【完全保存版】メーカー再販 Amazon 復活予測マニュアル

2020年7月31日 12:29

◆基本情報◆

プレ値商品の再販。これは一般的にせどらーにとっては怖いことです。ただし、再販を恐れて仕入れができないのはもったいないので、再販の傾向というものをしっかりつかみましょう。

また、再販情報というのはメーカーに問い合わせれば普通に教えてくれますので覚えておきましょう。メーカー側からすればお客様からのお問い合わせですので丁寧に対応してもらえますよ。

ですが、あくまで予定ですので、再販の予定がなかったものがいきなり翌月に再販されたとか、そういったことも普通にあります。

そのため、再販についてはシリーズごとや
メーカーごとの特徴を覚えていくのが大切になってきます。

◆再販の可能性の低い商品◆

これは似たような商品ですが、左が新しい商品で、右が古い商品です。

こういった、似たような商品で新しい商品が出た場合、古いほうの商品はもう作らないだろうということが推測できますね。
せどらーの狙うべき商品は、当然、右側の古いほうということになります。（※シンカリオンについては「DXS」と付いているほうが新しい商品です）

なお、ここまでは覚えても覚えなくてもよいですが付け加えますと、シンカリオンについては

DXS記載なし（旧版・発売2015年～）
DXS+番号　※「DXS01、DXS02など」（発売2017年～）
DXSのみ、番号なし　（これから発売）

となってますので、
DXS+番号の商品は廃盤ということで値段が上がっています。せどらーが積極的に仕入れる商品は、これから発売の商品よりも廃盤の商品です。

◆再販でいちばん大切なこと◆

さて、再販についていちばん大切なことを最初に説明しておきます。

このように「この商品には新しいモデルがあります」という表記がAmazonの商品ページにあれば、その商品は廃盤です。

ですが、これは誰でも分かる情報ですので、みんなと同じような情報だけでは、みんなと同じくらいしか稼げません。

例えば最初に紹介したシンカリオンの場合は「この商品には新しいモデルがあります」という表記がAmazonページにありませんでした。

ですが、似たような商品で新しい商品が発売が予定されていましたので、廃盤となるであろうことは予測できます。（結果的に、あとから「この商品には新しいモデルがあります」と表記が付きました）

つまり大事なことは、実際には「この商品には新しいモデルがあります」という表記が付いてないけど、廃盤となっている商品というのはAmazonに無数にあるということです。

こうした商品を再販があるかないかどうかを自分で予測が付くか？
これがライバルと差をつけて稼ぐために重要になります。

また、こうして再販の予測ができると、もうひとつのメリットとして、
逆に新しいシリーズは仕入れ対象から外すことができます。

例として、

この2018年発売のDXSシリーズの商品ですが、発売直後に少しだけプレ値になっていた期間があります。（そして出品者も増えてます）
ですが、すぐにAmazonが在庫復活し、その後はずっと定価以下です。

新しい商品の場合は、一時的にAmazon本体が在庫切れを起こしてもすぐに在庫復活する可能性が高いということです。
あなたが、新しい商品と古い商品の判断が付くようになれば、こうした不要な赤字リスクを避けることができますね。（これが重要です）

◆バンダイ◆

それでは、おもちゃメーカーを例に特徴を説明していきます。

まずはバンダイですが、とにかく生産量が多いです。

そして、やっかいなことに、おもちゃに関しては予告なしにいきなり再販をしてきます。（なお、フィギュアはわりと再販のアナウンスをします）

そのため、実はバンダイのおもちゃに関しては、発売から何年もたってプレ値になっている商品は別ですが、新しい商品でバンダイ製品はリサーチ対象から外してかまわないです。
※仮面ライダー関連など、ごく一部の商品はプレ値になる場合もありますが、やはり発売後すぐは、生産量が多いのが原因で出品者も増えやすく、値段も上がりづらいと言えます。

（利益を取れる商品もありますが、在庫復活や出品者増加のリスクが高い商品が多いということです）

◆タカラトミー◆

再販に関してはバンダイと違い、再販のアナウンスをすることが多いです。また、再販を決定（アナウンス）してから、実際の再販までは3～4か月程度かかることも多く、バンダイに比べると再販は遅い印象です。

このように、基本的には似たような商品で新しい商品を発売していくことが多いメーカーなのでこういった、古い商品が仕入れ対象になってきます。

◆その他の再販しにくい要因◆

「戦隊シリーズ」「プリキュア」「仮面ライダー」などのシリーズ作品は、基本的には旧商品は再販されません。

また、最終回が終わると古い商品は売れづらくなるため、メーカーとしても最終回が近づいてくると再販はしにくくなる傾向があります。

主要シリーズの放送周期です。
（※年によって多少、前後します。）

「戦隊シリーズ」・・・１月末終了
「プリキュアシリーズ」・・・１月末終了
「仮面ライダーシリーズ」・・・8月末終了

つまり、この商品の入れ替わりの時期を
意識して仕入れと販売をすることが重要になってきます。

◆まとめ◆

再販についてはあなたが自分で考える力を付けることが大事です。考えるってのはググったり、自分で調べることも含みますよ。

なぜなら、
そうしないといつまでも情報に流されるだけで
ライバルに差をつけて稼ぐことができないからです。

でも、考えることってそんなに難しいことじゃありません。

「新しいものが出たら、古いものは再販しない」
けっこうシンプルな考え方ですよね。

ですが、思考停止でプレ値の新商品に群がっているせどらーが多いのも事実です。（私も最初はそうでしたが。笑）

ということは、

このことを知ったあなたはライバルと差をつけて稼ぐことができますね。

◆終わりに◆

今回はおもちゃ・ホビージャンルで説明していますが、家電、ホーム・キッチン、ドラッグストアなどなど、どのジャンルでも再販や廃盤についての原理原則は同じです。

とはいえ、おもちゃ・ホビーに関しては商品の入れ替わりの周期が早いため、再販や廃盤の理解が重要になってきますし、仕入れのチャンスも多いです。

これからの時期というのは、年末商戦に向けて各メーカーの新旧商品が入れ替わってくる時期になってきます。
利益は最大に・リスクは最小で年末商戦に向けて稼いでいきましょう。

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