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オリジナルコアで差をつけろ!オリコア製作のすゝめ

どうも、Twitterでバトスピ関連の活動をしているぴにょりです。今回はバトスピですがバトスピではない話をしていこうと思います。
と、いうのも今回はハンドメイドで作るオリジナルコア(以下オリコアと明記)についての初心者向け?こういうふうに作っているんだよという作業工程をただただ記事にしてやっているというものです。

はじめに

オリコアってなんぞ?公式コアとは何が違うねん?と疑問に思われる方がいらっしゃると思うのでバトルスピリッツ公式HPよりコアについての文章がありますので、引用スクショさせていただきます。

ということで数が足らなくなったら代用可能、どんなものでも構わない。というルールを使ってオリコアを作っています。

私がUVレジンでちまちま作っているコア、オリコアはそのルールをすり抜け?て使っている"非合法"なものとなっています。

だから、身内仲とかで使ってほしいと私が通達していたんですね。

さて、ここまで読んで興味を持ってくれた方がいらっしゃったらこれ以降制作に必要なもの、経費、時間どれぐらいかかるのか、作り方などかいていきますよ!

制作に必要なもの

✔UVレジン液体及びUVレジン用ライト
✔コアぐらいのサイズ感のシリコンモールド
✔爪楊枝的何か
✔日光を遮断できるもの
✔ネイルを剥がす用の除光液
✔シリコンスプレー
✔余ったレジンを固めるモールド

おおまかに8つ(9つ)が必須アイテムとなっています。イヤイヤ多すぎるよ~?って?いえ、これは序の口ですから色々に手を出したら軽く5万飛ばした馬鹿(筆者)というものがいまして。これはライト勢向けに「必要最低限」で済むものを上げただけです。

UVレジンの液体

最近はハンドメイド作品にも理解があるからか某百円均一等でも数グラム単位で売り出してくれるところが多いです。手っ取り早く作るならそれで作るのが多分一番速いと思います。が、オリジナルカラーで、とか入れ物したい!200〜300個作ります!私のような作業人という方はユザワヤさんに行ったほうが値段は最終的にユザワヤさんで買ったほうがお安く済む可能性があります。作業廃人向けのオススメのものは後に紹介しますのでお待ち下さい。

手っ取り早く体験してみたい!という方はDAISOさんに頼るといいでしょう。近所にねぇ!という方は通販サイトがなんとありました。調べてみてください。

あるいは既に色の付いているレジンの液体を使うのも有かと思います。下記画像で実際に売っていたモノで試しに買ってみました。絵の具みたいで随分とこういうのになれていない私にとっては使い心地がよく分からないので本当に気軽にお試しに~ならばこっちの方が良いかもしれません。



そもそもハードとかソフトとかどういうこと?となっている方々も多いでしょう。

★ハードタイプのレジン液体は仕上がったあとに硬めのプラスチックのように硬くできるUVレジン液体のことです。
★ソフトタイプのレジン液体は仕上がったあとに硬めだけれどもやや柔らかいグミのような感触にできるUVレジン液体のことです。

バトスピのコアは硬めの方がオススメなのでできるだけハードタイプを私は好き好んで使っていますが、まぁぶっちゃけますとそこは制作者の好みが分かれるところなので参考になれば程度でいいです。

UVレジンライト

どれぐらいガチでやりたいかでここは決まります。私みたいに1ヶ月で1000個近く作るような人はしっかりとしたレジンライトを、お試し程度に〜な方には百均で330円とかで売ってるライトをオススメします。
「レジンライトは値段によって性能、ストレスがマジで変わっていくので、やる気とお財布事情で決めることを推奨します」

https://jp.daisonet.com/products/4571527711091?_pos=47&_sid=ecd01249c&_ss=r

これが最も手軽に入手しやすいライトだと思います。嵩張りませんし。最近のだと2分タイマーで勝手に切れるやつがあって効率良く作業ができるようになったりするものまであるようですね。最近(18ヶ月ぐらい)新しいライト(機材)買ってないのでどういう風なのかはわかりません。ただ、一つ言えるのは人体向け(ジェルネイル対応)はややライトが弱めに設定されているので硬化に時間がかかります。速攻で固まる!って書いてあっても調色によっては固まるのに時間がかかって頭に来ることがあります。なのでそこだけ要注意です。
因みに私が使っているのはUVレジンライトの5000円ぐらいする代物(箱捨ててなんだか忘れた)ですね。これは2分で切れるタイマー式とずっと点いてるの2パターン選べて結構大きめなモールドを同時に3つ硬化させられるぐらいデカいやつです。効率を求めたら気づいたら買っていたんだ...…。


