能登半島地震を西洋占星術で読み解く「災害に繋がった3つのハードアスペクトの考察」
あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
今年は元旦から大きな出来事が続く年明けとなっております。
被災された方々には深くお見舞い申し上げます。
一日も早く支援が行きわたり、復興が進むことをお祈り申し上げます。
能登半島地震発生時のイベントチャートになります。
地名がTokyoになっていますが場所は能登半島です。
実は能登半島ですが、震源地からずれているみたいです。
位置をずらしてチャートを作成してみたりしましたが、リーディングに差はないと思いますので、今回はこの図を使います。
1.大地震の状況を表す三つのハードアスペクト
まず、こちらのチャートですが、三つのハードアスペクトがあります。
月、金星、土星のTスクエア。
水星、火星、海王星のスクエア。
太陽、キロンのスクエア。
このハードアスペクトを一つずつみていきます。
2.家族の帰省に発生した大地震。月、金星、土星のTスクエア
このチャートで一番目を引くのが、月とICのコンジャンクションとなっています。
ICは大地、もしくは地底を表しており、月は国民を表します。この乙女座の月が6室射手座金星、9室魚座の土星とTスクエアになっています。
射手座金星が表すものは、射手座からも旅行の楽しさといったことが考えられます。
また9室魚座土星に関しては、遠方にいる高齢者といったところでしょうか。魚座からも海といったイメージも入ってきそうです。
このTスクエアから遠方への帰省の楽しさに対し、大地(乙女座は地のエレメント)の困難といった状況から地震といった状況を読むことができそうです。
3.移動困難な地域と火災。水星、火星、海王星のスクエア
2つ目のハードアスペクトは水星、火星、海王星のスクエア。
水星はICのルーラーになっており、火星とのコンジャンクションから、大地への災害を表していると考えられます。
水星ですが、地震発生当初チャートを作成したときに、どうして水星のハードアスペクトが影響しているのだろうと不思議に思っていました。
ですが、時間が経つほどに地震の影響で道路の不通の区間が多く発生し、移動が困難な地域があることが分かってきました。
水星は移動を表し、この時の水星は射手のサインにあります。
射手座の水星はデトリメントで品位が良くありません。
そういったことから、ICルーラーが射手座水星であることは、移動が難しい地域での地震であったと暗示しているのかと後から気づき、正直ぞっとしました。
また火星と海王星のハードアスペクトですが、海王星から津波の被害を恐れていましたが、海王星は境界線をこえて広がることから、火災による延焼。
海王星が10室にあることから町の中心地での火災となってしまったのでしょうか。
4.地方行政の災害のトラウマ。太陽とキロンのスクエア。
私は古典占星術的な読み方をするせいか、どうしてもキロンについては悪い状況を読んでしまいます。
キロンは傷ついたヒーラーです。
このキロンですが、太陽とスクエアになっており、太陽は国や行政のトップを表していると考えられます。
キロンも11室直前におり行政を表しています。
国や行政のトップの受難的な状況が考えられます。
また、11室ですが天王星が滞在しており、天王星は地震のシグニフィケーターからも地方での地震の暗示があるのかもしれません。
海外の支援部隊が移動が困難なことから被災地に入れないということも、7室太陽と11室直前の牡羊座キロンのスクエアにありそうです。
5.被害はある程度抑えられるのか。太陽、月、木星、土星のカイト。
今回の地震ですが、大変困難な状況にありながらも太陽、月、木星、土星でカイトという大型のソフトアスペクトがあります。
太陽は3室(メディア)を支配しており、山羊座。
地震発生直後のNHKの非難を強くよびかける女性アナウンサーを思いださせます。
木星ですが、6室(行政、消防、警察、軍)と10室(政府)のルーラーであり、11室にあることから地方において、行政や消防、警察、自衛隊の働きや救援物資などを表しているかもしれません。
8室(死)のルーラーは土星となっており、月、金星とのハードアスペクトはあるから、完全には楽観的にはなれませんが、地震当時想定していたよりは死傷者数は抑えられるかもしれません。
また、11室から牡羊座のキロンや牡牛座の木星からも人の行動よりは物資やお金といった支援が考えられるところです。
6.まとめ 災害の予測について
最後、良いアスペクトを取り上げましたが、被害にあわれた方にはそれどころではないと思います。
一刻も早く救助と支援が進み、復興がされますことを再度、強く願います。
災害の予想についてですが、トランジットで3つのハードアスペクトがあるとき、ニュースとなるような大きな出来事が起こるようです。
ただ、毎度このような災害が起きるわけではなく、国の出来事は他のチャートを含めて総合的に判断した方がいいと考えます。
それらについては、またどこかで記事にするかもしれません。
次回は羽田空港の飛行機事故のチャートを読む予定です。
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