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オットがお坊様 のち 神様になった話

はじめに

まず今回の話はなかなかスピリチュアルにとんでいるので苦手な方はすっとばしてほしい。

信じるか信じないかはあなた次第だが、わたしが感じたことをそのまま書いていくので興味のある人は是非とも読み進めていただき、
感じたことがあればコメントで教えてほしい🧚‍♀️(否定的なのは心がつぶれるのでヤメテクレぇ)

きっかけは結婚記念日

昨年の結婚記念日。
どうしようも居られなくて、自分にご褒美で
自宅の近くにあるというエステサロンにとびこむことにした。

エステなんかいくのは結婚式以来。
ドキドキしつつ向かうと、すごく感じのいいオーナーさんが出迎えてくれて
「みんな気持ちよくてだいたい寝るんです」と言われたのに、オーナーが聞き上手すぎてあれやこれやと話してしまった。

今日が結婚記念日なこと。
だけどおっとは、1月に亡くなってしまったこと。
ひとりでふんばってがんばってきたご褒美に、エステを選んだこと。
おっとのことがどれだけ好きだったか
どんなに素晴らしいひとだったか

語れば語るほど思いが溢れてきて
エステされながら爆泣きしていた。

そして、オーナーさんもつられて爆泣きしていた。笑

そして、「ぜひ会ってみてほしい人がいる」と名刺をわたされる。

その人は「感じる、視える人」らしい。
私の気持ちが少しでも楽になるのなら、と。

オカルト、スピリチュアル大好き人間なので、迷わずその日にその名刺のひとに連絡をして予約をした。
その時点で2ヶ月待ち!🫢
すごい、、、


いざ、対面

おそるおそる、教えてもらったところに行って1時間おはなしさせてもらった。
そのことをズラズラかいていきたい。

ぱっと見はおだやかーな60代くらいの品あるおばさま。

どうやらその人は、小さい頃からの特殊能力で「聞こえる」「視える」みたいなかんじらしく。
写真さえみせてくれたらその人に話しかけれる。
ききたいことをきくよ。と言ってくれた。

実は、なにをききたいのか、
あんまり固まりきらないままいってしまって。

でもとっさにでた私の言葉は 

おっとの気持ちを知りたい。

だった。

「??今は気持ちがわからないかんじなのかな?」
と不思議そうな顔をされたので

いままでの闘病のことや死別したこと、
悔いが残る最期を送らせてしまったこと、
どうして私がおっとの気持ちを知りたいのかなどを説明した(この時点で号泣🥲)

そうかぁ、つらかったねぇ、、
聞いてみるからね。と

私が目をつぶらされてる間に
霊視??してくれた。


そこで聞いたアレコレ


「とにかく、ありがとう」
「いっしょにいて幸せだった」
「ひとりにしてさみしくしてごめんね」

「病院に来た時点で帰れないことはわかってた
もうここまでか、ここが限界か、ともわかってた。だから、わたしの選択一つ一つがどうだった、とかそんなことは思ってない。
さみしくさせてしまって、ごめんね、って思ってる。そして、ほんとにありがとう。」

そう言っている、と教えてくれた🥲

その人曰く

肉体は借り物で、魂はずっと残る。
そして、次々と身体を変えていく、それが「生まれかわり」である。

おっとの場合、ずーっと短命の男の子の生まれ変わりを繰り返していて
ひとつ前の前世がお坊さんだった。
そこでたくさん勉強をして、たくさんの人を救った。

それで、本当は終わりのはずだったのに、
最後、もう一度だけ生まれる、と選んだ。
それがおっとの人生だった。

人は生まれてくる時、5つの苦しいことを神様と約束(確認)してこの世に生まれる。
だから、おっともこの体で、人よりも過酷なことも、長く生きられないこともわかってた。
それでも、この人生を選んだ。
自分が選ばないと、他の誰かが選ぶ。
それは苦しい。避けたい。
自分なら耐えられる。そうやって決めた。

この人生で「おっと」として生まれて
先生としてたくさんの生徒の心を救って、
あなたと出会った。
全部、わかって選んでる。

「人生ではじめて、人を愛するということをあなたから教わった」と言っている。

… 泣いた。

実は、私はずっと思ってたことがあって。


やっぱり、わたしの勘、当たってたやん!
霊感ないけどさ!これって第六感ていうの!?

と興奮と涙マックス。

とおもいきや、急に爆弾が投下される。

「だけど、おっとさんは、もう生まれ変わりません」


ええええええええええええええええ
今年1番叫んだし、涙止まった。


輪廻転生の話!どこいった!w



その方の話によると
人はなくなったら地獄or 天国ではなく
行き着くところは皆同じらしい。
真っ白な世界。
ただそこに行き着くまでの階段(道のりの長さ)が人によって違うらしく
前世の徳によってショートカットできるとか。

しかも、その真っ白な世界の上にも世界があって、そこには選ばれし人(高い魂のひと)しか行けないらしい。
現代よりももっと先進的ですごく居心地のいいところなんだって。

それがおっとの場合、本来ならお坊さんの直後にそこにいく予定だったのが
おっととして生まれ変わったから、
もう今は白い世界のところにいて、その上の世界にいく準備中とな。

