【エリア予選】天啓イワンコフ調整記
こんにちは!ロボ猫ふらみーです!
今日はイワンコフのお話です。フラッグシップ優勝の絶頂から、エリア予選2敗ドロップのジェットコースター。
今回の調整記は、これからエリア予選を控えるプレイヤーの方への参考資料です。
・これからイワンコフを調整してみたい
・調整ってどんな感じか
・どこに罠が潜んでいるか
こういった点を一緒に勉強していきましょう!
最新のレシピはエキシビジョン末尾で解説しています(6/27追記)
1 メンタルワンピ
新リーダーが公開されてから、調整方法としてメンタルワンピを一人でやっていました。
メンタルワンピとは、筆者がメンタルマジックを参考に考案した遊び方です。
簡単に言うと、リーダーを決めたら、手札はすべてそのリーダーが使えるカードに自由自在に変身するものとして戦います。
つまり、すべてのカードは都合よく2000カウンターになるし、9ニューゲートになります。
ただし、あまりにも自由すぎたらつまらないので、以下の制約を設けています。
・紫カイドウの先手2ターン目鬼ヶ島は禁止
・同じ名前のカードは2回までしか使えない
・ウタやオールサンデーで回収する場合は、回数制限の影響を受けない
・トリガーは一切発動しない
メンタルワンピをやることで、強いカードが一瞬で判明します。しかも、お呼びがかかったカードをメモしていくだけでデッキができるのです!ついでにプレイングも勝手に身に付きます。理想の動きがわかるのだから、それに近づけるだけです。
筆者の一人メンタルワンピでは青クロコダイルが最強でした。戦桃丸、ピラフ、オールサンデーからレッドロック連打。圧倒的アドバンテージの前に幾多のリーダーが膝を屈したのでした。
2 くまくまクロコ
メンタルワンピから生まれた最強クロコダイルはこちらから。
速攻エースや炎帝もなんとか受け止められるし、戦桃丸からブロッカーを出し続ければ、さながら無限ライフです。
メンタルワンピでいろんなデッキの理想的な動きは調査済みなので、プレイングもある程度は固まっているのも大きかったのです。
白ひげ相手はバウンス連打で縛り上げる。
エース相手にはくまを立たせておけば炎帝でライフを一気に持っていかれることもない。
レベッカにはバウンスが刺さる。
黄色にはブロッカーが盤石。
ゾロ相手も竜巻壊風が突き刺さる。長引けば戦桃丸の無限ライフで耐えらえれる。
「敗北を知りたい」
そう思うくらい、開発当初くまくまクロコは無敵を誇っていたのです。
3 クロコ、大破
リストが徐々に公開され、至るところでの新環境調整会に参加しました。メンタルワンピ産くまくまクロコは相変わらず無敵を誇りました。
三千世界とレッドロックで相手キャラを処理、ミホークや戦桃丸はカードパワーを遺憾なく発揮し続けました。
「もう第四弾で調整することは何もない」
「最強クロコで広島はもらった」
驕る平家は久しからず。ある日のこと。
「町田組動画見てます!」
元気よく挨拶され、フリー対戦へ。スズと名乗るプレイヤーが出したのはイワンコフ。
本人曰く、「リーダーパラレルが当たったから運命を感じてずっと使っている」とのこと。
ボコボコにして貴重な町田組動画視聴者を失うわけにもいかないので、「いい具合の試合展開に調整するか」と適度に調整する気持ちでいました。これが完全に油断でした。
いざ戦い始めると、ボコボコにされていたのは筆者だったのです。
6コストかけて出す戦闘丸&パシフィスタに対し、7コストでイワンコフ&ルフィ。6000&4000対7000&7000(こちらの6000は手札に戻される)。たった1コストでとんでもない差がつけられます。
