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「早春の武甲山で遭難しかけた話(後篇)2」
(「早春の武甲山で遭難しかけた話(前篇) 」
「早春の武甲山で遭難しかけた話(後篇)1」の続き。最終回です)
日の暮れた、山頂にて◆18:00
苛酷なロック・土砂クライミングをへて、一般山道へ復帰できたことにまずは、ほっと安堵…の勢いで twitterに書き込む
いや登山、楽しかったんですが..くだりの途中、道間違え、スゲ沢(渓流)とかいうとこまでゆき「あれ、道がない!?」となり。一般山
「早春の武甲山で遭難しかけた話(後篇)1」
(前篇よりのつづきです。)
山頂で、おにぎり二つを食し。
中学生男子4,5人が神社の横できゃっきゃと騒ぎつづける歓声を聴く。
二時間強はかかるだろうし、そろそろ、山を下りようと、ルートを確認。
左に「シラジクボ 小持山・大持山/浦山口登山道」
右に「武甲山山頂」とある(ゆきできた「表参道ルート」は反対側)。
春の花々を楽しみにしていたのに、ゆきの「表参道ルート」では、ほぼ花を見られなかっ
早春の武甲山で遭難しかけた話(前篇)
はじめに先日、武甲山へひとりで登山した際、下山途中に道に迷い、遭難しかけた。結果的に助かったのだが、二度ほど(このまま、死ぬかもしれない)と思った。考えてみると、そんな経験をしたのは、人生で初だったし、そこで感じたこと、思ったことを忘れたくない、と。ここに記すことにした。
これは武勇伝ではなく、恥だ。
自分は、この登山で、いろいろな間違いをおかした。
けれど、それを克明に記すことで、いつか山を
高円寺スーパー芸術論
高円寺。この町へ越してきてもっとも驚いたのがスーパーの多彩とその豊穣さである。
おそらく高円寺に生まれ、長く暮らしているひとにとっては、それらの環境が当たり前のように思えるかもしれないが、全然当たり前ではない。歩いてゆける場所に一店きり、とくに覇気も個性も工夫もなく、その周辺にそこしかないのでなんとなく生き残っている系スーパーしかなかった、スーパー干ばつ地帯に長らく住んでいた私からしてみると。なん