間男の独白
今日は昼過ぎに、恋人と、恋人の子どもがやってきて、うちでごろごろした。よるごはんはホットクックでラーメンをつくるらしい。
午前中、昼までゆっくりできるかなあと、恋人の家でお茶の準備をしていたら、旦那さんが予定より早く帰ってくるという話になり、それならとわたしは早く引き揚げた。多分、昼過ぎの訪問はその埋め合わせもあるのだと思う。帰ったのはわたしで、別に旦那さんと顔を合わせてもいいのだろうけど、でも、バツが悪くて。
間男って、すごいことばよね。間男…。まさに…と、間男側の女はしずかに感心します。
なんだろな。わたしの立場も意味わかんないけど、世間でいうところのハイスペック夫が、この状況を許しているのも意味わかんない。どこまでを理解し許しているのかはわからないが、常識の範疇を超えているのは確かだからな。妻命だと、妻が求めるあらゆることを受け入れたくなるのだろうか。彼女自身も認めている通り、わたしのことは恋愛対象というより(それもあるけど)、与えられなかった母親の愛情の代わりを求めている相手という部分があるから、旦那さんは、男としてこれを見逃せるのだろうか。むかーし、恋人が旦那さんからの愛をアガペーだと言っていた。この関係性がアガペーの結果なのか? いや、そんないいもんじゃないと思うのだけど。
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