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しゅーまい杯第4回観戦記事

3月4日。世界選手権から時が経ち、矢向青馬堂書店に105名の海賊たちが集いました。

デッキ分布

デッキ分布は下記のようになりました。


一番人気は、白ひげ。
ルッチ、ゾロ、エースと続きました。この四人で約75%。圧倒的なシェアを誇ります。彼らが現代の四皇。
シェアどおりに行くか、それとも少数勢力組が上位卓に残るか注目です。


トップ14内訳

トップ14の内訳は下記のようになりました。

白ひげ5
エース3
ルッチ2
ゾロ2
リンリン
ゼット

最大母数を誇る白ひげから5人。現代の四皇とも言える白ひげ、エース、ルッチ、ゾロで14席中12席を占めるに至りました。
少数勢力からはリンリンとゼットが決勝進出を達成しました。

データワンピコーナー

しゅーまい杯の対戦結果を集計しました。データを見て、各々環境理解を深めていきましょう。データこそ正義!



決勝ラウンド1回戦 matsu(白ひげ)対さきょう (黄リンリン)

先手さきょう。黄リンリンを持ち込み、予選を5勝1敗で突破した。苦手とされる白ひげやゾロを倒しての決勝進出だ。本人曰く、「紫カイドウに近い使用感」とのこと。トリガーから都合よくめくれる可能性と、初手鬼ヶ島が来る可能性に大差がないということだ。リーダーが黄リンリンであれば、雷ていを都合よく仕込む必殺技も使える。
後手matsu。王者白ひげで安定した戦いぶりで予選ラウンドを通過した。
初動白ひげ海賊団からブロッカーマルコを加える。

先手2ターン目にやれることのなかったさきょうはリーダー8000アタックでライフを削る。返しのmatsuの攻撃は2000カウンターで守る。スピードジルを出されたが、6000攻撃で再びライフを削り、シャーロットオペラを立たせ返した。
現環境では、白ひげに殴りに行ける6000サイズの価値が高くなっている

matsuも反撃とばかり、スピードジルを7000にして差し向けた。さきょうはトリガー威国を確認するが、発動させずに手札へ。続くリーダー7000も受ける。シャーロットクラッカーもトリガー発動はさせず、手札へ。

さきょうはオペラでスピードジルを狙う。当然守られるが、このターン一番の目的、7リンリンを降臨させる。選択を迫られたmatsuは自身のライフをトラッシュする。

matsuはモビーディック号から反撃を始める。8000と強化されたスピードジルの攻撃が通る。マルコの7000は手札2枚で守られるも、リーダー白ひげの8000が通る。
ここでさきょうはトリガーからシャーロットペロスペローを盤面に追加する。用のなくなった10リンリンを捨てた。残るライフは1。matsuの場にブロッカーマルコが追加される。

さきょうも詰めの道を探りに行く。ペロスペローがマルコへ。9白ひげがマルコの蘇生コストに捧げられる。オペラの攻撃はマキノで守られる。キャラリンリン8000は毛皮強化が合わせられる。リーダーリンリン6000はブロッカーマルコ。出番のない海震が捨てられた。
これ以上の攻撃は無理と判断し、8カタクリでオペラを自身のライフに仕込んで延命をはかることになった。

ここからはmatsuが強烈なパンチをお見舞いする番に変わる。スピードジル8000がキャラリンリンヘ。何の抵抗もなくKOされる。リーダー8000が通り、トリガーからしらほしがめくれる。さきょうは新鮮な3枚を手札に加え、10リンリンとクラッカーをトラッシュに送り込んだ。
ここでmatsuは2体のマルコをどうするか考えこむ。
意を決し、マルコ2体ともリーダーリンリンに差し向けた。これは両方とも手札からカウンターで守り切られた。
9白ひげが降臨した。

