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日本男子、タンゴを踊れ!

さまざまなダンスがあるなか、私はアルゼンチンタンゴを踊っている。
バレエ、ヒップホップ、ロック、ジャズ、社交、サルサなどでなく。

もともと学生時代に、街の芝居小屋にいたこともあり、ドラマ性のあるこの踊りに惹かれたのが理由。

ダンスをしている人は、もちろん知っていることだが、踊るということは、自分を知る作業。自分の骨格、筋肉、柔軟性、音楽性、重力、空間など。

これが面白い。

そして、タンゴダンスには、常に相手と向かい合いながらコネクトして即興で踊るという、大きな特徴がある。

このタンゴダンス、まったくもって、男子の修行にもってこいだと思っています。

①もちろん、アルゼンチンタンゴが踊れるとカッコイイ。それはもう、とことんわかっている。

②ちゃんと踊れるようになれば、容姿に寄らず、年齢によらず、爺さんになってもずーっっとモテる。本当です。

③音楽の趣味が、人とは違うものが持てるようになる。

④女性のことが、タンゴを踊らない人より1cmだけわかるようになる。
(ちなみに私は2cmぐらいだけ余分にわかる:笑)

⑤リーダー役をすると、男性の身体の持つ格好良さが身に付く。
(別に男女差別というわけでなく、身体のもつ特徴を生かしやすくなる)

⑥ラテン気質でなくても南米に行きたくなる。(いまはちょっと難しけど)
 または、海外に行った時に夜に楽しむ(ミロンガ:タンゴOnlyのダンスパーティ)ツールが手に入る。

⑦はっきりいってタンゴダンスってリーダー男子には脳トレなので、頭の回転はよくなるかも。マルチタスクになれると思う。

⑧パートナー(フォロワー)をとても大事にする習慣がつく。特に昭和な男子は、この訓練を受けてこなかったので、タンゴダンスのマナーの基礎は一生役に立つと思う。

⑨リモートワークで疲れた脳みそを、劇的に休ませ、リフレッシュさせる。(けっこう頭を使い続ける職業の人が多かったりする)

などなど。

ダンスをやっている人は、最初はなかなかタンゴ特有の動き方や、相手とコネクションしていることが難しく感じるかもしれません。
ダンスをやっていない人は、自分の体の未知の部分に驚くかもしれません。

簡単にタンゴダンスを手に入れることはできませんが、料理を覚えるように、外国語を覚えるようにしてじっくりと学んでゆけば、これからの人生を楽しむためのツールを手に入るのです。

最後に、タンゴ男子みんな大好きなSebastianAchaval&RoxanaSuarezのタンゴをどうぞ。私のスタジオでWSしてもらったときの映像です。


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