【大反省会】せっかくキャンプリーダーという大役を仰せつかったのに、所属感の薄いチームを作り上げてしまった話
12月最初の土日、千葉のあるところでイングリッシュキャンプなるものに参加しました。
キャンプの趣旨は「子どもが留学生と2日間一緒に過ごす。そしてそこで生まれる国際交流をみんなで楽しもう!」というものだった気がします。
その中で私は、子ども25人・留学生3人というグループの「リーダー」という大役をいただきました。
しかーしそのキャンプでは、子どもにとってあまり所属感のないグループを作りあげ、声が枯れ果て3日経った今もかすれ気味という結末に。
(幸い運営の方が練り上げたコンテンツが面白かったため、子ども達は2日間楽しんだみたいです。)
ということで、どうやったら所属感のあるグループの雰囲気が作れて、私の声も無事だったのかという大反省会を行っていきます。
そもそも私リーダータイプじゃない問題
出典:Five Telltale Signs of a Great Leader
以前ツイッターで、今求められるリーダー像はこれだ!みたいな画像がバズっていましたね。見かけた方もいるのでは?
(またまたその投稿を見つけられません...ピンときた方教えてください)
進むべき方向をはっきりわかっていて、先頭をきってそこに向かって行く人。
そんな人が現代のリーダーだということでした。旧タイプのリーダーは、自分は引っ張らずに、引っ張ってもらってるトロッコの上から命令を出していたという比較がされています。
私はというと、
リーダーの後ろで紐を引っ張るフォロワー
ではなく、
画面から切れているというか、そもそも想定されてないかもしれない
トロッコを後ろから押しながら全体を俯瞰しつつ、私たちのチームが荒らしてしまって端から道の真ん中に転がってきたでかい石を、後のチームの邪魔にならないよう元の場所に戻す
みたいなことに喜びを感じてしまう、最後尾タイプなのです。
だからリーダーポジションではあまり私の力を発揮できない。リーダーは常に進むべき方に向かって、先頭をきってみんなを引っ張って行くことが仕事ですから。
最後尾タイプは、トラブルが起きそうな時はとりあえずその様子を見に行ってしまいます。
そのため、最後尾タイプがリーダーになった場合、高確率でフォロワーを「私たちどこに向かえばいいの?」という大混乱に陥らせます。
さらに、それぞれが行きたいところに行けば良くない?みたいな思考を持っているので、フォロワーにあそこへ向かえ!みたいな指示を出すことはほとんどないです。
しかーし、最後尾タイプがいくら「ここが私にとってベスポジなんや!」と思っていても、現実では今回のように誰も私のことを知らない新しいコミュニティに入った際や、1つのコミュニティで経験を重ねた場合、リーダー的役割を期待される状況も発生します。
じゃあ今回は、どうすればよかったのか?
まず、一緒のメンバーの留学生さんたちに
「私は細かいところが気になる性格。子どもに何か違和感を持ったらとりあえず様子を見に行きたい。だからその時はリーダーの役割を代わってくれ」
と素直に言えばよかった。
それをしなかったのは、単純にその説明がめんどくさかったからです。自己開示をする必要があるし、いざという時に役割を代わってもらうには、事前に「今このチームはどんなことをしていて、何を目指しているのか、そして次に起こりそうなこと」の共有をメンバーにしておく必要があります。
そのコストをかけず、とにかく目の前の全てに自分が対処するという姿勢をとってしまったため、リーダー不在の場面を作ってしまったことが多々ありました。
本当に重要な場面では、性格を超えてゆけ
私は「よーし、やるぞ!おー!」みたいな掛け声をかけることすら、他人に強制してる感が否めず苦手です。しかし、集団である以上、ここ、団結する場面。みたいな重要ポイントがやってきますよね。
そういう時は、自分の性格云々を言ってる場合ではなく、チームの成功のために150%くらいの陽気さで引っ張っていくことも必要かと。
もちろんその前後に充電をしっかりしておくことが大事になってきます。
単純なタスクはどうふればいいのか。
後は、この単純なタスクは誰にお願いしよう問題もちょくちょく発生します。
例えばキャンプでいうと、子どもの人数を数える、ゼッケンを回収するなどの単純作業は、すごく重要であれども、誰でもできることですよね。
できれば各メンバーに合った最適タスクをふりたい。と考えているのでそういう作業を誰にお願いするのかすごく悩み、挙げ句の果て自分でやってしまいます。
しかしそれをやってしまうと手が回らなくなるので、これはどうすりゃいいのか。どうすればいいでしょうか?みなさまからのご助言求む。
大反省会おわり
これを読んでくださった方へのお願いです。こういう最後尾がベスポジリーダーを見かけたら、たまに先頭を代わってあげてください。
そこからできたゆとりが、私たち最後尾族の冷静さを取り戻してくれます。あいつ、リーダー向いてないなあと言わず、助けてください(泣)
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