんにちは。ロボ猫ふらみーです。
頂上決戦のカードリストがついに公開されました！胸が高鳴る！
今日は新環境の未来を一緒に見ていきましょう。ついでにカード評価もしていきます。
1 王者緑キッド
新環境の始まりは、前環境の王者からです。8キッドで盤石な防御を固め、バジルホーキンスやリーダー能力で盤面を掌握して環境を支配し続けました。
緑キッドが頂上決戦で得るカードは3枚あります。
光月おでん
リーダーキッドの能力を持ったキャラです。しかもでかい、強い、かっこいい！KO時に遺志を継ぐ者が出てくるので、10カイドウや海軍を苦しめることが約束されています。
その他の相手にも出した次のターンから巨大な8000パンチ2回が火を噴きます。緑キッドにおいては、モモの助から連れてこれるフィニッシャーという点も非常に高いです。今までモモの助はネコマムシやお菊など補助的なカードしか連れてこれなかったからです。これからは、モモの助から勝ち筋までたどり着けるようになります。
が、過信は禁物です。出した時点、つまり後手4ターン目や先手5ターン目にはこれといって場に影響がありません。圧倒的な強さと言うよりは、「ダグラス・バレットより除去耐性分だけ強い」。これが筆者の見解です。
おでんを出した時点で盤面が4.5対5.5くらいまでなら捲れるけど、それを切っていたらそのまま押し切られる可能性が高いです。
2弾環境からはほとんどのデッキが強くなります。中盤以降は、場に出た時点で何もしないキャラを出してしまったがために敗着になるケースも出てくるでしょう。つまり、出た次のターンから遅れを一気に取り戻せるかが焦点になります。
せっかくなので、他のリーダーとのかみあわせも見てみましょう。
・3コス5000の群れを並べられる緑青サンジならダメ押しのフィニッシャーとして文句なし。
・他の緑デッキでも五分五分近い盤面でできれば出したい
・赤緑のリーダー二人とは能力が何もかみ合っていない
ヤマト
モモの助ルートの強化その2。今まで緑キッドは5コスト以上のキャラを寝かせるのに苦労していました。お菊が殴れば確かに寝かせられるものの、返しでお菊を失うリスクと隣り合わせです。
このヤマトならノーリスクで寝かせて攻撃に行けます。
そしてもう一点大事なことですが、後手1ターン目モモの助起動からとりあえず2ターン目に6000を置ける点も見逃せません。後手の動きがさらに強化されるのです。
ロロノア・ゾロ
後手1ボニー起動から2ターン目に6000着地ルートが増えました！先述したヤマトの能力はありませんが、こちらはガード値がついているから防御面で安心！
緑キッドまとめ
前環境王者緑キッドや、モモの助から連れてこれるカードが大幅に強化。後手の動きも盤石に！
2 海軍三大将見参
頂上決戦で着々と戦力強化した緑キッドの覇道へ待ったをかけるのが海軍です。
サカズキ
先手3ターン目にバジルホーキンスを出そうものなら、サカズキの餌食です。バジルホーキンスに限らず、5コストキャラすべてです。海軍相手に5コストを出したらそれだけで敗着となりかねません。アドバンテージ面ではお互い1枚ずつの損失ですが、テンポ面では大差がつきます。
サカズキは海軍のキング的存在です。向こうと違って、手札1枚要求されるものの、対象範囲がコスト5と広い。しかも、相手キャラのドンコストを下げれば8キッドもKOできる優れものです。もっとも活躍するのはリーダーがコストマイナスをばらまく赤黒ガープです。
他の黒絡みのリーダーでも強カードですが、シナジー抜きに使うことになるでしょう。例えば、リーダーがサカズキなら能力がかぶってしまいます。ゼットもKOに特化しています。しかし、リーダーとのシナジーなんか関係なく、圧倒的なテンポをとれるサカズキは必須枠として降臨し続けることでしょう。
クザン
海軍を支えるクザン。ほぼすべての紫デッキに4枚入っているクイーンと同じ位置づけです。
海軍は除去するのに手札の消費を要求されます。コビーしかり、ガープしかり、サカズキしかり。彼らのために手札を確保しつつ、さらには相手キャラのコストも下げてお膳立てまでしてくれます。クザンなくして海軍はきちんと動きません。
海軍を相手にする場合、このクザンを倒さないことには9コスキャラまでが射程範囲に入ってしまいます。
クザン＆サカズキが緑キッドのキャラを片っ端からせん滅していきます。王者緑キッドも、対海軍では序盤から顔面を狙いに行ったり、盤面はそこそこでとどめたり、出すターンをずらしたりといった工夫が必要になります。
ボルサリーノ
海軍の除去は手札も捨てるし、1体ずつしか除去できない。ならば、低コストのキャラを並べて押し込んでしまえばいい。
