イベント中止のお詫びと、主催からのメッセージ


既報の通り、本日のデカマクラPart.Mは主催の体調面の懸念事項が解消できないことから、中止となりました。
この文章が公開される20時に、私のDJが終わりイベントが無事終了しているはずでした。このような文章を急遽公開しなければいけないことに、深く落胆し、また関係各所に多大なご迷惑をおかけしたことに対しても非常に申し訳なく思っております。

この1年間ずっと息切れ寸前で走ってきて、それは重々承知していたのでラスト2週間はイベント開催のみに集中できる環境を整えたのですが、どうやら溜まっていた疲れが出てしまったようです。何とも皮肉ですが、これが現実です。
なお、今日は静養していますが少しずつではありますが体調の回復の兆しが見えております。原因が分かっていないのでいつ完治するかは不明ですが、一日も早く復帰できるように静養いたします。


MOGRA様と昨晩協議を行い、急遽中止判断という運びとなりました。
詳細については控えますが、MOGRA様の方も中止判断をするにあたり大変残念に思われており、主催/MOGRA様双方が代替開催に向けて前向きに検討を進めております。これにつきましては、いいお知らせができるように尽力しておりますので、時間はかかるかもしれませんが続報をお待ちください。


ここからは主催からのメッセージです。

デカマクラというイベントをなぜ始めたのか?ということを、あまりちゃんと皆様にお話ししていなかったと思います。
5~6個くらい理由があるのですが、今日はその一つについて触れさせていただきます。

以前のnoteでもあったように、2021年、特に29歳に入ってからは地獄を見るような1年間でした。
なぜこのようになってしまったのか?一つ一つの結果を考えていくにつれて私の中である結論がまとまりました。

守りに入ってしまったことが、悪循環を生んでしまった

ということです。
コロナ禍になり1年以上が経過し、私は何か新しいことを始めるような環境になかなかなれず、当時あったもの(交際関係、推し、資産等々)を守ることに意識が向いていました。
世界がどうなろうとも、自分の手にあるものは守り切ろう。
この考えは必ずしも間違った考えではないと思いますが、結果として私は上記のものを1年間でたくさん失いました。

29歳という人生の曲がり角に差し掛かり、いつしか私は守ることばかり考えていなかったのか?無意識に選択肢を狭める動きをしていなかったか?

そういったことから、何か新しいことを本気で始めようと思っていました。
どん底まで落ちて、手にできるものがないからこそ、始められることがあるんじゃないか。

そうして、デカマクラプロジェクトを動かし始めたのです。

1年経ち、MOGRAでこれだけの素晴らしい演者が集まりました。

PartMフライヤー1確定_画質下げ

素晴らしいフライヤーができました。
延べ100人以上のDJさんが、延べ6名のVJさんが、ここまで継走してきました。
実況は盛り上がり、オンラインは同接最大60人、オフラインも苦労しながらではありながら毎回出演者と同人数程度のお客様にご来場いただきました。


「創設1年未満のイベントが、MOGRAに立ち、イベントを成立させる」
始めに立てた無茶な目標は、開催する、そのわずか一歩手前まで十分に走って来れました。
本当に主催冥利に尽きる1年間でした。様々な叱咤激励の声を頂きました。多くのクラブ関係者の方にも助けて頂きました。

最後こそ今のところこのような結果になってしまい、しかもそれが主催起因であることが本当に申し訳ないし悔しいし残念でなりませんが、それでも、私のやってきたことは、絶対に間違ってなかったと断言できます。


当初の予定通り、デカマクラは一旦休眠期間に入ります。
第一期はMOGRA代替開催まで延長となってしまいましたが、MOGRAでイベントを成功させるという主催の想いは何一つ変わっていませんし、ここから再スタートという気持ちでまた明日から準備を進めていきたいと思います。

そして、いつもお世話になっている秋葉原雷神様とも今後とも末永くお付き合いしていけたらと思っております。通常のオフライン回は引き続き雷神です。これは当面変えないつもりです。


最後になりましたが、今日までのデカマクラに関わって頂いたすべての方に感謝いたします。

デカマクラは必ずMOGRAに戻ってきます。
そして世の中が許せば、マスクも外して、みんなでわいわいしながら、誰の記念日でもないお祭りとして行う「デカマクラ Part.M リベンジ」(仮題)を開催しますので、気軽に遊びに来てください。

2022年7月10日
デカマクラ 主催 ぴろー

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