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【連載コラム】もっと知りたい障がい者福祉 ~第5回 就労系福祉サービスとは?~

みなさまの中には、日頃障がい者福祉と関わる機会はないけれど、状況や
課題を理解したい、どんな支援が自分 にできるのか考えたいと思われる方がいらっしゃると思います。
こちらのコラムはそのような方に向けて、障がい者福祉を取り巻く状況を
知っていただけるような情報をお届けします。




障がい福祉サービスには、様々な種類のサービスがあります。
今回は主な就労系障がい福祉サービスをご紹介いたします。



就労継続支援A型事業所

般企業への雇用は困難であるが、雇用契約に基づく就労は可能な方が、
事業所と直接雇用契約を結び、自分に合ったお仕事に 従事することができる事業所です。

給与が支払われ、最低賃金が保証されています。そして、勤務日数・時間により社会保険等へ加入できます。

お仕事内容は様々ですが、PCを使用したお仕事や事務作業、接客・販売業務、清掃業務、ものづくり等多岐に わたります。

また、対象年齢が原則65歳未満と定められています。

※平均賃金:月額79,625円・時間額899円(令和2年度・厚生労働省調査「令和2年度工賃(賃金)の実績について」より)



就労継続支援B型事業所

一般企業への就職に不安があったり、就職が困難な場合に雇用契約を結ばずに生産活動等の就労訓練ができる事業所です。契約を結ばないため、製作物や作業に対する成果報酬として「工賃」が支払われます。

障がいや症状に合わせて軽作業ができます。 お仕事内容は様々ですが、
自社製品の製造や軽作業等多岐にわたります。

利用に際しての年齢制限がないのも特徴です。

※平均賃金:月額15,776円・時間額222円(令和2年度・厚生労働省調査「令和2年度工賃(賃金)の実績について」より)



就労系障がい福祉サービスと一言で言っても、様々なサービスがあります。 また、就労系以外の福祉サービスもあります。どのような福祉サービスがあるのかを知って頂くことも支援の第一歩につながるのではないかと思います。
PIPPOもそのお手伝いができましたら幸いです。




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