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【赤字回避】おもちゃメーカー特徴・再販傾向など【2021年版】

はじめに


こんにちは!ぴっぷです。

今日はメーカーごとの生産量や再販の傾向などの違いについて説明していきます。

年末商戦ではもちろんですが、それに関わらずせどりをする上では常に重要なことです。

なぜなら、特徴をつかむことで

・在庫復活のめやすをある程度予測できるようになる
・急なAmazon復活にうろたえなくなる
・商品を最高値で売れる可能性が高くなる

このようなメリットがあります。

それでは順番に解説していきます。


◆バンダイ◆

おもちゃにかんしては日本一の企業です。
(多少、主観もありますが)生産量も大雑把。再販の考え方も大雑把です。
フィギュアは初回生産量が多く、あとは再生産しないものも多いです。おもちゃも同様に生産量が多く、予告なしにどんどん再販もするので、うかつに手を出さないほうが無難です。

例えばですが、
2020年の「DX日輪刀」。

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流れとしては、2019年アニメ1期放送⇒大ヒット。2020年10月から劇場版「無限列車」公開。商品が2020年10月発売という流れでした。

私は、これ絶対値段上がらないと思ってました。笑

根拠としては、2019年に大ヒットしていて、2020年の年末商戦用にバンダイが発売するおもちゃですから生産量は多いはずです(少ないはずがありません)。
実際に発売後の10月はイオン、トイザらスなど店頭に大量に入荷していました。そもそもメーカーがクリスマス用に大量に生産しているおもちゃが、そうかんたんにはAmazon在庫切れしませんし、ネットの在庫が枯れても店舗の在庫が多ければ値上がりしません。

ですが!
結局上がったんですよね。(私の予想は外れました。笑)

それだけ鬼滅の人気はすごかったんでしょう。
劇場版の評判もかなり良かったですしね。(コビド19の流行中にもかかわらず、日本映画の興行収入を塗り替える快挙で、全世界では500億円以上でした。ふつうにすごい。)

11月中旬からAmazonも在庫を切らして、だんだんとネット価格が上がりはじめました。
大量にあった店舗の在庫も一気になくなり、週末など入荷があってもすぐに姿を消す状況になりました。

定価6280円の商品が12月初めにはAmazonの価格は9200円まで上昇します。

私は思いました。
今年も鬼滅大勝利か。(この雰囲気ならクリスマスにはもっと上がりそう)

しかし、12月上旬~中旬にかけて流れが変わります。Amazonの在庫が復活し(入荷予定ですが)、在庫が切れません。
そしてAmazonの復活からやや遅れてイオンやトイザらスなど店頭にも大量に入荷し始めます。

そして結局、DX日輪刀は利益が出なくなってしまいました。
(もちろん、安く仕入れて11月末~12月初旬でうまく売り切れて利益を出せた人もいると思います)

パターンとしては、12月上旬から中旬にかけて再入荷(再販とはちょっと違う)されるパターンってのはバンダイに限らず、けっこうあります。
なぜなら、メーカーとしても大量に生産したクリスマス用おもちゃの在庫を一気に卸や量販店に流すということは物理的にできないからです。なので、数回に分けて商品が入荷します。(生産工場から輸入します)

ですので、入荷のパターンとしてはよくあるパターンなんですが、その物量がエゲツないのがバンダイの特徴というか、バンダイの底力を感じました。

ちなみに私は、もう何年もバンダイのおもちゃは年末商戦には縦積みしていません。それで利益商品を逃がすことがたまにあったとしても、それ以上に仕入れ(縦積み)のリスクが高いという判断です。

↑なお、これは現行商品の話で、廃盤や型落ちのおもちゃについてはバンダイであっても仕入れます。(とは言え、廃盤や型落ちは縦積みするなら寝かしが必要になるので、それもあんまりやりませんが)

特に初心者は年末商戦にバンダイのおもちゃを仕入れる必要はないと思います。


◆タカラトミー◆

バンダイにつぐ有名どころとしてはタカラトミーでしょうか。(タカラトミーアーツも同様)
再販に関しては、おもちゃでも再販のアナウンスをすることが多いです。いきなり再販というケースは少ないように感じますし、再販を決定してから、実際に生産して販売されるまで3~4か月くらいかかることもあり、バンダイに比べると遅い印象です。

