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お笑いって難しい

漫才コンビがネタをした後に構成作家さんがアドバイスを送るというライブに行ってきた。

ユニットライブ「ときせまる」

ネタ見せのライブ版みたいなものだと思う。
出演者は以下の5組。(出番順)
・ワンドール
・トライクレヨン
・まーぶん
・きつね日和
・戦慄のピーカーブー

漫才のネタをどうしたらおもしろくできるか…という改善案だけでなく、
・どうしたらこの漫才からテレビ出演に繋げられるか
・テレビに出た時にどう行動したら良いか
など「世に出る為の準備」を各コンビごとにアドバイスしている様子が印象的だった。

見た目の清潔感や華やかさを指摘されているコンビが多かったように思う。衣装はかなり重要なウェイトを占めるらしい。

個々のキャラクター性も大事らしく、そこが定まっていないと引っかかりにくいらしい。
漫才の中のキャラクターを平場(ネタ以外のトーク等)で活かせるかと言う指摘もあったりして大変そうだった。

名前の覚えやすさも大事なようで、「その名前だと覚えにくいな。」と言われている人もいた。

ネタ本編は素人には思いもつかない視点からのアドバイスが多く、お笑いをやるのって死ぬほど難しいし頭を使うんだなと思った。

話を聞きながら普段使わない部分の脳みそを使った気がする。
形のないもので人の感情を動かすのは難しい

試行錯誤を重ねて考えられた仕組みの中で私たち観客は笑わせてもらってるのだと感じた。
(大きい笑いに導く為のパターンがいくつか提示されていた。)
加えて先述の「どうやったらテレビに出て人気を得られるか。」も考えなければならない。

とんでもない頭脳労働。

もうちょいお笑いライブのチケット料金を高くしても良いんじゃないかと思う。

ときせまるアーカイブ配信のチケット購入と視聴は11/18まで。

お金をください。