レッドロックでルフィこそ倒せるものの、相方のイワンコフが残るのが癌でした。筆者の体感では、レッドロックをうつと5ドン分テンポを損します。撃てば撃つほど負けに近づくのでした。イワンコフをおかわりされようものなら、盤面の差は絶望的になります。ミホークやカイドウで咎めようにも、先に殴られていては焼け石に水です。
こちらが攻め返してもリーダー能力の差を見せつけられることに。クロコダイルの能力はイワンコフやルフィには当たりません。ほとんどインクの染みでしかないのに、相手はちょうどいいタイミングで2ドローを進めていきます。こちらがピラフに3ドン支払っているのに、イワンコフはタダでピラフを食べていたのです。しかもお代わり自由。
「たまたま相手の引きが良かっただけかもしれない」
再戦を申し込み、またしてもクロコダイルの上位互換としか言えない動きを決められ敗戦。
「このまま負け続けても町田組のファンが減ってしまう!」
そしてまた挑み、敗北を繰り返したのです。
0勝4敗。
それでも筆者が見落としていた戦い方があるのかもしれないと思い、後日調整会で再び対戦。
1勝5敗。足掛け2日で1勝9敗。
もはや天敵と言うレベルを通り越して、当たった瞬間に投了です。
現実を認め、デッキレシピをシェアしてもらうことにしました。
第四弾から補強はレッドロックのみ。クロコダイルが防御しながらうつレッドロックに対し、イワンコフはキャラ展開後にうって勝利を確定します。ミホークやカイドウで抑え込もうという目論見を完全に打ち砕くのです。
ペローナもカマーランドも採用、2000カウンターは重厚な15枚体制。
「世間がイワンコフに気付いた瞬間にクロコダイルを握る意味がない」
こうして翌日には、イワンコフのパラレルパーツを買い求めに行ったのでした。
圧倒的なカモがいるのも重要な点です。青クロコダイルを握りしめたプレイヤーたちを一網打尽にするストーリーを描けるからです。
4 無限解体編
筆者もデッキビルダーとして、新たに研究を始めることにしました。白ひげにも勝てて、クロコダイルにも勝てて、そしてイワンコフにも勝てる最強デッキを探し求める旅です。
イワンコフの研究はスズに任せることに。パラレルのパーツを買って筆者は満足していました。
謀略の王国発売後の非公式大会でスズは4勝2敗。青紫カイドウに敗北を喫していたものの、白ひげをきちんと打ち倒していたのです。何より、じゃんけんにすべて負けたにも関わらず、きちんと勝ち越していたのに好感を持てました。
イワンコフと言ったら先行デッキなのに、じゃんけんで負けても戦えるなんて!
デッキ探しの旅に失敗しても、「いざとなったら帰れる場所」としての立ち位置をイワンコフは確立したのです。
そして始まるクソデッキライフ。スクラップ&ビルド。
ここからは筆者が夢見て課金してしまったデッキたちです。先行投資。
おリンマム
おりんがトリガーから飛び出すビックリドッキリメカニズム。あまりにも体が柔らかすぎて、ロングシュートをしょっちゅう決められて解体。
ロシナンテキッド
ロシナンテがあまりにも気持ちいい。でも、8キッドの方がいい。フィルムキッドのブロッカーたちが超えられなくて挫折。桃源十拳がきかない。
シュガーのテキスト上半分はインクの染み。
超徳徳カイドウ
10カイドウでイワンコフもフィルムドフラも圧勝だ!徳を大量に使ったにもかかわらず、あらゆるデッキに負け散らかしたので解体。
ヤマト入りイッショウ
山川杯の秘密兵器。夢とロマンに溢れすぎてて現実が何も見えていなかった。予選敗退。forestくんとの撮影でも大敗して解体。
アグロクイーン
カタクリの速攻とルフィのダブルアタックで一気に蹴散らしてしまえ!
