【観戦記事】オリパ練習会決勝戦サギフエ(紫カイドウ)VSkei(緑キッド)

ある日、突如練習会が開催された。

ワンピプレイヤーたる者、腕だけでなく運もオリパで磨かなければならない。このコンセプトに賛同した猛者たちが決戦の地、町田西友TSUTAYAに集結した。激戦の果てに決勝に進んだのはサギフエとkeiだ(敬称略)。
サギフエはワンピカード発売から紫カイドウを一途に使い続けている大ベテラン。スタンダードバトルでは上位卓に鎮座する姿をよく目にする。先日も綱島で決勝卓まで駒を進めていた強豪である。
対戦相手はkei。先週のフラッグシップで優勝している。

さらに付け加えると、準決勝で勝利した後にオリパからシャンクスをぶち抜く豪運も見せつけている。決勝の場で強豪同士がぶつかる。
じゃんけんに勝利したサギフエが先手をとる。
keiが後手1ターン目にブロッカーキラーを立てて静かに火蓋が切って落とされる。
サギフエは2ターン目に鬼ヶ島・・・とは行かず、ひぐらしを立てリーダー攻撃でライフを4に削る。
鬼ヶ島を立てられなかった相手を尻目にkeiはモモの助からお菊を手札に加え、ボニーとベッジを展開する。軽量キャラを大量に並べることで、カイドウの処理が追いつけないようにする算段である。リーダーの5000アタックが通り、ライフはお互い4へ。
相手のドローエンジンを放置してはゲームが成立しない。サギフエはモモの助を討ち取り、ウタを追加して防御を固める。
keiは6000アタックでカイドウのライフを3に落とし、バジルホーキンスを追加する。サギフエはカウンターを引けていないのか、それともキーカードを探すべくライフで受けていたのか。
バジルホーキンスの前ではブロッカーが機能しないため、「獅子威し御所地巻き」で難をしのぐことに。紫カイドウ一筋のサギフエがたどり着いたギミックカードだ。ここで鬼ヶ島を展開することで、失ったドンも補充する。リーダー攻撃も通り、お互いライフは3に。
keiはリーダーを7000にしてカイドウを追い詰める。ライフは2へ。バジルホーキンスをお代わりし、ボニーを起動してターンを返す。
先手5ターン目を8ドンで迎えたサギフエはボニーを討ち取り、福ロクジュを呼び出し、2ドンを構えた。このターンを2体のブロッカーと恐らく握りしめている雷鳴八卦でノーダメージで耐えきれば、次のターンに10カイドウで勝ち筋が見える。
keiはイゾウでウタを寝かし、ホーキンス7000で撃墜する。そしてリーダーにも襲い掛かる。これには雷鳴八卦が飛んでくる。次にリーダー7000で攻撃を仕掛けるも、ブロッカーに阻まれる。そしてキッドを起こし、余っていた1ドンを追加して8000でアタック。さすがにこの攻撃を防ぐ術はなく、サギフエのライフが1に。ここでサギフエの10カイドウプランが瓦解した。ライフ1ではリーダーキッドの12000アタック2回を防ぎきれないからだ。
10カイドウプランの代わりに、御所地巻きでバジルホーキンスを倒し、ウタを追加し、1ドンを構える。福ロクジュがライフ2まで追い詰める。ライフ2であれば、次ターンにリーダー能力から詰みまで道が見える。
keiは7000アタックで相手のライフを0まで追い込むものの、とどめをさすのは難しいと見てトラファルガー・ローで守備を固める慎重な立ち回りを選ぶ。ローのお供で出てきたお菊が次のターンに確実に仕留めるべく刃を研ぎ澄ます。
サギフエは7キングでベッジとお菊を仕留める。福ロクジュでライフを1まで削り、3ドン構えて次のターンが来るのにかける。
が、無情にもイゾウにウタが寝かされ、リーダーを守りきることができなかった。

kei優勝!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?