不妊治療⑥体外受精~採卵までと費用公開~

前回の続きです。

今年の2月から、体外受精に向けて本格的に治療を始めました。

仕事は、2月の入試を終えてから、すぐに休職するつもりだったのですが引継ぎやらなんやらで2月末まで働くことに。

体外受精は、採卵、採精をして、受精卵を作り、それを時期を見て移植をする、というステップがあるのですが、私の場合はすべての過程においてめちゃくちゃ時間がかかりました。

まずは採卵までについて書きたいと思います。

排卵誘発剤を用いて、まずは排卵を起こさせます。
いつもはレトロゾールという薬を服用していたのですが、クロミッドを処方されました。ただ、これが私の体に合わないようで副作用である頭痛がものすごかったのを覚えています。寝ても治らず、次の日のお昼ぐらいまで痛い→また夜に飲む、痛い、、の繰り返しで辛かったです。

クロミッドを使って3日目で、卵の様子がどうなったのか内診をしてもらいましたが、成長が遅く、ゴナールFと呼ばれる皮下注射を打ちました。

私の場合、卵は多く取れそうなのですがとにかく成長が遅いので卵を大きくするものが必要でした。そのために注射をたくさん打ちました。なるべく卵を多く、大きい状態にして採卵が一度で済むように、とのことでした。そりゃ採卵は一度の方がいいですからね。

結果的に何をどうしたかと言うと・・・

2月10日 

採血とクロミッド10日分¥7865

2月14日 

採血内診とゴナールF皮下注射 ¥18700

2月16日 

ゴナールF皮下注射 ¥9900

2月18日 

採血内診と筋肉注射(HMGフジセイヤク)
&クロミッド1日分追加 ¥12815

2月19日 

HMGフジセイヤク筋肉注射 ¥6050

2月20日 

HMGフジセイヤク筋肉注射 ¥6050

2月21日 

採血内診とHMGフジセイヤク筋肉注射
&クロミッド2日分追加 ¥15180

2月22日 

HMGフジセイヤク筋肉注射 ¥6050

2月23日

採血内診とスプレキュア ¥10340
→この日にやっと採卵日が決まりました。2月25日に採卵となりました。

長っ!!!!!!

採卵までにほぼ毎日注射のために病院に通いました。仕事もしていたので大変でしたが、休めるときは休みました。今だから言えるけれど、注射はすぐ終わるので、午前中に仕事が休める人などは、この過程があっても通院しながら体外受精できると思います。(休職しなくてもできるなと思った。)

自分で注射をやることもできたんですが、それだと高いということで通院しました。ゴナールFという注射は1回8800円。めちゃくちゃ高ぇな!!

でも自分で打つのは何日分かで値段が変わるみたいで、21600円とか35000円とか?もっと高かったです。

途中から筋肉注射に変わって、これは1回4950円かな。

しかも筋肉注射にいきなり変わって、お尻か肘上に打たなきゃいけないという事で毎回お尻出したのも(←お尻のが痛くないというので)めちゃくちゃ恥ずかしかったし。笑

採卵までの道のり・・・

TOTAL ¥92950 

いや高いわ。汗


通院費高すぎなので、水でも飲んだろかと病院にあるウォーターサーバー毎日利用してましたわ。(ケチ)

これに採卵費用もドーンと乗っかったのですが、

これ以上書き続けていると心が重くなってくるので、スミマセン、次回にします。

でも、2月10日の段階では、たった16しかなかったE2(エストロゲン)も、注射のおかげか、33→98→903→2093と上がっていきました。

そして、採卵までの道のりの中で、私が一番気にしていたことが採卵時の痛みについて。なんとクリニックの方針で無麻酔で行うようなのです。

注射してくれる先生が毎回違ったので、痛みについてはほぼ全員に聞きました。(笑)

担当の先生からは、「うちは針が小さいから大丈夫^^麻酔なしでやってるよ~!注射と同じで何回も刺してると痛いでしょ、あれと同じ感じの痛みかな~」

別の先生からは、「内部は痛みを感じる神経が通っていないので、最初だけ痛く感じるかもしれません。押される感覚が気持ち悪いという方もいます。」

注射をしてくれる看護師さんは、シビアで、「最初、局所麻酔を打たなかったら痛かったので次から局所麻酔されるという方もいらっしゃいます。卵の数が多かったり、子宮から遠くに卵がある場合は痛いです」とのこと・・・。

この意見を聞いて、卵の数も多いし、局所麻酔をするかめちゃくちゃ悩んだのですが、(この日に麻酔有り無しを決めなきゃいけなかったので)局所麻酔も注射を2回打つことから、「え、めっちゃ痛いやん」と思い、局所麻酔もなしで、座薬のみで挑むことにしました。

・・・さぁこれがどうなったかについては、次の記事で書きますね。







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