「配信」というコンテンツについて

今回は自分の中でなんとなく違和感のあったことがクリアになったので、その事について書きます。
書く内容は、様々な媒体での「配信」というコンテンツについて。

自分が感じたこと、思っている事を書くだけですが、原則「配信と自分の距離間」について色々書きます。
人によっては「配信否定」と取られかねないので、自分の価値観と異なる価値観を受け入れられない人はここで回れ右して読まないことをおススメします。

自分と異なる行動をとっている人を否定するつもりは全くないし、過去に一時的にであっても「毎日ラジオ配信」を行っていたので、「配信を頑張って行っている人」に対しては拍手しかないので、そこだけは変な受け取り方をしないで欲しいと思います。

まず前提として「タレントさんを応援する」という行為について。
応援の仕方は人それぞれで、何が正しい、何が間違いというのはないと思う。
ストーキングのような犯罪行為や、タレントさんが嫌がっているのにしつこくDMなどをするのは論外でNGだが、「〇〇しないとファンじゃない」といった事を言うつもりもないし、SNSでそっとラブリツするだけでも十分な応援だと思うし、ファンといっていいと思う。もっと言うなら「1番」じゃないメンバーを応援するという行為も全然アリだと思う。

この時点で「お前の応援の仕方は甘い」「お前のやってる事では推せてない」という批判を受けておかしくない。
で、その意見について反論するつもりも全くない。「そうですね。あなたがそう感じるのは理解しました」と答えるのみ。
「応援しているなら常に現場にいるべきだ」「応援というのは相手に対する課金が全てだ」「自分の全身全霊を賭けて推すべきだ」どの意見も間違ってないと思う。俺にはできない事だし、俺ができない事をしている人には尊敬の念しかない。
俺に対して「俺の方が〇〇を推している」とマウントを取ろうとする人がいるのであれば「はい、そうですね」と負けを認める。
でも結局そこって「価値基準の違い」でしかないと思うんだよね。
強くなるために人である事を捨て鬼になった猗窩座と、「老いる事も死ぬ事も人間という儚い生き物の美しさ」と人の美しさを明確にした上で、「強さというものは肉体に対してのみ使う言葉ではない」と猗窩座との価値基準の違いを明確にした煉獄さんのように、「応援している」という事に対する価値基準の違いだけだと思う。

俺の場合、自分の性格上、以下の明確な特性がある。
 ・人の意見に流されることなく、自分の好き・嫌いで行動
 ・色々なジャンルの物事に興味を持って、自分なりに色々学ぶ
 ・「一人で現場」っていうのが苦痛じゃないので逆に「誰かと一緒」である必要はない
 ・でも組織やグループの中で行動する事が嫌いな訳ではない
 ・組織やグループの中でも意見はハッキリ言うのでどちらかというと中心的な存在になる

そんな性格な俺だから正直興味を持つ事はいっぱいあり、まぁ多趣味なんだと思う。
スポーツは観るのもするのも好きだから、足を痛めて「さすがに仕事に悪影響出そう」って思うまでサッカーしてたし、Jリーグもプロ野球も観るのも好きだし、F1とか明け方のレースでも朝早く起きて観る。
アイドルやタレントも好きだから、ジャンルは色々かもしれないけど自分の中で、「市川愛美さん」「長友彩海さん」「金子雅さん」「池田ゆうなさん」「桃尻かなめさん」に関しては応援していると思ってる。
AKBの2人は同じグループだし、自分の行動に明確な差があるので「長友彩海さん」を応援しているといって良いのかは少し悩ましい想いもあるけれど・・・。

で、タレントさん達は例外なく「配信ツール」を持っており、ほぼ毎日配信している人が複数いる。
タレントさんには興味がある。タレントさんの事を知りたければ配信を見た方が良い。
当然ながらタレントさんの収入や人気のバロメーターにもなるので、課金もした方が良い。
そんなことは100も承知。

が、俺は配信って「何かがないと」見ようという形になっていない。
「タレントさんと自分が何か共有できる時間(公演や舞台等)があった」とか
「タレントさんにとって大切な配信」とかであれば「見ようかな」という気になるが、いつも通りに生活しているなかでスマホに来る「〇〇の配信が始まりました」という通知に対し、そのボタンを押すという行為をほぼ行う事がない。(でも気になってるから通知がONになってる)

ずっと自分の中でも「押せば推しがお話ししてるトコが見れるのになんで押さないんだろう」という自分自身の行動への疑問を持ちながらも、なぜか「配信を見る」という行動に少しハードルを感じる自分がいた。

「配信」の良い所って俺的には以下のような感じかなと思ってる。(配信好きな人から「わかってない」と言われるかもだけど・・・)
  ・自分のコメントにタレントさんが答えてくれて、自分とタレントさんの距離間が近くなる
  ・タレントさんの日常の活動が分かり、今後の活動内容をいち早く知る(推測する)事ができる
  ・何かの目標に向かって頑張っている時はタレントさんとファンが一体になれる
  ・ファン同士での交流も深まる

端的にまとめちゃうと「タレントさん」との距離間が近づくってトコに尽きるのかと思う。
で、「タレントさんとの距離間」に関して「近づく」のは誰にとってもうれしい事だと思うし、
近づいたその結果が「繋がる」という事であったとしても、本人が良しとするなら俺は別にいいと思う。

・・・って考えちゃうと「配信」っていうツールはタレントというオフィシャルな部分と本人のプライベートが微妙に混じり合ったグレーな部分だという気がしてしまう。
で、俺にとってタレントさんって「その人の活動」を見て応援する気になった訳で、基本的にプライベートは興味の対象外にある。
極端な話、プライベートでは性格が劇悪だろうが、男癖が悪かろうが全く関係ない。
(まぁ最も俺は性格の良くない一癖も二癖もある女性も嫌いではないのだがww)

俺にとってタレントさんを応援する機会って基本的には「非日常」の空間。
劇場公演であれ舞台であれ、そこは自分の日常生活とは異なる世界。
「非日常」としてステキな体感をすることで「日常生活」の糧としている。
だからこそ「日常的に配信」をされちゃうと自分の中でその境界線があやふやになってしまう。
「配信」は日常的なものとして見流すような形にすればいいのかもしれないけど、見たらやっぱり楽しいし、ガッツリ配信に見入ってしまう自分がいて、だからこそ「配信」というツールに少し距離を取ってしまうんだろうと思う。

俺にとっての「日常」って当然だけど家族、仕事が中心になる。
もちろんタレントさんのSNSは毎日複数回チェックするけど、自分の時間の中で「配信」にハマると時間が足りなくなるから一定の距離がある。
自分の中で「配信にハマれるほど時間もお金もない」これが自分なりの結論。
うん。自分の中でしっくりきたww

つまらない自己肯定にお付き合いいただきありがとうございました。

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