さきょうは一呼吸し、8カタクリに10ドンを乗せた。パワーは18000。白ひげの首元に刃を突き付ける。

ラディカルビーム、お玉、ジョズ、ジョズ、ラクヨウ、パワー19000。カタクリの刃がへし折られ、戦いは終結した。


準々決勝 key(白ひげ)対TAKEcake(白ひげ)

高知からの刺客key。おいしい食事、飽きることのない観光名所、そして、ワンピカードを遊べるカードショップ。周りに海もあり、海賊が豪勢に過ごすに不足はない。
対するは、ドラクエライバルズ初代チャンピオンTAKEcake。

じゃんけんに勝ったTAKEcakeが喜んで後手を取る。だが喜びは束の間。イベントだらけの手札をノータイムで山札に戻し、入念なシャッフルを行う。マリガン後、毛皮強化、9白ひげ2枚、イベント白ひげ海賊団、新マルコというなんとも言えない手札を配られる。

先手のkeyはイゾウからアトモスを加える順調な立ち上がりを見せる。
TAKEcakeはイベント白ひげ海賊団からラクヨウを加えた。

keyは6000攻撃でダメージを与え、ラクヨウを展開する。なお、このラクヨウはデッキに1枚しか入っていない
TAKEcakeも6000攻撃をお返しし、引き込んだアトモスを着地させる。

keyはリーダー攻撃後、新マルコを着地させる。
TAKEcakeはリーダーとアトモスの攻撃からブロッカーマルコ。2ドンを構える。

keyはアトモスへ狙いを定める。TAKEcakeは5マルコを手札から切り、毛皮強化で守り抜いた。keyは深追いせず、ブロッカーマルコ、モビーディック号と追加し、いよいよ次のターン総攻撃をしかける構えだ。

TAKEcakeもモビーディック号から動き始めた。リーダー白ひげで5マルコを狙う。先ほど狙われたアトモスは立たせたままにし、ブロッカーマルコを追加。9枚の手札で堅牢を見せつける。

keyはラクヨウにドンをつけ、全体強化をかける。
まず、新マルコが10000で襲い掛かる。これはブロッカーマルコが9白ひげを手札から犠牲にしながら守られた。
お玉&海震でもう一体のブロッカーマルコをKOする。これでTAKEcakeが身を守る術は2ドンと7枚の手札となる。
ラクヨウ8000攻撃。毛皮強化で効率よく阻まれる。
リーダー白ひげが8000攻撃。これも再び毛皮強化
マルコに3ドンが乗り、11000攻撃。
TAKEcakeに攻撃を受け止める術は残されていなかった。
なお、仮に11000が止められても、keyの手札にはマキノが2枚残っており、イゾウがもう一度11000で殴りきれる状態だった。

準決勝 matsu(白ひげ)対AO(ゼット)

準決勝に残るは4人。そのうち3人は王者白ひげを握りしめた。
あと1人は?AOが握るゼットだ。

じゃんけんに勝ったのはAO。後手を取り、配られた手札を悩みながらキープした。

matsuはイゾウからアトモスを加え、2ターン目にはゴードンとモビーディック号を並べていく。
AOは後手2ターン目にボルサリーノを立てる立ち上がりだ。このボルサリーノでリーダー6000攻撃を止めたいところだが、ゴードンを警戒して、手札から2000カウンターを切ることになった。
matsu新マルコを追加し、盤面を整えていく。

AOはリーダー6000攻撃から5コストガープを立ててターンを返す。

matsuは2体目のイゾウを出すものの、手札に加えたのは2枚目のモビーディック号。さらに3体目のイゾウを出し、今度は新マルコを加える。ゴードンと新マルコの合わせ技で後の憂いとなるガープをKOする。
AOのリーダー6000攻撃が通り、matsuのライフは0へ。浮きドンはないが、手札は10枚と潤沢だ。7ドンをボルサリーノにつけて12000パンチを叩きこむが考えを巡らす。思考の果てに、5ドンをつけて10000パンチで相手の手札を3枚もぎ取る。衝撃波用の2ドンを残してターンを渡す。

matsuはライフ4のゼットめがけて、新マルコとリーダー白ひげたちを突撃させる。白ひげの攻撃に衝撃波を使ったところで、matsuはゴードンをボルサリーノに当て、生き残ったイゾウたちがKOさせる。

