カジュアルEDHにおける強いデッキの作り方

attention!
これからする話にはカジュアルEDHという単語が頻発するけど、筆者がcだとどうなの?って話ができないだけなので貶める意図はありません。


先日、知人と自分が言語化出来ていなかったカジュアルEDHのデッキについて話をした。

Q.自分たちが初心者の頃にデッキを組んだ時は除去入れすぎてぐだぐだのゲームが頻発してたけど、最近の初心者を見てるとそんなに除去が多くないのは何でだろう?

A.ジェネラルの性能が上がったことで相手の妨害をするより自分のジェネラルの強い動きをした方が良くなったから。

なるほどと思った。
確かに自分が初心者の頃は後半はジェネラル出すより適当にぶち込んだエルドラージとかウギン出した方が強かった。

今はその段階を飛ばしていつでもジェネラルを出す動きが最適解になるほどジェネラルのパワーが高いのだ。


と、なると現代のEDH初心者がジェネラルを選んで好きなカードを99枚入れて遊んだ後にする必要があるのは高いカードを買うことではなく、デッキの再現性を高めることだろう。


mtgは一つとして同じゲームがないランダム性の高いゲームだが、だからこそいつも強い動きができるように工夫する。

EDHも同じである。
具体的にはどうするか?

例えば4マナのジェネラルを例にしよう

4マナのジェネラルを使う際のマリガン基準として、他の相手への干渉や相手からの妨害を考慮しないならば

土地3枚
2マナのマナ加速1枚
4ターン目のアクション1枚
その他2枚

が理想的だろう

このハンドでキープ出来れば4ターン目までの動きが確約されるし、4ターン目のアクションが手札を増やすアクションならなお良い。

逆に言えば、手札のうち絶対に必須のカードは5枚なのだからその5枚がくるまではマリガンを厳しくしても問題ない。
現実的には途中で土地を引くことも考えて土地2枚でキープまでは妥協出来る。
マリガンで思ったようなハンドが来なくても土地2枚マナファクト1枚は欲しい。
無いとゲームにマナクリプトを持っていようが持ってなかろうがゲームから追い出される。

このゲーム方針から考えると、期待値的に

3ターン目に土地3枚が欲しいので土地は最低33枚
初手にマナファクトが1枚は欲しいので2マナ以下の加速は14枚以上

重めのマナ加速と合わせてマナソースは50枚あると良い

そこにジェネラルを出した次のターンのアクションになるカードも14枚程度入れよう

ここまででデッキのカードが大体65枚
残り35枚のうち10ー15枚ほどを相手の妨害に割いて残り20枚が自由枠だ

実はedhは100枚ハイランダー構築だが本当に何も考えずに入れて良いカードは20枚程度なのだ


まずはデッキの再現性を高めて更に力を求めるなら高いカードを買えばいい。
高いカードは再現性を高めるかゲームスピードを加速させるカードが殆どなので。


というわけで自分が昔意識していたEDHのデッキ構築の話でした


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?