蹴散らしたのは自分自身。柔の拳で剛の力を求めるのは無理がありました。
5 人柱、スズ
幾多のおもちゃデッキを作っては壊したことで、筆者の遊び心は満たされました。「真面目に調整せねば」。スズにシェアされた改良型レシピを握って近所のスタバへ突っ込みます。
当時シェアしてもらったレシピがこちら。
カウンターが潤沢。相変わらず安心感抜群。
後手からゾロを捲った点にデッキパワーを感じるものの、環境トップメタの白ひげとドフラミンゴに敗れたのは気になるところでした。
翌日の撮影でも、イワンコフはときえんくんのドフラミンゴが誇る重厚なブロッカー群の前に屈したのでした。
「そろそろ広島に持ち込むデッキを真面目に考えるか」
バイソン杯ではチーム内に候補デッキを揃えました。麦わら白ひげ1勝。スズのイワンコフも1勝止まり。相変わらずドフラミンゴの重厚な布陣を超えられなかったのです。筆者のアグロクイーンは3勝したものの、大会後のフリーで白ひげにコテンパンにされたので解体。
イワンコフをもう少ししっかり見たいということで、筆者が白ひげを握ってスズと対戦。ここで4タテしてしまうのでした。出会った日にやられた4タテをこんなところで決めなくても・・・
「広島にイワンコフ持っていくの止めた方がいいのでは…」
冷静なスズの提案は聞こえなかったことにしました。目の前の結果と現実は散々たるものの、伸び代が十分あったからです。
人柱となったスズの負け試合から導かれたのは、7000キャラ達を複数回殴られて陥落すると敗色濃厚ということでした。ここさえ乗り越えられれば、見える世界は変わるに違いない。
6 百獣イワンコフ
筆者はメンタルワンピのメモを読み返しました。冒頭のメンタルワンピを真面目に取り組んだことがある読者の方ならピンと来るかもしれません。
「あまりにも強すぎるから禁止カード」に設定した化け物がいます。
イワンコフは出力が出ない後手が鬼門です。でも、後手4ターン目にイワンコフ&ルフィ、5ターン目にカイドウなら話は変わります。
相手の攻撃回数を縛りながら、イワンコフたちが駆け抜けていきます。仮に彼女たちを倒されても、カイドウが控える布陣なら問題ありません。
スズのレシピに百獣の面々を強引に放り込んでいきました。
フーズフーは当たりが少なすぎてしょっちゅう外し、7イワンコフはお供が少なすぎて単独出演ばかりしていました。
それでもカイドウの暴力がすべての不祥事を些末なものとして吹き飛ばしてくれました。
フラッグシップのメモを参考に置いておきます。
百獣イワンコフ
1戦目
黄色マム◯
じゃんけん負け。先手を譲られる。
5/7000×3、イワンコフ、2000カウンターでキープ。
先手2ターン目に引き込んだバギーは空振り。
5/7000には雷てい。イワンコフ&ルフィのご都合主義には8カタクリでルフィを返される。相手がイワンコフの処理をした返しに10カイドウ。10マムにはレッドロック。粘る相手にイワンコフ2体目を叩きつけるも相棒現れず。2体目のカイドウで磐石にして〆
2試合目白ひげ◯
じゃんけん勝って先手。
フーズフー、バギー、うるてぃ、レッドロック、イワンコフでキープ。
フーズフーから2000カウンターを引き込む。バギーからイナズマ、2体目のバギーからルフィを連れてきて6000パンチ。
相手の8000パンチは受ける。
イナズマ→6000パンチ
相手5マルコ→6000パンチ。1浮き
イワンコフルフィセット
相手にエース走らされるも、カマーランドから2枚目のレッドロック引けたから、エースに打ち込む。もう一枚は9ゲート用に温存。ついでに全員でマルコ殴って手札を削る。
9ゲートからの攻撃はイナズマを差し出してライフ2を守る。
レッドロックからキャライワンコフ8000→3ミンゴ慎重策。上に竜巻壊風積み込む。
相手9ゲートおかわり。ミンゴを人柱に。
寝てたマルコを殴り続けて手札を3枚まで削る。フーズフーから2枚目の竜巻拾う。
相手の速攻エース、リーダー、9ゲートを竜巻でしのいで〆。
3試合目白ひげ◯
じゃんけん負け、先手を譲られる。
レッドロック×2、バギー、カヤ、ササキでキープ。9ゲートを嵌め殺すプラン。
相手がナミ2体からルフィを2体連れてくる。麦わらと判明。
レッドロックが完全に死に札へ。カヤで迷わず捨てる。イナズマ→6000アタック
相手の攻撃に手札を贅沢に使い、イワンコフだけ残す。ドキドキイワンコフは相棒なし。
相手の6000軍団を殴り倒したり手札を削ったりする。フーズフーでカイドウを連れてくる。
連れてきたカイドウで相手キャラ処理→そのまま全力パンチで〆。
4試合目緑紫ドフラミンゴ◯
じゃんけん勝ち先手。
バギー、フーズフー、ドフラミンゴ、六鬼、レッドロックをキープ
1→3→5→イワンコフ&ルフィのドブン。
テゾーロにレッドロック。
イワンコフ&クロコダイル→イワンコフお供なし。最後はレッドロックで7ルフィとウタの選択肢でウタを始末して押しきる。
5試合目クイーン◯
じゃんけん負け、ついに後手。
フーズフーで六鬼スタート。3ミンゴで積み込む。ルフィにはそげきんぐを当てられる。イワンコフでルフィだしなおす。
相手がいろいろ展開するも、10カイドウでブロッカーやそげきんぐを戻す。
その後はクイーン発動の8以上キャラにレッドロックを2発当てる。リーダー能力で粘る相手に2体目のカイドウで引導を渡す。
ブロッカーやトリガーで粘られるけど、こっちもブロッカーで詰み回避して介錯。
10か月ぶりのスタバ優勝(2連続)。優勝後にレシピをシェアしたスズも人生初スタバで3勝1敗。まずまずの成績です。
イワンコフにカイドウを突っ込めばいい。こうして広島へのデッキは決まったのです。
7 もっとシンプルに!