調色や入れ物(おまけ)

色付きのUVレジン液体も売っていますが、どうしても好きじゃない。という方には、着色料やラメ等の入れ物をやるのをオススメします。




色やラメに関しては例です。私の手元にあったのがこれだったのでお好みで買ってください。なるべく細かいやつのほうが初心者向けなのではないかと私は考えています。なので慣れてから大きい入れ物をしていくと良いでしょう。置いてあるのは手芸コーナーではなく、ネイル等の美容コーナーで売っています。気をつけてください。

道具類


ここに関しては、百均系も強いですし大手手芸メーカーさんであるパジコさんもかなりバリエーションがあってどれもが甲乙付け難いものが多いです。そんな中で私がお気に入りなのはパジコの三種の神器(そう私が呼称している)である、調色パレット、調色スティックです。え、1つ足らないだろ?いえ、調色スティックは2本で売られているので三種の神器扱いとなっています。

https://www.padico.co.jp/products/resin-supplies/tools/tools016.html

この調色スティック君が非常に優秀で入れ物を入れる場合のスプーンになり、ヘラが二種付いています。さらに先ほどのチェックリストに入れた爪楊枝的な何かの役目を果たすことが出来る二石四鳥?な非常に有難い存在でもあります。
じゃあ、何故爪楊枝的何かと書いたのか?爪楊枝じゃなくて調色スティックと書かなかったのか?それにはどちらも良い能力を持っているからです。

爪楊枝
非常に安価で用意に用意できます。衛生品でもあるので清潔に使用可能です。さらに使用済みで要らなくなった場合すぐに捨てることが容易に出来ます。プラスチック(多少レジン液まとっているけれども)の無駄が少なく(各市町村の指示に従って)大体燃やせるゴミで捨てることが出来ます。
デメリットとしては木材を使用しているので多少液体を吸ってしまうので液体量の誤差が生じることです。

調色スティック
多少高いですが、先述の通り二石四鳥?と非常に便利と過剰なまでにも評価した(はず)ですが、弱点もあります。何度も使うことになるのでティッシュやレジン液体を溶かす溶剤等が必要になり、やや出費やゴミが生じます。さらに、何千回と使用していくと、やはりプラスチックなので多少の劣化から始まり最終的に壊れてしまうという盛者必衰の理があります。悲しいですがそこは割り切って作業して行きましょう。(4回壊した人並みの感想)

https://www.padico.co.jp/products/resin-supplies/tools/tools017.html

調色パレット
この調色パレット君は非常に優秀で、まず、素材。プリプロピレンです。こいつはレジンの液体が硬化したときにくっ付かない素材です。繰り返し使えるので長らく使うことが可能です。そして画像見た方ならば分かると思いますが持ちやすいデザインをしています。そして、持ち手がシンプルで直接モールドに注ぎやすい、調色するときに支えやすい。調色時に混ぜやすい、くぼみ?溝?があって調色スティックを置ける文句のない、デザインです。これ作成した人天才?と思ってしまったほどに素晴らしいモノです。


そして、最近百均にて見つけた安価版をみつけたのでご紹介していきます。
どちらもDAISOで見つけたので是非探してみてはいかがでしょうか?
マルチスティックはパジコさんのとなんな変わらない性能でとても使い心地が良かったです。(2週間しか使ってないからあまり感想が言えない・・・)


調色パレットはまだ使用していません。(調査時間が足らなかったんだ)が、恐らく使い心地はパジコさんの商品とはあまり差が無いと思います。
ただ、パジコさんは調色パレットは3枚、DAISOさんのは2枚しかありません。コスパの良さやロングセラー商品、耐久性的な問題ではパジコさんが僅かに優秀なのでは?と考えています。

