見出し画像

涙無しでは読めない履歴書。

世代間ギャップについて投稿されたXのポストがバズっていた。その記事を見て、久々に頭をガツンと叩かれた衝撃が走った。

引用。
------------------------------------------
【履歴書】
1998年 A女子大卒
1998年 B商事(契約社員)
2000年 C通信(派遣)
2002年 Dソフト(契約社員)
2005年 Dソフト(正社員)
2007年 産休
2009年 復帰せず退職
2014年 ○○サービス(パート)

30代👨‍🦰
新卒で契約社員だし、転職多いし、やる気無さそう

ワタシ👩‍🦱
これは涙なしに読めない
------------------------------------------

初見でこの記事の意図がわからなかった。
いろいろなリアクションを見て学んだのは「ロスジェネ世代の苦悩」だった。

やる気がないから就職できない。
契約社員だからスキルが低い。
経歴にブランクあるからリスキー。

そんなことを安易に感じてしまっていたら、それは採用担当としてあるまじき姿だと知った。
世代には世代の苦しさがある。それは本人だけの責任では到底乗り越えられないような、社会的な事象もある。その苦しさを理解しない、理解しようとしない限り、採用担当としてプロにはなれないと感じた。

相手を理解しようとしたとき、相手と向き合うことは言わずもがな大切だ。だけど、相手はどんな環境で育まれたのか?その社会背景を理解することも、本当に大事だと感じた。

私達は、もし普段触れ合ったことのない異国の人と接するとなると、おそらくその国のカルチャーを必死に理解しようとする。
でも、日本人同士だと「わかったつもり」になって、その人のバックグラウンドを理解しようとする努力を怠ってしまう。

相手は人だ。
いろんな切り口から相手を理解しようとする姿勢を大事にしたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?