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世界で一番大嫌いだった人【my mother】

お久しぶりです!水曜担当のきなです☺

この春上京し、やっと生活になれつつあります。

ずっと止まっていた投稿、再スタート切ります!

①世界一大嫌いだった人

私は周りの人から口をそろえて「母に似てる」と言われます。

じゃん!(朝日がまぶしく、若干引き気味の笑顔)

どうですか?似てますかね?笑

母とは、昔から声も 顔も 性格も似てると言われてきました。
それって嬉しいことかというと、
私は全く嬉しくなくて。
母を常に自分の鏡写しだと感じていた。
人ってどうしてもいやなところばかり目が行きがちだと思うんですけど、
母の悪いところ=自分でもダメなところだと自覚して、自分自身に嫌悪感を抱き続けてました。

例えば、母は家に帰ってきたら週に3回くらいは体調悪くて寝込んでました。お風呂に入ることを呼びかけてもなかなか起きなくてダラダラ。
その様子をみて家族が不満を言う。不穏な空気が流れる。


だけど家族皆が不満に感じていることを分かっていながら、母と全く同じことをやってしまう自分もいて、なかなか改善できない自分が嫌になる。

そんな「自分も母も嫌い」と思い続けていた子ども時代がありました。
もちろん、この様子だったので反抗期は反発しまくり手のかかる子でした。笑

②そんな私の転機

その日はいきなりやってきました。

大学2年生のある日。
この頃の私は、なにもないし居場所も感じていなかった佐賀の実家にはさらさら帰る気はなく福岡で大学生活を満喫してきました。

たまにかかってくる父からの電話。
ちょっとうざいな、と思いながら出てみる。

「元気や?お金には困っとらんね?」といつも通りの会話。
「うんうん。」と聞きならしながら、最後に父が言いにくそうにしゃべった一言が

「お母さん、癌にならした」

最初は、え?まあ。。。そうなのかー。。。
くらいにしか思いませんでした。

電話を切って、ちょっと茫然となり、徐々にいろんな感情が表に出てきました。

「人の最後って永遠じゃない」

分かってるようで、初めて実感できた瞬間でした。

そこから、徐々に徐々に私も兄弟も家族みんなが
少しずつあったかい丸みを帯びた形になっていきましたね。

今まで反発しかしてないし、本音で話したことないし
「ありがとう」なんか伝えるのなんか絶対面と向っていえなかったのに。

今では、家族のことが本当に何よりも大事に心からおもえてることが嬉しいです。

母からのこんなLINEでさえ、ちょっとにやついちゃいます。

(母の日のプレゼントはいまだに製作中ですが笑、初任給でプレゼントしたコーヒーメーカーは喜んでくれました)

③最後に伝えたいこと

◎家族は、かえようがない本当に大切な存在
◎人はいつ終わりが来るかわからないからこそ、今この瞬間感謝をしっかり伝えるべき。後悔しない人生を。
◎沢山嫌なところもあるけど、母はやっぱり偉大

母の日に、改めてお母さんありがとう🌼


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