日光を遮断できる何か
UVレジンが硬化するのは紫外線を受けるというのが必要です。同じ机の中で硬化作業とモールドに入れる作業同時進行の作業してしまったり晴れた日に机で作業していると自然と当たってしまうので遮断できる何かがあれば液体をなるべく無駄にせず使い切ることが出来ます。そこでオススメなのは幼稚園の頃とかに使っていた今は使っていない?なプラスチック製のお弁当箱です。それを蓋にしておけば日中作業できなくて夜作業するときなんかに硬化せず作業を再開することが可能です。ちなみに、プラスチック製のお弁当箱を例に挙げたのは私がマジで使っているからです。そして、家になかったとしたら紙コップにアルミホイルを巻いて代用する事も可能です。とにかく、紫外線をカットすることが出来ればいいんです。

あ、レジン使った後のお弁当箱におかずを突っ込んじゃいけませんからね?UVレジンは人体に有害です。今更の説明ですが窓を開けて作業をしましょうね。私との約束だ。

除光液
これはどこの百均でも売っているネイルリムーバーですね。完成したUVレジンのコアや制作物が微妙にベトっとしていることがあります。再度UVレジンライトで当てても良いんですが、個数が多かったりやったけどまだ・・・と言う場合に使用してください。捨てる予定エコプラスチック容器に作品を入れてその作品が七割~八割浸かる程度に除光液をジャバジャバ使います。手で触れる場合はゴム手袋を忘れずにやりましょう。浸けた後数分放置するとベトっとした感じはなくなります。使用後は量が少なければティッシュか何かで吸わせてから適切な方法で処理をしましょう。間違っても風呂場にジャバーって流して、そのまま換気扇回さなかったという大馬鹿をやらないようにしましょう。(1敗)

シリコンスプレー
モールドを何十回、何百と使っていくとモールドに付いているコーティング剤?(恐らくあってるはず)が剥がれていって硬化したレジンを取り外すことが難しくなります。そんなときにはシリコンスプレーが良いと以前ネットのどっかの記事で聞いたことがあり、実践するとモールドの持ちが良くなったような気がします。なのでここではあってもいいけど、無くても良い任意のアイテムとしています。

エンボスヒーター
これに関しては完全にコア作りするところにおいては、任意です。4000円弱するものですしライトに楽しむ勢にはあまりオススメしません。ですが、調色時に多少なりと気泡が生じていてしまうのでどうしても・・・と言う場合はやってみてはどうかな、という感じです。

モールド
さて、肝心なモールドまで行きました。ここまでは大体百均でそろえることが出来たモノが多いですが、私の使っている方法を採用する場合は百均では無理でしょう。さて、紹介をしましょうか。

ユザワヤさんやパジコさんの通販、その他の通販で売っています。これが本家コアに近くてお気に入りで18個ぐらい持っています。別にコアのサイズに近いモノであればそれで製作してしまってもかもしれません。
これをどうやってコアの形にしているのか?とよく疑問に持ってDMで聞かれます。それに関しては後にて説明するので最後まで見ていっていただければ幸いです。もうこの時点で分かっちゃった★って人は非常に想像力が良いですね、素晴らしい。

液体が余ったときのモールド
ぶっちゃけ何でも良いです。シリコンモールドでアクセサリーを作ったりするのが勿体なく最後まで使えるのでオススメしているだけです。百均であー趣味、好みだなぁ。こういうの作りたい!と思ったモールドを購入しましょう。まぁ、最後まで計算良く液体を使え切っちゃえばそんなことは起こらないんです。でも保険で1つぐらいは別のモールド持っておきましょう。

さて、あらかた必定なモノは説明してきました。あとは各自で必要だな、こういうのは無いのか?と探していきましょう。そしてコア制作という作業を快適化していきましょう。最適化することでストレスを感じずに作業できれば最高なモノです。

経費

ジュエルモールドミニを1個で制作する場合、(ジュエルモールドミニ、調色パレット(パジコorDAISO)、調色スティックorマルチスティック、5gのUVレジンの液体、ラメ(6個入り)、DAISOのUVレジンライト)で金額を計算してみました。
えっ、遮光とかシリコンスプレーとか勧めていたくせに今回含まないの?って??・・・・・それは一応こういうのがあるよと言うオススメでノリと勢いで書いたのといざ職人が生まれたときを考えていただけです。
話を戻しまして、パジコさんside2101円。DAISOさんside1485円。
思ったより差異はないんだなぁ、と自分自身でも驚いています。
レジン始めて5年でここまで安くなったのと同時に技術の進歩に驚きました。すげぇなDAISOさん。

