名のないあなたへ
あなたや私がいるこの空間のことを世界と呼ぶんだけど、世界といっても一つじゃないの。
あなたと私のように繋がっていて、ただ一つの小さな世界もあれば、あなたの父と私が出会った騒がしい街も世界言うよ。
出会ったことのない、これから出会うこともない多くの生き物や、これまで触れ合った多くの生き物がそこらじゅうに溢れてるの。
私のいま生きてる小さな街ではね、日々騒がしくて、悲しいことや、無慈悲なことが沢山起きるの。
また、世界は私中心と心から思えるほどの幸福感に満ち足りることもできるの。
この世界であなたのお母さんが学んだことは、幸福感は愛することからしか芽生えないということ。
そしてね、あなたが私のなかに芽生えてくれた時から、私はまた大きな幸福に包まれているよ。
そう。あなたはとても愛されているってこと。
あなたのお母さんは身勝手で、あなたには酷な環境を強いてるけれど、毎日しっかり生きてます。
沢山泣いたり沢山笑ったりしてる。
そんな沢山の気持ちの中を、あなたと生きていることを暖かく、愛おしく思ってます。
たった1人のあなたを感じる度に、涙が溢れそうになります。
あなたを来てくれてから、お魚やお肉が苦手になり、果物や野菜が大好物になりました。
いいセンスしてると思います。
あなたのおかげで、美味しい苺を沢山食べられてます。
(途中だけど尽きたのでアップしちゃう)
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