AOは4コストクザンを2体並べ、手札と盤面を整える。そして、ゼットが能力を発動しながら、イゾウを2体KOした。3枚の手札と2ドンで、新マルコ達の攻撃をしのぎきろうという算段だ。
新マルコたちの8000攻撃を片方は衝撃波でいなし、もう一発は通す。残りライフは1。手札は3枚。9白ひげから強化されたリーダー攻撃でライフは0まで追い詰められる。

クザンを6000にして新マルコに攻撃しつつ、キャラ白ひげにデバフをかける。手札から毛皮強化が蘇生に使われる。
再びクザン攻撃。
クイーンで守りを固めてから、ゼットが能力を発動してキャラ白ひげKO。

生き残った新マルコたちがAOに牙を向き、とどめを刺した。

決勝 matsu(白ひげ)対ぴみん(白ひげ)

この時代は白ひげ
昨年12月にはファンデッキの1つでしかなかった。かつてのファンデッキが、今は時代の王者として決勝戦の椅子2つに鎮座している。

やっとじゃんけんに勝利したmatsuが力強く後手を宣言し、配られた手札をキープした。
今日一試合も負けていないぴみんは先手でマリガン。決勝戦の大舞台で勝ちに行く5枚を探しに行く。そして、イゾウからモビーディック号を加えた。

後手のmatsuはイゾウを2体展開し、ブロッカーマルコを2体加える
ぴみんは6000リーダー攻撃でライフを削り、ゴードンとモビーディック号を盤面に加える。

matsuは白ひげ海賊団でジョズを加え、7000攻撃でライフを削る。そして、1ドン立ててターンを返す。
ぴみんはリーダー6000攻撃でダメージを与えてから、新マルコでイゾウをKOする。

matsuは6000攻撃から新マルコでゴードンを退場させる。再び1ドンを構えた。両者ライフは1。ともに命を燃やしながら殴りあう。

先にモビーディック号を絡めて殴りこんだのはぴみんだ。リーダー8000。これにはラディカルビームが合わせられる。新マルコの8000攻撃で最後のライフがめくられる。この最後のライフがトリガー発動。matsuの場にもモビーディック号が到着した。
慎重を期して、5マルコでイゾウをKO。2ドンと10枚の手札で総攻撃を受け止める構えを見せる。

matsuは新マルコ8000攻撃でぴみんの手札を探りに行く。毛皮強化が放たれる。リーダー白ひげもそのまま8000で攻撃。再び毛皮強化が。その後、最初のターンに抱えたブロッカーマルコを2体展開し、10枚の手札で相手にターンを渡す。浮いているドンこそないものの、マルコ達を乗り越えるのは容易ではない。

ぴみんは意を決して、新マルコに2ドンをつける。パワー10000で攻撃を開始する。
ブロッカーが2体いるとは言え、お玉&海震など一気にとどめを刺しにいく術が白ひげにはある。裏目があるとは言え、ビビって手札を捨てすぎても勝てる相手ではない。matsuはブロッカーマルコで止め、手札からラクヨウを捨てて生き返らせる。二回目の10000攻撃にも同様にブロッカーマルコをラクヨウを捨てながら受け止めた。リーダー白ひげによる3度目の10000攻撃。これは手札から3枚がかりで守った。残る手札は5枚。
ぴみんは2枚のマキノと余ったドンでイゾウを11000にした。最後の一撃。

matsuの手から3枚の2000カウンターが見せられた。
渾身の一撃を受け止めたmatsuが、返す刀で長い一日に決着をつけた。

優勝、matsu!


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