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始祖ドラゴン【~MOM】

前書き

 今度またイラスト違いの始祖ドラゴンが再録されますね。
多相型始祖ドラゴンもたくさん良いカードを貰ったのですが、今日ご紹介するのは新しいカード全然入ってないです。
その分、かなり洗練されたリストになってると思います。

デッキリスト

 最新のデッキリストはmoxfieldを、現時点でのリストは晴れる屋のページをご参照ください。moxfieldには1度でも検討したカードも全て掲載してあります。
https://www.hareruyamtg.com/decks/533491

コンボルート

  コンボのベースはクリーチャーを無限に場に出してゴブリンの砲撃か爆破基地で投げつけることがベースになります。クリーチャーを出す方法が主に3つに分けられます。

①ハーコン+自在自動機械


 最も分かりやすいルートです。始祖ドラゴンの威光によりスーパーメムナイトとなった自在自動機械を墓地から好きなだけ出すことが可能です。

②マグダ+前兆の時計+自在自動機械


  マグダを利用したベーシックなコンボです。動かし方は省きますが最終的に無限の宝物から仮面林の結節点と爆破基地を出してデッキの生物を全て投げつつ忍耐を使用してデッキのクリーチャーを回復し続けます。

③アトラパラーニ+鏡の生体or爆破基地など


 1番複雑なルートです。ベースとなる動きは統率者アトラパラーニの記事を見ていただくのが早いかと思います。最終的にはなんらかの方法で爆破基地を出して生卵を投げつけて勝利ですが、注意しなければいけないカードが4つあります。
 1)調和スリヴァー
 2)ハーコン
 3)発現する浅瀬
 4)トルシミール
いずれもデッキの根幹を担うパワーカードですが、このコンボを決める際にはデメリットになる可能性があります。
ハーコンは分かりやすいと思います。デッキが1回転する間に2点のライフルーズが発生するためライフが心許ないと死にます。
続いて調和スリヴァーですが、場にアーティファクト、エンチャントが場にゴブリン砲撃しかない場合などでリカバリー手段がないと止まることがあります。
発現する浅瀬の場合はレアケースですが、場に出た時の能力で引いてはいけないカードを引いてしまう可能性があります。手札にピッチコストがないのに忍耐を引いてしまいリカバリー出来なくなるなどなど…。
最後にトルシミールですが本来であればループ中に一枚ずつクリーチャーが増えていくのが非常に心強く、ハーコンのデメリットも中和してくれる…かと思いきや増えたせいで発現する浅瀬の能力や調和スリヴァーの能力が複数回誘発してリカバリー不能になることが時たま存在します。
ループが破れる前に仮面の蛮人で墓地の問題児を追放しておくことも重要です。

キープ基準


序盤の2〜3ターンの行動の基準になり得るカードが手札にくるまでマリガンします。
該当するカードは下記になります。

マグダ
黒幕
発現する浅瀬
百合子
新生化
むかつき
棘のある研究
英雄たちの送り火
神秘的な負荷
リスティックの研究

上記をサーチできるカード
ギャンブル
緑の太陽の頂点
悪魔の教示者
破滅の終焉
吸血の教示者

とげのある研究などは当然マナ加速と一緒にキープが前提です。
英雄たちの送り火は餌になる多相クリーチャーが居ないと意味がありません。
サーチカードもある程度のマナ加速が必要です。

終わりに

 このデッキは厳しい見方をすればマグダよりコンボスピードは遅く、ハーコンよりディスカード手段がなく、アトラパラーニよりループが途切れやすく百合子より出力が低い中途半端なデッキです。しかし、マグダより潰しが効き、ハーコンより墓地に落としやすい、アトラパラーニにはない呪文探究者から新生化の動き、百合子より1マナ忍者が多いなど、優っている点も多々あります。なんでこんなカード入っとんねん!という質問などもお気軽にどうぞ。
 
 以上が本記事の内容になります。ご一読いただきありがとうございました。


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