前章までの話は、0から1を生み出し、それを1から10にするお話。ここからは10から100に育て上げる内容です。
過去に携わったゲームでもだいたい同じ流れを踏襲しています。
どこかで宝の原石らしきものを拾ってくる(0→1)。
不完全な形ながらもデッキにして成果を出す(1→10)。
チームメイトがブラッシュアップして世界をとる(10→100)。
筆者がフラッグシップを優勝したことで、所属チーム「ゼノンザードの一族」で一気に研究が進みます。
細かい調整は苦手なので、ブレークスルーをチームメイトに託すことに。
みんなでイワンコフの戦いぶりを見守ります。
早々に行われた変更が、フーズフーセットの解雇。カイドウとササキに残ってもらい、他の百獣海賊団の助っ人たちは鬼ヶ島にお引き取り願いました。
レッドロックもデッキの循環を妨げることから、抜いても構わないと結論付けられました。相手の大型キャラはカイドウで直接殴れば倒せるのです。
代わりに採用されたのはブロッカーです。ブロッカーで自軍のキャラを守り、アタック回数を確保するのが勝利に貢献すると判明しました。
この型は欠陥を抱えていました。白ひげに致命的に勝てなかったのです。近所の強豪、ティナくんに調整に付き合ってもらったところ、白ひげに全敗しました。理想ムーブを決めたにもかかわらず。
「レッドロックは必要だ!」
町田組敏腕編集者SUくんが課題点をまとめ、一気に修正レシピを作ってくれました。
三千世界ピン挿しは大丈夫なのかと疑問を呈しましたが、SUくん曰く、「2枚目が手札にきたらもどかしい」とのことでした。念のため三千世界ピン挿しの先駆者スズにも同じ質問をしたところ、「再現性はないけど、奇跡をかけるデッキなので」と、筆者のギャンブラー精神をくすぐられました。右手が光れば引ける。簡単なことです。
こうしてSUくんと50枚全く同じレシピで近所のスタバへ。
SUくんも3勝1敗。
青ドフラミンゴ○
緑紫ドフラミンゴ○
緑紫ドフラミンゴ○
緑紫ドフラミンゴ×
SUくんの仇を討つべく、「決勝戦は緑紫ドフラミンゴ!」と気持ちを高めているところにまさかの事態が。
スタバ会場に車が突っ込んできたのです。大会は即中止。
SUくんと自分の感触をすり合わせたところ、そげキングがあまり強くない。少なくとも出したいと思った場面が見当たらない。
そして、白ひげ相手に序盤の6000を確実にシャットアウトすることが大事。
レッドロックでサッチや大型キャラを撃ち落せたことが勝敗を分けた。
こうした所見とレシピをゼノンザード一族に共有することに。
「強い要素を絞り込んだらこれだ!」と完成形があがってくることに。
チームメイトの白ひげとの対戦を見守ると、豊富な2000カウンターで序盤からライフを守り、イワンコフ&ルフィ展開後にはブロッカーやレッドロックで蓋をして勝ちを確定する動きが仕上がっていました。
もう迷いはない。
翌日の町田組撮影会でも使用。いろんな相手に勝ったり負けたりを繰り返しましたが、白ひげには有利を確信。SUくんは負け散らかしていましたが、「もっと贅沢にカウンター値を切れば大丈夫!」
という話をして散会。
8 直前準備編
勝負事に絶対はありません。最後まで戦いたいと願いが叶うとは限わないこともあります。プランB。音速で負け散らかしたときの観光ルートを確保します。
おいしそう!Twitter映え間違いなし!負けたときは「福山観光親善大使にきました!」と観光モードに切り替える準備も整えました。
陸路で行くので、時間潰しに難しそうな本もかばんに放り込みます。
メンタル面で大事なことですが、大前提として、勝ったから偉いわけでもないし、負けたから惨めというわけでもありません。
みんな人生の一部を趣味に割いて、大会に向けて一生懸命調整したきたのです。仮に、決勝進出の16人だけがめでたしめでたしで、あとの数百人が惨めだったら、イベントは長続きしません。
この先も燃える楽しいイベントがある。勝てなかったとしても、「たまたま今日は自分の日じゃなかった」「次に向けてがんばる理由ができた」
