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水星逆行とTwitter認証バッジが削除された日

1.認証バッジが削除されたのが水星逆行開始の日という偶然

 水星逆行が始まる時、電車の遅延があったり、連絡の行き違いなどが起こりやすいため、注意を促される日です。

 ただ、今回の水星逆行はいつもとは様相が異なったようです。

 認証バッジが削除された4月21日は奇しくも水星逆行が始まる日でした。

 認証バッジがない状態に戻ったということが水星逆行らしいとも言えます。

 同日ではなかったら、後々の振返り位相図で取り上げる内容ぐらいだなという記事ですが、さらにその前日4月20日が金環日食であったこともあり、いつもより大きい話題が持ち上がったようです。

 この状況を西洋占星術的に見ていこうと思います。

2.イーロン・マスクがTwitterを買収後、ブルーバッジの有料化を発表

 事の発端は、昨年の秋にイーロン・マスクがTwitterを買収したことから始まります。

 イーロン・マスクがCEOになった後のTwitterの動きは話題が途切れず、目が離せない状況でした。

 Twitter社員の解雇、暴露ファイル、収益を改善するために著名人に着けられていた認証バッジが有料化するなどの発表がありました。

 それに先行し、著名人でなくてもサブスクでブルーバッジを付けられるようになりました。

 私はイーロン・マスクのTwitter買収はアメリカの秋分図に出ていると思っています。

2022年アメリカ秋分図

 SNSは3室か11室かどちらで見たら良いか迷うところですか、天王星がAsc上にあり、11室のルーラー。

 11室の手前には水瓶座土星があり、天王星とスクエアで波乱の展開。

 また3室は蟹座であり、月は獅子座5室。5室は明らかになる部屋。

 イーロン・マスクは蟹座であることから3室蟹座は象徴的ですね。

3.削除された日が水星逆行開始日で、前日が金環日食という偶然

 前々からブルーバッジは有料化すると言われてきましたが、日本では4月21日0時にブルーバッジの削除が行われました。

 一部Twitter内で騒然となりましたが、バッジがなくても機転を利かして面白くかわす会社もあり、SPY×FAMILYの作者に何故か金バッジがついていたり、私は思わずわかさ生活広報部を見に行ってしまったり、そんな中、次の日には金バッジがついた企業も多く現れ、落ち着きを取り戻しつつあります。

 結局のところ、金バッジや青バッジは全員が有料ではなく付いているというのが、蟹座や魚座土星っぽいなぁ、と思っています。

 それで水星逆行の日、東京の図です。

水星逆行開始の図で読んでみる

水星逆行開始 4月21日17時35分東京都

 水星逆行開始直前の図で、水星逆行中の出来事が分かるかは不明ですが、このTwitterの状況を読んでいきます。

 実際に、公式バッジがなくなったのが4月21日0時ですが、4月21日17時36分が水星逆行開始となります。

 この水星逆行開始の図がTwitterの一件の全てを表してはいないと思います。

 Ascは天秤座、MC蟹座。

 実際Dsc上には牡羊座木星があります。

 木星は3室ルーラーであり、海外からの出来事の暗示。

 チャートルーラー双子座金星は8室。

 双子座金星から交流の楽しさを表しているようですが、それが8室にあるということは何らかの終わりがあり、新たな始まりがあると見て良いです。

 この金星は水星に支配されており、水星は牡牛座にあることからお互いを支配するMRになります。

 この水星に月がコンジャンクションしているときに水星逆行開始。

 月はMCのルーラーであり、社会のトップを表していそう。また、月は蟹座からもイーロン・マスクを表していそうですね。

 月、水星は8室直前というには8室カスプまでには5度以上あり遠いですが、天王星のコンジャンクションも合わせると、月、水星、天王星は8室直前と捉えて良いでしょうか? それとも月水星は7室とみた方が良いです。

 一方で牡牛座太陽と水瓶座冥王星がスクエア。今まで続いた公式が新ルールで改変する。

 太陽は11室ルーラー、冥王星は2室ルーラー。

 また、月水星天王星は9室蟹座火星とセクスタイルであり、火星は2室と7室支配です。

 結局、金が解決?

 ただし、太陽は魚座土星とセクスタイルであり、イーロンの恣意的な公式マークの付与を表していそうです。

 水星逆行が絡むことから、認証バッジがない状態に戻ったということが考えられます。

日蝕図から読んでみる

日蝕図 2023年4月20日 13時13分 東京都

 いつもならこの後の振返り位相図で話題を取り上げられるのだろう、と思うTwitter公式マークの話題ですので簡単にみていきます。

 3室、11室をみていくのであれば、両方とも風のサインで、3室のカスプは天秤座、11室は双子座になります。

 11室には蟹座火星があります。

 とにかく9室に惑星が集まっており、海外か法律でか、といった話題になりますが、
 金星は10室にあり土星からスクエアという凶角。

 水星は9室にあり天王星とコンジャンクション。そして11室火星とセクスタイルになります。

 今回は企業や著名人という社会の上にある立場の人に起きた出来事であることから金星と土星のスクエアは象徴的に思います。

 また、水瓶座冥王星は日食にスクエアに入っていることから、サブスクに入っている一般の方がブルーバッジを持っている状況です。

 この日食ですが、太陽が月の影に入るのは、公的なものが一時覆い隠されるような印象。(太陽は国家、月は国民)

 水星逆行の時はこの月が、水星とコンジャンクションしており、月は蟹座のルーラーから、蟹座であるイーロン・マスクを強く印象づけています。

ブルーバッジが削除された時間のイベントチャートで読んでみる

2023年4月21日 0時 東京都

 ブルーバッジが削除された4月21日0時東京都の図です。

 この図、もうどうしたら良いものやら、という感じに、一番状況を表しています。

 月ノースノードがコンジャンクションがICに。蟹座火星がDscに。

 MCはサウスノードコンジャンクションとダメ押しすぎる。

 なぜこの日この時に、って図が出てくるから社会占星術は面白い。

 これをみるとTwitterは3室で良いでしょうか。

 水瓶座冥王星が1室に入り、金銭的な支払いによる平等なルール。

 チャートルーラー、魚座土星2室であり、太陽と月とセクスタイル。

 ICは解釈が迷いますが、MCのカウンターパートと読むと社会的トップではなく料金を払った民衆側と読めるのでしょうか。

 太陽は8室ルーラーであり、冥王星スクエアと共に、ずっと続いてきた状況は刷新されますが、金銭で解決されるよ、との示唆。

 Dscの火星は3室にあるキロンとスクエアになっており、トラウマ的な状況も表しています。

4.リーディングまとめ

 水星逆行開始の図、日蝕図からはチャートの全てをTwitterの認証バッジの一件として読むことは出来なかったのですが、実際に削除されたイベントチャートの時間でははっきりと状況が読むことができました。

 これらの図から読み取ることができるのは

  • 水瓶座冥王星がもたらす時代は、社会的トップや著名人という山羊座的な立場にある状況の人も決して安泰ではないこと。

  • イーロン・マスクが蟹座や月などで表されており、魚座土星からも認証バッジの再付与には恣意的な一面がある。

  • 金銭の支払いを示唆されている。

 また、これは私の解釈ですが11室や水瓶座は会社の経費を表しているのでは? と思っているのですが、この認証バッジ付与も単純に会社の経費としての支出を表しているのだと思います。

 牡牛座に多数の天体があることも金銭的な意味がありそうです。

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