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【おっさんの戯言】人を比べる…

人生、生きてると

何かと人と比べられたり、

他人と自分を比べてみたり、

他人と他人を比べてみたりすることは

よくあるはなしで…



勝手に他人と比べられてイラッとくるのに、

自分と他人を比べて落ち込んでみたり、

勝ち誇ってみたり…



ついつい人は人を比べたくなるものだけど、

そもそも、比べるってことってなに?

と、疑問を抱いたので、

ちょいと考察してみる。



何かと何かを比べる、

比較するときって

種類とか

単位とか

条件とか

枠とか

細かな設定揃えますよね。


例えば

比重を比較するなら、体積揃えなきゃだし…

当然その時は単位は同じ単位で測りますよね。

さらに言えば、計測時の温度も合わせなきゃ

だろうし。



どっちが足が速いか比べるなら

最低でも同じ距離を走らなきゃですよね。



何かを比較するときって、

結構細かに条件やら枠組なんかやら

揃えなきゃそもそも比較になんか

ならないんですよね。





下記の比較を明確に回答してみて下さい。

『ミニバンと軽トラどっちが便利?』

『木造住宅と鉄骨住宅どっちが快適?』

『レクサスとヒノノニトンどっちが速い?』




こんな設問

余りにも条件設定が足りなすぎですよね。

条件や状況次第ではどっちにだって

振れちゃいます。



けど、人と人とを比較するときって

往々にしてこんな陳腐な設問じゃないですか?



人と人とを比べるんなら

最低限競技などの規定にそったような条件設定は

必要かと…



生きてる時間も

生まれた地も

親も

性別も

見て来た景色も

食べてきた食料も

心拍数や脈拍だって

違うのに

人の人生比較するにあたって

揃えられる条件なんてあんのかなぁ?



ろくに条件設定もせずに出てきた答えって

なに?

なんか意味あんのかなぁ?











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