そう、赤ゾロが牙をむいて襲い掛かります。しかし、そこで立ちはだかるのがそびえ立つ壁、ボルサリーノです。ジェットピストルも効かず、5000アタックは問答無用でシャットアウト。
彼の前でもじもじしてしまったら、サカズキが除去しながら殴ってくる。あっという間に攻守逆転です。
海軍まとめ
三大将で緑キッドの盤面はせん滅。挑んでくる赤ゾロも返り討ち。
3 財布の保護者、青ドフラミンゴ
「王者緑キッドが海軍に駆逐される」
環境初期の変化で漁夫の利を得るデッキがあります。
青ドフラミンゴです。天敵の8キッドが数を減らします。海軍の除去は強烈ですが、坊主めくりを繰り返すだけで戦線はすぐに復活します。畑から戦力が取れるので、サカズキを何発喰らおうが問題ありません。
適当なタイミングでサカズキにはミホークを喰らわせましょう。
青ドフラミンゴ使いが頂上決戦発売日にやることは簡単です。
1000円札を1枚握りしめて、上記2種類を4枚ずつシングル買い。お釣りでランチ。
「ボックスの抽選が当たらない」
「シングル価格が高すぎる！」
王下七武海でそんな話は全くありません。たった1000円で大幅強化＆ランチ付き。ワンピカードの待遇が良すぎます。
くまはサイズこそ3000と心もとないですが、手札を増やしてくれます。7ミンゴも9ミホークもウェルカム！ついにエドワード・ウィーブルにサヨナラできるかもしれません。
ゲッコーモリアは待望の6000キャラです。坊主めくりではどんなによくても5000キャラしか出てきませんでしたが、ついに大当たり枠が導入されました。レストの6000キャラは容易に倒されません。
青ドフラミンゴまとめ
予算1000円未満！財布的にカチグミ！
4 我が道を行く紫カイドウ
「先手3ターン目の5コスキャラがサカズキに咎められる」
この環境変化をものともしないデッキが一つあります。紫カイドウです。鬼ヶ島を引けなかったときのプランBババヌキを、マゼランに変えるのです。
先手3ターン目マゼランで、海軍は後手3ターン目にサカズキを展開できなくなります。4ターン目にマゼランを除去しようにも、2ドン戻しのペナルティが待っています。
海軍以外に対しても、2ドン戻しのペナルティが相手にマゼランを処理するのを躊躇わせます。「すぐには死なない6000キャラ」として、2-3回の攻撃も約束されたものでしょう。紫は優良キャラで殴り続けるプランも手に入れたのです。
紫カイドウが手にした強力イベントです。使い勝手の悪かった雷鳴八卦に変わることでしょう。地獄の審判であれば、殴ってきたキャラやリーダーを2体まとめてパワーを下げるのが特徴です。「1枚＆1ドンで2点分のライフを守れる」防御面も盤石です。
ちなみに、紫が絡めば地獄の審判は入れられるので、青紫カイドウ、青紫クロコダイルなどもちゃっかり戦力強化となります。
5 マトリョーシカ赤緑ルフィ
主人公であるにも関わらずなかなか日の目を見なかった赤緑ルフィ。それでも1弾環境では長らく筆者の相棒として活躍しました。
新環境では、公式からの大幅なてこ入れです。後手なら2ターン目にナミ。次のターンにリーダー能力絡めて2回アタック。最大で手札が3枚増えます。4ターン目にルフィからブルック→ニコ・ロビンとつなげれば、最大4面展開です。これぞマトリョーシカ。次のターンに総攻撃で趨勢は決まっていることでしょう。
ちなみに、ここまでマトリョーシカを決められなくても、7ルフィから4コス6000を出せるだけでも十分です。ルフィで防御を固め、6000が2回殴るモードになれば勝利は目前だからです。
従来の8キッドをラディカルビームで守る鉄壁型は、海軍の登場で解体に追い込まれます。10クザンや4クザンのドン下げから滅多打ちにされてしまうからです。
6 ダークホース青紫クロコダイル
ついに出た0コスイベントです。このカードの登場を首を伸ばして待っていたのが青紫クロコダイル。青紫クロコダイルはリーダー能力の都合上、手札を3-4枚程度にとどめておきたいです。そのため、ガード値のない7コス以上のフィニッシャーが手札に溜まりやすく、追い詰められるとリーダー能力が発動できずに詰む問題を抱えていました。
そんな辛い生活もゴムゴムの雨が洗い流してくれます。かさ張って出し切れないフィニッシャーを実質カウンターに変えてくれるのです。
パワーカードてんこ盛り型クロコダイルが環境を席巻するかもしれません。
7 新しきリーダーたち
ニューゲート
パワー6000、毎ターン寿命でライフが1減る。とんでもない強さとデメリットをあわせ持つリーダーです。彼のもとで働く部下たちを見てみましょう。
ビスタ
今までありそうでなかったカードがついに登場しました。これでブロッカーをせん滅です。ちなみに赤緑系統のデッキで、トラファルガー・ローを絡めて使いまわせば軽量キャラたちの盤面は崩壊です。