このくらいおおらかに構えましょう。
そして、祝勝会の会場もおさえます。負けたら反省会会場に変身するけど。
近所に最近できた和食ビュッフェ屋さん。先に予約しておくことで、退路を断ちます。調整チームと家族合計9人分。コツコツ貯めこんできた山川杯やノートのお小遣いをぶちこみます。
最後の天啓
広島出発前日のこと。調整チームのあーるくんがしゅーまい杯ミニで2勝3敗と大破します。白ひげ相手に先手でも後手でも敗れたのです。
この衝撃がチームを駆け巡ります。そげきんぐ、砂嵐、デスウィンク、ブードルなどが急遽検討されます。
が、どれも付け焼き刃。みんなボツになっていきます。
結局青いデッキは先手ミホークのドブンが強い。
ひとまずミホーク採用で確定して広島へ出発。
しかし、電車で回してみるとどうもしっくり来ない。それもそのはず。ガード値なしのカードが18枚もあるからです。
ホテル到着後にはごはんの誘いをすべて断り、asuノート、愛知優勝のジョンさん構築、スズの最初のレシピを再度検証していました。
まず見たのは2000カウンターの枚数。
asu14枚
ジョン12枚
スズ15枚
・白ひげの5ターン目8000アタックをイナズマと2000カウンターで防げたら有利になる
・昔と違って今は白ひげの時代
16枚行きたかったけど、ペローナまで入れればいいと見て、スズの15枚を採用。
次にペローナとカマーランドの枚数。
asu ペローナ0カマーランド4
ジョン ペローナ4カマーランド2
スズ ペローナ3カマーランド2
ペローナとカマーランドが揃えば、中盤以降は上5枚からご都合主義ドローができます。ジョン案が良さそうに見えましたが、予備で持ってきたペローナが3枚しかなかったので、スズ案に乗り換えます。
あとは細部の調整です。
レッドロックは白ひげなど相手に2回うつ可能性があります。4枚入れたかったけど、ペロペロカマーシステムで掘り進めながら行く方がストレスフリーだと気づきました。キーカードを無理に抱えるよりも適度に投げ捨てる方がいいのです。
こうして完成したレシピがこちら。
チームメイトに最終レシピをシェア。これで準備万端。
結果。
このレシピを使用したプレイヤー3人合計で0勝6敗。
ちょっと違うバージョンのチームメイトは5勝3敗。
こんだけ長々調整を書いて、この結果とは!
でもね、勝負事とかビジネス、人生ってそんなこともあります。ハイパーインフレーションの登場人物グレシャムが「人生賭けた計画で失敗するのは普通」と言うとおりです。
「エリア予選に向けてすべてを捧げたのに!」
筆者に限らず、予選通過した16人以外にいくらでもこの思いをする人がいるのです。椅子が16席しかないのだから。
言い訳をするなら、チームメイトに関してはもっと早く叩き台をシェアしていればとの思いです。フラッグシップ勝ってから本格的な調整では、あまりにも時間が短すぎました。いっぱい回して、引き出しを増やしておければ…イワンコフは奥深いのです。プレイングが簡単そうに見えても、実は分岐がありすぎるのです。
筆者も含めて、デッキを確定してから練習に打ち込む量の不足が悔やまれました。
エキシビジョン
最終的に負け散らかしたデッキのエキシビションほど難しいものはない。だけど、イワンコフは無限の可能性の塊。これまでの話で魅了された方向けの内容です。
シェアされたチームメイトにはもうあと数日だけでも練習時間さえあれば勝てたのに…と思うだけのポテンシャルはあります。
というわけで、筆者がカモにしていた白ひげやドフラミンゴ相手のプレイングをつらつらと書いていきます。
そして、研究でわかった小技や今後の研究課題ものせていきます。
また、筆者もイワンコフを当面使い続けるので、この記事は今後も追記されます。
つまり、いつもどおり今が最安値!
対白ひげ
相手が先手を取りたがるので、まずは後手の攻略法から。
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