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長瀬智也の退所と続いてく生活



表紙の絵は中学生の時に描いたきったねえ絵だ。本当にこの頃長瀬智也しか描いてなかったな。
3月31日に長瀬智也がジャニーズを退所するって聞いた時、私は一人でラーメンを食べに遠出してて、1時間かけてたどり着いたラーメン屋が閉まってて、大雨の中渋滞に巻き込まれながらそんなに食べたいわけじゃない美味くないラーメン屋に入ろうとしてた。笑ってしまうくらい視界がぐにゃぐにゃにゆがんだのをよく覚えてる。

12歳の時にTOKIOを好きになってからかれこれ14年ファンをやっている。ファンと言っても、あの事件があってからは何もかも悲しくなっちゃって、曲も聞いてないし鉄腕DASHも見てないし何のラジオも聞いてません。
「俺の家の話」が良かったという話は聞いている。私は元々「タイガーアンドドラゴン」で長瀬智也を好きになってしまったので、その評判だけ聞いて、「良かったな」と純粋に思った。
見たら本当に何もかも終わってしまうんじゃなかろうかと思ってしまって、見れないんですが。悪い癖だ。いつか見れるかな。

私は気に入らないことがあるとすぐに情報を遮断してしまうので、長瀬智也の退所に関わるニュースが入ってくるのが怖すぎて、もうここ何ヶ月か「長瀬智也」と「TOKIO」をワードミュートしている。だからこの退所を彼はどういう境地で迎えてるのかよく分かってないけど、でも笑ってたらいいなと思う。

本当に久しぶりにTOKIOの曲を聞いてるけど、笑っちゃうくらい良いな。正直TOKIOはそんなに売れてないと思うし、皆ほんとに代表曲2曲くらいしか知らないと思うけど、私にとってはあまりに生活に結びつきすぎてて、もうなんか曲を聞いてるのか生活を思い出してるのかよく分からない。


中高6年間くらいは、「本当に私はこの人のことが一生好きなんだろうし、この人以上に好きな人なんて出来ないんだろうな」と思ってたけど、私は私が思ってる以上に惚れっぽくて飽き性だったよな。現実でも、舞台の上の人でも。思ってる以上に長瀬智也以外にたくさん好きな人できた。しかも、長瀬智也が好きな理由よりも、その人たちが好きな理由の方がたぶん私はうまく喋れると思う。

この退所のタイミングも普通に生活の中の一部なんだよな。普通に今、仕事が年度の切り替えで忙しくて余裕ないし、新しい友人が出来たり、充実してる中の本当に一部なんだよな。今日のこの日って。
たぶんそれは私が大人になってしまった証拠だし、明日にはなんにもなかったように仕事してるんだろうなと思う。

でもなんか、この日のことは記録しておかなきゃダメだなと思ってしまった。
ファンと呼ばれる人ほど追っかけてもないし、もうなんか好きなのかもよく分かってないんだけど、今日は自分が切り替わる日でもあろうと思ってる。
酔っちゃって、本当に雲をつかむようなことばかり言ってるけど、長瀬くんもそういえばそういう人だった。私は長瀬くんが書く雲をつかむような文章が好きだった。すごく芯がありそうなのに、言いたいことを何も言ってないみたいな。それさえも私が描いた像でしかないんだけど。

誰が会社辞めたって、誰が死んだって、これからもずっと生活が続いていくんだよな。
生活はすごいな。何もかもを忘れさせるからな。ごっついよ。
こんなに強い感情を抱いてたことも、本当に笑ってしまうくらいたぶん忘れてしまうから、ごっついよ。生活って残酷だよな。でもめちゃくちゃこれからも救われるんだろうなと思う。

そういえば私は長瀬智也が好きで、高校の時好きだった先生の名前がさとしだったから、子どもが産まれたら絶対に「智(さとし)」にしようって割と本気で思ってたんだよな。

たぶん、これから何もかも忘れてしまうんだろうけどそれだけはめちゃくちゃ面白いから忘れないでおこうって思ってる。


とりあえず部屋でできる限り斜めになるので倒れないようにサポートしてください!小指からで大丈夫ですので!