ただし、タカラトミーの商品は二次出荷の量がかなり多いです。二次出荷なので、なんの前触れもなく大量復活するケースが多々あります。

これはさきほどのバンダイと同じように、生産したおもちゃを全部一気に量販店で販売することはできませんから、一時出荷、二次出荷とわかれます。

とは言え、バンダイに比べると全体の生産量は少なく、縦積みできるような商品が毎年なにかしらある印象です。


◆セガトイズ◆

タカラトミーと並んでおもちゃの有名どころだと思います。(バンダイ、タカラトミー、セガトイズで3大メーカーという印象)

これはセガトイズに限った話ではないのですが、おもちゃの扱いが少ないメーカーになってくるとプレ値になっても再販することはあまりなくなってきます。
つまり、セガトイズも絶対に再販しないメーカーとは言い切れませんが、品薄商品でもあまり再販はしない印象です。

生産量としては
バンダイ >> タカラトミー = セガトイズ

くらいのイメージでしょうか。

タカラトミー同様に生産量はそこそこ多いですが、やはりバンダイに比べると縦積みできるような商品が毎年なにかしらある印象です。


◆その他メーカー◆

3大メーカー以外ということで、生産量はそこまで多くない。だけど、Amazonおもちゃランキング100位以内に入るような商品はほとんどない。

というような感じになります。

ということは、100位以内に入ってくるような商品があれば注目ということです。
また、実際はランキング1000位とか、5000位とかそのくらいでもプレ値になる商品はふつうにありますし、こうした商品はランキング100位以内の超高ランキング商品よりもリサーチで見つけづらく、狙いめの商品となる場合もあります。

それでは、その他メーカーを一気に紹介していきます。


◆エポック◆


パズルやボードゲームなどを作っております。
アクアビーズなどもエポック社ですね。

2020年は鬼滅のアクアビーズがプレ値になりました。

最初に見てもらったようにDX日輪刀は12月中旬以降は値崩れしてますが、アクアビーズは12月末までずっとプレ値を維持しました。
このあたりは、やはりバンダイの生産量の多さや増産の機敏さが際立ちますし、仕入れのときにメーカーをチェックすることの大切さを感じます。

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◆メガハウス◆


バンダイの関連企業です。どちらかというと、おもちゃよりフィギュアなど作ってますね。
何年か前にドリームアーツペンがプレ値になってたような、そうでもないような?
そんな感じです。笑


◆アガツマ◆


赤ちゃんや幼児向けなどのおもちゃが多いですね。アンパンマンなど。
廃版(型落ち)でプレ値の商品はありますが、現行商品でプレ値商品はほとんどないかなと思います。


◆ピープル◆

こちらも赤ちゃんや幼児向けのおもちゃが多いです。ぽぽちゃんとか。知育玩具なども多いですね。
こちらも同じく、廃版(型落ち)でプレ値の商品はありますが、現行商品はほとんどプレ値ないはずです。


◆パイロットコーポレーション◆


基本的に文具メーカーですが、おもちゃも多少作ってます。メルちゃんなど。
あとは、考えましたが、書くことないですね。メルちゃんです。


◆レゴ◆


レゴは正直、ここに入れるか微妙なんですが。

なぜなら、レゴだけでもシティ、ニンジャゴー、フレンズ、クリエイター、デュプロ、スター・ウォーズ、アーキテクチャ、スピードなどなど、紹介しきれないほど種類があり、シリーズによっても新商品発売の周期が違うからです。
商品入れ替えの周期が違うということは廃版などのタイミングも違いますし、生産量も違います。

とりあえず、ざっくり覚えておいてほしいこととしては、レゴは廃版商品を扱うのが基本であり、現行商品はほとんど仕入れ対象になりません。
理由としては、Amazon本体がめちゃくちゃ安く販売しているからです。


◆まとめ◆


おもちゃせどりに限ったことではなく、メーカーごとの特徴を把握することは大切です。

なぜなら、

・利益が取りやすいメーカーを覚えることができる
・Amazon復活のタイミングを(多少)予測できるようになる
・再販の傾向などを予測して赤字を回避できる

などのメリットがあります。

特に、利益が取りやすいメーカーを覚えておく(知識として身につける)ということは、どのジャンルでもすごく重要ですね。
そうすることによってリサーチの効率がどんどん上がりますし、利益商品を見逃しにくくなります。

行きあたりばったりの仕入れではなく、リサーチの際にはメーカーも意識していきましょう。


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