殴らなくてもちゃんと仕事ができる点ではニコ・ロビンよりも上です。しかし、盤面への圧力やナミで連れてこれる点まで考慮すると、どちらを採用するかはデッキにより異なる結論になるでしょう。
ビスタがもっとも輝くのはニューゲートのもとです。彼には寿命があります。ニコ・ロビンで1ターン待っている余裕はありません。なんでも「今すぐ」が最適解です。寿命が来るまで耐えて、「最後にどでかいパンチをお見舞いしてやる」そんなことを考えている相手の目論見を崩せます。立ちはだかる者共を蹴散らし、寿命が来る前に相手を血祭りにしてしまう。これが新リーダーニューゲートの基本プランです。その縁の下の力持ちとしてビスタはこれから長らく活躍することでしょう。
キングデュー
ヴェルゴやババヌキがついに赤にも出ました。サイズで戦えるようになりました。が、誰のもとで輝けるのかを考えると、意外と出番が限られることに気づきました。ルフィやゾロだと速攻で殴れる方が優先されます。
ニューゲートのもとでこそ、継続的に殴れるキングデューが輝きます。
なお、海軍の相手には1000カウンター要員として投げ捨てます。
エース
「どすこいルフィ」ことプロモルフィとはいったい何だったのか。ほぼほぼ上位互換としてエースが現れました。ニューゲート専用機として世界を震撼させることでしょう。2体弱体化させて、エース＆リーダーで両方とも処理という虐殺現場が各地で繰り広げられることが予見されます。白ひげ相手に2体寝かせるのはとっても危険だと覚えましょう。
迫りくる寿命を回避します。リーダーがニューゲートでラディカルビームとセットなら、パワーはなんと12000。最後にワンパン叩きこみたい相手に立ちはだかります。動くゴールポストで相手を翻弄しましょう。
リーダーがニューゲートで輝くのは見ての通りなので、ついでに赤黒ガープでも輝くことをお話しします。彼のライフは混色ゆえ4。序盤の攻撃を通してあっという間に2。もうラディカルビームが熱息です。そしてニューゲート降臨。リーダー能力とこれといったかみ合いがなくても、例の如くラディカルビームとセットでパワー11000で防御は盤石です。
ニューゲートまとめ
筆者もまだよくわからない！寿命怖い！
サンジ
「3コス5000バニラが実質1コスに！」
筆者が最も注目するリーダーです。
・後手2ターン目に3コス5000が2体出てくる。
・先手2ターン目に3コス5000を出した後にボニーやモモの助起動。
・3ターン目にトラファルガーローで3コス5000を出しても気持ちいい
具体例をあげるだけでも様々な使い道があります。
わかりやすく言うと、3コス5000がサンジのもとでは「実質1コス5000」に変身するわけです。
筆者が知る限り、1弾環境で３コス5000バニラを使うのは青ドフラミンゴだけです。赤なら速攻ゾロ、緑はお菊といった具合に3コスバニラはほとんどのデッキから抜けていきました。
しかし、「実質1コス5000」なら話は変わります。パワー5000の群れを高速展開し、浮いたドンはリーダーを7000にしたり、オーバーヒートを構えたり、モモの助たちに回したりできます。
イワンコフ
「無から有を生み出す」
気持ちいいリーダーの2トップのもう一角がイワンコフです。サンジがドンをどんどんねん出するのに対し、こちらは手札を使い切れば増えていきます。食べても食べてもなぜか減らない焼肉です。
お互い毎ターン1枚ずつしかカードを引けないのに、イワンコフは一度軌道に乗れば毎ターン実質3枚ドローです。自分のキャラを処理されても、次から次へと後続を展開して相手の心とリソースと刈り取りましょう。
青イワンコフが4ターン目に決めたい動きがこの二人のコンボです。イワンコフを出す→登場時効果で6ルフィ→手札を捨ててバウンス。7000のキャラが一気に2体登場。7000のキャラの相場はヴェルゴやババヌキなど5コストです。2体を定価で並べようとしたら10ドンかかります。イワンコフ＆ルフィコンビだとたった7コス！定価の3割引き！しかも手札を捨てればバウンスまでオマケでついてきます。踏み倒しの気持ちよさをぜひ味わっていただきたいのです。
エキシビジョン
今回のエキシビジョンでは、叩き台を何個か置いていきます。
青ドフラミンゴ
青ドフラミンゴは財布に優しいだけでなく、ちゃんと強さも磨かれています。新戦力のモリアとくまがパワーラインやアドバンテージをもたらします。
5コスキャラはサカズキを警戒して枚数を減らしてスタートしてみましょう。
坊主めくりのヒット率も格段に上がっています！
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