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【MTG】ZNR環境①【パイオニア】

お久しぶりのパイオニア環境デッキ紹介記事になります。

8月の禁止改訂、ゼンディカーの夜明け(以降ZNR)発売を受けてパイオニアのメタゲームは大きな変化?を迎えました。

デッキ紹介の前に直近のメタ分布を見てみましょう。
(見づらくてごめんなさい)

キャプチャ

※集計は以下リンクを参照しております。


素晴らしいメタ分布ですね。
上位50%に7つのアーキタイプがあります。
7つのアーキタイプ内での割合も黒単は20%程度になるので分布上は非常に健全かと思われます。
アグロ、ミッドレンジ、コンボが満遍なく散りばめられていてコントロールが少し寂しい位置にいますね。
これは後段で触れるつもりなのですが、動乱のメタ環境なのでコントロールは環境を読みづらく厳しい位置付けなのかもしれません。

さて、メタ分布を把握した上で直近のMOチャレンジの結果を見てみましょう。

【MOチャレンジ_20201017】
1:ジェスカイルーカ
2:4Cオムナス
3:スゥルタイ昂揚
4:ジェスカイフェイ型
5:5Cニヴ
6:黒単
7:グルールミッドレンジ
8:セレズニアオーラ

【MOチャレンジ_20201018】
1:スゥルタイ再生
2:4Cオムナス
3:ドレッジ
4:青白スピリット
5:バーン
6:青黒コン
7:青黒コン
8:グルールミッドレンジ

メタ分布が大会の結果に比例していませんね。
非常に素晴らしいことだと思います。
ZNR発売当初はThe spyとロータスコンボが対策必須の脅威として立ちふさがっていたように感じましたが、分布に対してガードが上がったためか結果が著しくないようです。
気になるところは、彗星の如く現れたスゥルタイ再生ですが見たことみ聞いたこともないリストでした。MOでは早速数を増やし始めているようですがはたしてその強さは本物なのでしょうか。
直近の大会結果のみならず毎週の大会結果でTOP8が様変わりしているため今握るべきはこれ!っと言ったオススメが非常に難しいです。
逆を返せばどのデッキにもその日のメタ次第でチャンスが回ってくると考えられます。(そのような環境だからこそコントロールが難しいのですね)
以下その辺を踏まえて可能性のあるデッキ紹介に移ります。

※リストおよび画像はGOLDFISH様引用

【グルールミッドレンジ】

キャプチャ

【メインプラン】

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ZNRから追加されたカードは2色土地のみ!
しかしながら十分すぎる収穫!
今まで影を潜めていた要因の一つがパイオニア環境における有効色土地基盤の弱さにありました。
↓3ターン目までに確定アンタップインできる2色土地↓
有効色:ショックランド
対抗色:ショックランド、ダメージランド、ファストランド
コントロールではあまり気になりませんがテンポ何よりも重んじるアグロデッキでは死活問題!
緑タッチ赤程度であれば妥協もできますが、見ての通り1ターン目は緑、2ターン目は赤が必須です(マナクリ含めて3マナの動きをしたいから)。もうこれはなによりも待ち望んていたものにほかならぬ。

肝心のメインプランですが
[炎樹族の使者]が出した2マナから[無謀な奇襲隊]を怒涛コストでキャストします。
1ターン目土地⇒マナクリ
2ターン目土地⇒炎樹族⇒炎樹族⇒炎樹族⇒炎樹族⇒奇襲隊
16点!!
うん!普通だな!

冗談は置いとき[炎樹族の使者]でテンポとボードアドバンテージを稼いで[アタルカの命令]で全体強化して殴る!シンプルなデッキです。
横並べを意識したデッキなのでみんな大好き[エンバレスの宝剣]を2マナで唱えるのも難しくありません。
細かいこと考えずガンガン殴ろう!!

【サイドプラン】

1マナの除去カードが多く目立ちます。
主な仮想敵はウーロとオムナスでしょう。
重たい除去ではテンポロスになりかねません。
非脱出時のウーロには誘発に併せて[マグマのしぶき]を当てましょう。勝手に追放されます。
オムナスは着地誘発1ドローに併せて4点除去を当てましょう。アド損は致し方なしですが上陸されると悲しいことになります。

後はわかりやすく
ウーロ含めた墓地対策、コントロール相手へのPW、オーラ対策でエンチャント全破壊です。
荒野の再生、創案の火、ヨーリオン相手にエンチャント破壊を入れるかどうかはお好みですが4枚いれるのはやめておきましょう。
[運命の神、クローティス]を採用するのもあり

【相性】

有利:黒単、バーン、スピリット
こちらの方が大体サイズが大きいし除去もできるため、[砕骨の巨人]が疲労骨折する。
黒単についてはレギサウルスが戻ってこない限り問題ないだろうなと

五分:コンボ、オーラ
3ターンで20点出せない事もないけど上振れ4ターンなのでコンボの最速と同速度。
オーラは絆魂が辛いのでメインは厳しいがサイドでエンチャント破壊と火力が噛み合えば盤面で負けることはない。
[砕骨の巨人]の出来事は"このターンダメージ軽減できない"がついているので呪禁やプロテクションでフィズらないように丁寧に使いましょう。
プロテクション赤の相手をコンバットで倒せるようになります。

不利:ウーロ、オムナス、コントロール
エスパーは全体除去が本当厳しいけどプッシュでテンポよく3マナを落とせる場面はそんなに多くないのとほとんど80枚デッキだから祈る価値がある。不利だけど絶望的ではない
ウーロ、オムナスを含むミッドレンジ、コントロールは泣いていい。
除去入ってるしどっちか着地してターンを返したら祈りだけでは届かないので他にも何か捧げるべき。
4C上陸はランプ重視で隙が大きいので祈る価値がある。相手の力量によるがランプデッキのサイドボードは難しいのでデッキが逆に弱くなる可能性がある。4C上陸は本当に難しいので使いこなせていないことを祈れる。


【終わりに】

今回のご紹介はここまでといたします。
本記事のメタ分布をもとに紹介を急ピッチで進めていきますので何卒宜しくお願い致します。

それではまた








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