日記③〜そもそも日記とは〜
2024.5.13(月)
そもそも毎日日記をつけるのは難しい。
それは決して、手間だからとか面倒くさいからという理由だけではない。
書くことが無いのである。
そんなに変動がある毎日を送っていないので、やれ昨日、やれ今日、やれ明日。
たぶんさほど変わりない日々しか過ごさないのだ。
なので、いざ、1日の終わりに日記を書こうと己と向き合うと、書くエピソードのあまりの乏しさに頭を悩ませてしまう。
だがしかし。
そもそも日記にエピソードは必要なのだろうか。
今までなんとなく、
「せっかく書くなら中身のあるものを!」
という謎の意識があった。
が、よくよく考えれば、日記とは決して面白漫談トーク記録では無いはずだ。
そりゃあ面白ければ良いに越したことないけれど、別に面白くなくたってそれは悪いことでは無い。
それが日記なのだ。
「その日何を考えて何を思って自分は生きたか。」
そういうシンプルなことを整理して、
「ああ、あの日の自分はこんな奴だったのか」
と見返すための記録でしかない。
それ以上でも以下でもない。
それが日記なのだと気づいた。
遅い。気づくの。
もっと早く気づいていれば、私は今まで日記にここまで悩むこともなかったのに。
ちくしょー。
まあでも、気づけたことはいいことなので、明日からはもっと気楽に適当に書こうと思う。
何も無かったら何も無いと書いていいのだよ、日記って。
そうらしいよ、私。
だから、今日はね、本当に何も無かった。
残業して、疲れて、ご飯がおいしくて、その後ちょっと寝てしまって、起きたらもう深夜で、慌てながら風呂入って今布団にいる。
ただそれだけの日だった。
あ、でも今日帰る途中で猫が歩いているのを見た。
可愛かったな。
おわり
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