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仕事帰りのお笑いライブに憧れる地方民

ここ8ヶ月ほど毎月東京に行ってお笑いライブを見に行っていた。去年の今頃は「1年に3回くらい行けたら良いな。」などと思っていたのに理性と節制をかなぐり捨てたらこのザマである。

3週に渡って行ったこともあり、見知ったお笑いファンからは「いっそ東京に住んだら。」とからかわれたりもする。職と住居があれば今すぐにでも移り住みたいが探す気力があと一歩出ない。

何が怖いって、数ヶ月前までは「探す気力が全然無い。」だったのにいつの間にか「あと一歩」まで迫って来てしまっている。

今までは「やりたいこともないから転職活動もな〜。」と二の足を踏んでいたのに、ここ最近やりたいことが芽生えつつあり、勢いさえついてしまえば後先考えずにそっちの道に飛び込んでしまいそうで怖い。もう人生の正解がわからん。引き止めてほしいのか背中を押してほしいのかも分からん。


話が逸れたが、毎月お笑いライブを見に行っていたら配信では満足出来なくなってしまった。去年の今頃は配信でも充分楽しんでいたのに…!

もちろん配信は配信で楽しいし、本来見られないはずのライブを見られるのでありがたい。無くならないでほしい。

でもやっぱり全身で漫才なりコントなりを浴びてどっぷり浸かることのできるライブと、画面の中の世界を見るだけの配信とでは体感が全然違う。おもしろいし笑うことは笑うんだけど全然違う。

まだライブに一度も行った事が無かった頃、ライブ経験者の皆さんが「配信より生のライブが良い。」「全然違う。」と口を揃えて言っていた意味が今ならわかる。(あの頃は「こっちは配信で楽しんでるのに何でそんな水を刺すようなことを。」と思っていた。申し訳ない。)

お笑いライブに行きたい。

中でも仕事帰りにお笑いライブに行くことに今ものすごい憧れを抱いている。

平日に有給をとってライブに行くとスーツ姿の人を見かける事がある。めちゃくちゃ羨ましい。

一仕事した後のお笑いライブはとても楽しいと思う。労働の疲れやストレスなんか吹っ飛ぶだろう。笑い疲れが追加されて結局疲れて帰ることになるかもしれないが、それでも脳や心はスッキリして明日を迎えられそう。

毎日何かしらのお笑いライブがある東京が心底羨ましい。

もしかして地元にも地下ライブ的なものがあるんじゃないかと思って調べたらほとんど無かった。一応あるにはあるが、1ヶ月に1〜2個くらい。しかも直近で開催予定のものは既にチケットが完売していた。あと普通に土日の昼開催だった。

地方には…仕事帰りに行けるお笑いライブが無い。

やはり東京に移住するしか…。

あとお笑いライブと書いてたけど結局見たいのは三拍子の漫才なのでなんかもう誰かなんとかしてください。宝くじ当たってくれ。ドリームジャンボ。


お金をください。