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【MTG】ZNR環境②【パイオニア】

前回記事に引き続きZNR環境のデッキをご紹介いたします。

今回はオムナスとウーロに焦点を当ててみたいと思います。

言わずと知れた令和を代表するシミックカラーのカード。
(青緑絡みは代表多いんだよなぁ)
一か月ほど前にちょっと値下がりしたんですが理由をご存じの方がいらっしゃいましたらご一報ください。

そして新環境の代名詞ともいえる[創造の座、オムナス]
(画像は拡張アート版。上陸している様子を表現しているものと思われる)

※デッキリスト画像はGOLDFISH様引用です

【4Cオムナス(4C上陸)】

【メインプラン】

ウーロでランプしてオムナスをズドン
[僻境への脱出]を経由して1ターンに1枚ずつなんてけちくさいこと言わない。
メインは除去など一切考えずにこちらのランププランを押し付け、オムナスが着地したらライブラリー根こそぎ捲ってそのままゲームを終わらせます。
スタンダードとやることは変わりませんがパイオニアでは土地基盤の強化、[成長のらせん]による安定したランププラン、3テフェによる前方確認と単純に上位互換です本当にありがとうございました。

上陸で伸びたマナから更に上陸を重ねて
オムナス、ウーロ、フェリダーをケンリスの速攻で突っ込ませるorフェリダーで横並びか打点を上げて殴る

【サイドプラン】
メインの勝ち手段以外持ち合わせていないので適切な対応札を少しづつ投入しております。
ランプデッキの特徴としてサイドの対応札を投入しすぎた結果、デッキそのもののコンセプトが崩れてしまい自分の勝手段にたどり着けなくなってしまう事がままあります。
メインは誰にでも使える強さ、サイド後は高度な理解力を要求するデッキでです。

さて、主な負け筋は2つ
①コンボ
②アグロのブン回り × ウーロorオムナスの不在

①については言わずもがな盤面を無視して戦うデッキ相手には速度で勝る他ありません。コンボ側は4~5ターン目に勝利するデッキですがランプ側は4~5ターン目に相手がアドバンテージをひっくり返すことができない盤面を構築するデッキであり、勝つとは言ってない。
メインは祈りを捧げる時間でサイド後は[魂標ランタン]or[減衰球]にたどり着くことを祈る時間になります。
コンボ側は置物対策を数枚投入することでほんの少し速度が落ちますのでこちらも釣られて速度を落とさないように入れ替えを行いましょう。
The spyにはランタン
ロータスには減衰球([神秘の論争]は一度見せたら抜いていいかも)

②アグロのブン回り × ウーロorオムナスの不在
アグロ相手にウーロとオムナスが引けないorライフゲインできなかった場合もちろん負けます、アグロ相手の下振れは事故レベルです。
土地30枚の4Cかつランプ特有のキープ基準は侮れない。
ただしこちらはマリガンからの下振れが無いかぎりほぼ負けません。
除去を入れすぎるとアドバンテージを取りづらくなるのでアグロ相手だからと全部いれないように相手にあった除去のみ投入しましょう。
基本的にウーロとオムナスがなんとかしてくれる

【相性】

有利:アグロ、ミッドレンジ、コントロール
アグロは下振れしない前提
ミッドレンジはアド差が圧倒的
除去コン型の場合のみ

五分:クロパ(スピリット、ハサミ)、オーラ系
クロパは早い上にオムナスカウンターされると辛いけど3ハゲ通しやすい
オーラはエンチャント全破壊を何枚引けるか

不利:青黒コントロール、コンボ
ハンデスとカウンターでピンポイントされると辛い3ハゲにすべて託す
コンボは祈り

【5Cニヴ】

【メインプラン】

かつての王者がオムナスを引っ提げて帰還した
やることはマナクリ経由で最速ニヴ着地で手札いっぱい夢いっぱい
6/6飛行は伊達じゃない…だけじゃない!

4t目に土地3+マナクリ⇒オムナス⇒[寓話の小道]⇒沼⇒白日orニヴ

なんと従来の最速ムーブに1ドローと4点ゲインと4/4クリーチャーのオマケがついたぞ!もう何も怖くない(ブン回りなのでアテにしないこと)

カードの連鎖を意識したランプ型ではなく、アド源の一つとしてオムナスを採用しています。
1枚でいいのは[白日の下に]でサーチできるのと貼り直しは基本必要ないため。
最速白日は土地のセット後が多いので大抵ニヴを優先。
オムナスは次の白日で。
ハンドとボードアドバンテージでゆっくり勝つデッキなのでコンボが苦手
なんてことはないです。

メインにピン挿しされた[殺戮遊戯]を最速白日で探して打てばOK
打ち消されない代わりに1マナ重い[漂流自我]

The spyはコンボ成立後に[世界棘のワーム]
ロータスコンボは[願いのフェイ] (最近メインにパルンがピン挿しする人いるから油断せずに)
対戦ありがとうございました!
The spy相手には[影の評決]も刺さるので万が一の時は

4Cオムナスと比較して爆発力は劣るが柔軟性は5Cの方が遥かに高い。

3色土地を多く採用しているためタップインによるテンポロスが目立ちますがそこを支えるのがウーロ君の大事なお仕事!

【サイドプラン】
アグロ、コントロール、コンボでいらないカードがメインに必ずあってサイド候補がわかりやすいのでアウトの目安を。
勝ち手段が変わることはほとんどないが漂流自我系を採用していそうなデッキ(青黒入り、黒単など)相手にはPWか神あるいは両方いれて勝ち手段を増やそう。

アウト候補目安
トルシミール:アグロ、クロパ以外不要
3ハゲ:アグロに不要(緑ストンピィ系には少し残してよい)
殺戮遊戯:アグロとクロパに不要
ボーラス:クロパに不要
全体除去:コントロールと並べないミッドレンジに不要
女人像:コントロールに不要(他に抜くものがないときに)

【相性】

5Cに事故はつきものですので相性以前の問題も多々発生しますがきちんと回っている時を前提に

有利:アグロ、ミッドレンジ、コンボ
アグロは森の女人像が2t目におけるかどうか肝心
ミッドレンジはニヴ大事に
コンボ主にThe spyはサイド後[タッサの信託者]で即死させてくるので油断しない

五分:クロパ、コントロール
どちらも3ハゲ頼む
クロパは上振れに追いつけない
コントロールは3ハゲの睨みあい

不利:ランプ
4Cオムナスは加速度が違うのでほぼ勝てません。殺戮遊戯撃つ前にオムナス着地できるので祈る時間が増えます

【終わりに】

トレンドはライフゲインと着地で1ドロー!
除去は打たせてなんぼのもんじゃい!
これが令和のMTGと言わんばかりの性能です。
しかしここまでしなければパイオニアの高速アグロは止まらないのが現状です。
5Cも4Cも噛み合い次第です、アグロに絶対勝てるわけではありません。
使うほうも使われる方もどちらも祈りが大事ですね

それではまた次回!

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