時間

おおよそ1個のコアを作るのに春夏は11分、秋冬は12分ぐらいです。レジンライトの強さだったりで変わるのであまり参考にはならないと思います。いつもTwitterで呟いている個数である、50個の場合は私の最高効率で3時間40分弱です。TAは楽しいけれども精神力がないとすぐ疲れるからオススメはしないです!(本当)

作り方(ぴにょり式)

先ほど商品説明をしたパジコさんのジュエルモールドミニ(ヘキサゴン)を使って写真を挟みながら説明していこうと思います。
今回は、先ほど紹介したDAISOの5gのコバルトブルーの液体、スティック、パレット、ラメを使ってコアを何個か作っていこうと思います。
エンボスヒーターは寒すぎるので使いました。


まずは、調色パレットに液体一本分を注ぎ込みます。思ったより色味が違っていてびっくりしました。これなら、ラメは軽く添えるだけでも大丈夫かな?がっつりいれても構いませんが三匙分ぐらいで十分でしょう。(ガッツリやってるやん)


混ぜたらトーンが上がって可愛らしく綺麗な色合いになりましたね。混ぜてる最中に液体が硬すぎてしなっていて怖かったのでエンボスヒーターという裏ツールを使っちゃいました。この時期まじで液体硬いんだよ許して、お兄さん方!

型はお古のやつですが一緒なのでモールドに注ぎました。

いざ、硬化!2分タイマー付きの最強のライトで3回、6分硬化させました。

モールドから取って、液体を注ぎ込み液上に先程硬化させたものを被せて再び硬化6分させる。このときに色々と気をつける点が多いので後に説明します。

できたのがこちら。うん、いつも通りだな!という感じです。私としては。ちょっとガワがあるのでニッパーで切っていきましょう。

これでコア3つが完成します。なんだ簡単じゃないか?と思う方々もいらっしゃると思いますが、意外とこれが難しかったりします。

ここで先程被せるときに気をつけることが多いといったのを覚えていらっしゃいますか?
まずは、画像を見て考えてみてください。

下のはぴっちりと無駄がなく、キレイに見えますよね。逆に上ははみ出していてなんだか無駄っぽい、汚い。と思われた方もいるでしょう。
じゃあ、なぜ私は、やったのか。

それでは回答のお時間です。
見た感じは特にも..…と思うでしょう。ですが、実は私が一番こだわっているところが表れています。それは.....…

よーーーーーーーーくみてみてください。ヘキサゴン(六角形)の上の部分少し気泡で欠けちゃっていますね。よくわからないという人は画像拡大なりなんなりで確認してみてください。欠けています。今回はわざとやったので心にダメージが少ないですがTAや地獄ローテやっているときにこれが来るとまじで苛つき、ストレスでハゲそう(精神的に)が起こったりします。

逆にさっきのガワが付いている方も見てみますか。

どこにも気泡が入って欠けていないように見えますね!ガワは切ればいいだけなので作り直しより断然液体の消費量や精神衛生的にも良いです。
だから、わざとガワを作って気泡潰しをしていたんですね。

硬化のポイントとしては
・硬化時間は色だったり入れ物の内容数量によって変わる。特に被せての硬化時間は+2分ぐらい様子見で当てて良い。
・被せて硬化させるときは、ガワを作って気泡をなるべく潰してから。
です。この2点を抑えておけばこのぴにょり式の作り方で時間と液体、メンタルが無くならなければ一日50個~100個とか作ることが可能です。適度な休憩と息抜きをしながら作業しましょうね。そうじゃないと作業で脳が焼き尽くされて作業廃人になっちゃうので。気をつけてください。

最後に

こんな変な記事をこんな所まで読んでくださりありがとうございます。これでコアを作る大変さや楽しさ、共感していただける方々が増えていただければ嬉しいことです。世界に1つしかないオリジナルコア、実は私自身では使わないので、どういう感じなのかはイマイチ分かりませんが私に教えてくださるととっても嬉しいです。
適度な気晴らし、趣味、制作意欲を消費してくれるのでコア作りやってみませんか?レジン沼良いですよ(本音)(多々買え・・・多々買え・・・)

え、作れないから作って欲しいです。って?そうですね。大学のお休みの時間とかにだったら有償制作しますよ!本当ですよ!!そのときはTwitterで告知させていただきます。

本当に最後の最後まで見ていただきましてありがとうございました!
良き、バトスピライフと創作ライフをお過ごしませ。
By @Pinyori_diva


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