おっとは、白い世界でなにしてますか?ってきいたら
「本読んでます」って。

ずっこけた。

そういえば私はおっとがなくなってから気配というものを微塵もかんじないのだけど
それは、おっとが爆速で白い世界に行ってしまってるから、そら感じないわよ、とのこと

そして、上の世界に行ってしまうとそこでもう生まれ変わらずに過ごすみたい。その魂の役目をしっかり終えたから。

「私は、そこにいる人を、
 神様 って呼んでます☺️」

と言ってた。

遠ーくの、うえから、神様としてあなたのこと見守ってるから。大丈夫。☺️

って言われた。

なんかよーわからんけど、大丈夫な気がしてきた。

おっとは、知らん間に、神様になってた。

「おっと、むちゃくちゃええ奴でしょ?」と聞いたら

「こんな人と出会えることは、なかなかありません」と言われた。

そうやろ?そうやんな。
それがわかってもらえて、嬉しくて
おっとはやっぱりええヤツすぎて
また思い出して、たくさん泣いた。



おっとからの2つのお願い

そして、ふたつ、お願いがあるというてる、と。

① マグカップとタオルは捨てないで


「心当たりありますかー?」と。

タオルは、スポーツタオルいっぱい集めてて。それのことかなぁ(何個か捨てたかも。鬼嫁すぎる。すまん)

「マグカップは?どう?ずっと使ってたものとあかある?」

固定ってのはなくて、、色んなので飲んでたけど、いくつかお揃いのもある。それかなぁ?

そっかぁ。じゃあ、物というより、あなたと飲むコーヒーやお茶の時間が大好きだったんだろうなぁ。他は処分してもいいけど、置いておいて、って言ってる。

あぁ。そうか。
おっとの幸せって、そんな、なんてことのない、
わたしとの日常だったんだなぁ。

教師のグッズとか、携帯とか、手紙とか
そういうのでもなくて
わたしとの、他愛もないひとときが
おっとの宝物だったんだなぁと

それが今回のお話のなかで、
なんだかいちばんグッときてしまって。

そのあと、いつものお供えしてるグラスを
よく使ってたお揃いのマグにかえた。

これで毎日、朝コーヒーいれるからさ。
乾杯しよーや。

②同じような不治の病のひとの手助けをしてほしい。病の解明とか、支える会みたいなのを立ち上げてほしい


うおおおおおお。これまたビッグなお願いやな。
正直、それはそこまでの熱意は私にはなかったんや、、、
けどおっとの願いなら。
私の余生で、やれることやってみるよ。
ライフワークにしてみる。

ちなみに、私はいまはお病気や障害がある方の就労支援の仕事をしている。
その人曰く、今のこの仕事を続けることはまさしくおっとが望んでることだそうで。

こぼれ話だが、私の前世もみてもらった。
私はひとつまえが看護師、その前が教師だったと。
今の仕事は病気の知識もいるし、指導員として教師的な立ち振る舞いすることもある。
正直、前世ふたつのハイブリッド感、むちゃくちゃあるやん。
これもなるほどおおおおおお!ってしっくり。

今の仕事、天職やなぁって何回も思ってたのは
こういうことかぁ。
これもなんかすごい。


とにもかくにも


わたしはもうおっとには会えないらしい。
生まれかわりもしないらしいから。


本来なら気狂い案件なんだけど、
今おっとがむこうの世界で心地よくいられてるときいて、なんだかそれですっと心が軽くなった。

おっとは生きている間、仏かと思ってた。
けど、本当は神様だったんだなぁ。

超しっくり。

いやー、ほんとに
ここまで人間の器ができてるひと、みたことないんだもん。
あんな、壮絶な入院生活を送って
わたしのことを最後まで気遣ってくれた。

食べられない、しゃべれない。
寝返りもできない。

(亡くなる直前に教え子に電話かけてもらった)



私と会えるのは、1週間で15分だけ。
そんな私に、「ご飯食べれてる?」と口パクで聞いてくれるような人だった。

わたしはおっとの明るさや優しさに甘えてばかりのダメ嫁だったかもしれない。


おっとといたときは
本当に心があったかくて、強くて優しい光に包まれてる感覚だった。

なんでもできて、好きな自分になれた気がした。

人を大切にすることを教えてくれた。
人に愛されることの喜びを教えてくれた。
働くことの楽しさを教えてくれた。
命の儚さを教えてくれた。

あぁ、やっぱり神様だったんだなぁ。
と、
これはわたしにしかわからない感覚で
とっても、とっても腹落ちしている。

かわいい、愛しい、私の神様。


ずっと遠いところから
まだまだ、ずーっと、見守っていてほしい。

わたしは、今世でもらった宿題を
少しずつ、少しずつ
していくからさ。






***

さいごに①
余談だが爆速でわたしも階段登れると。その先ではおっとに会えると。ひひひ。うれしいね。後世の楽しみできたど。

さいごに②
帰り際に「色々あるけど…あなたなら乗り越えていけるから!大丈夫☺️」
え。怖くて聞けんのやけど。まだなんかあるの?ヤメテクレ

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