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ゆめ

20180303

平昌五輪が終わって、3月に入って、春一番が吹いて、電気毛布付けて寝たら汗だくだし、もうすぐ春ですね。

平昌五輪盛り上がったね。
今大会は、史上最多のメダル獲得数だったらしい。
国の代表として出る以上、メダルの期待があるのは本当なんだけど、選手の重圧は物凄いものだろうな。

そりゃあメダル取れれば凄い事だけど、高梨沙羅ちゃんが前回大会で取れなかった時、謝ってたのとか見るとやるせない気持ちになるね。
今回はいいジャンプが見れてよかった。

アスリートってほんとにいい子ばっかり。真央ちゃんも羽生くんも宮里藍ちゃんも。言いたくないことだってあるのに、負けた時も引退の時もインタビューにきちんと答えてるの見ると、頭が下がるよ。
謝ることなんてなにもないのに。

メダルに期待!メダル確実!って、メダルメダルうるせぇんだよ。本人が1番頑張ったし勝ちたかったっつうの。

でもさ、やっぱりオリンピックでメダル取るって、その後の人生にも大きな影響があるんだよな。
こうやって、オリンピック期間は「カーリング女子カワイイ♡頑張れ!」って応援するけど、大会終わったら全然見なくなる。テレビやニュースで取り上げられないマイナースポーツだと特に。

本人がどんだけ頑張っても、情熱があってもスポーツやるのってすごくお金がかかるし、それで食べていけるのってひと握りの人だけなんだよな。

トリノ五輪のフィギュアスケートで金メダルをとった荒川静香さん。正直、私は金メダルを取るまで全然名前を知らなかった。

当時はトリプルアクセルの天才少女浅田真央ちゃんとか、四回転の安藤ミキティ、高速スピンのベテラン村主章枝などが注目されてたんじゃないかと思う。

その中に、荒川静香って選手いただろうか…。
当然メダル取るくらいの選手だからいたんだろうけど、あんまり記憶にないのだ。イナバウアーだって金メダル取ってから有名になったでしょ。

大きな目玉技や、高得点ジャンプという武器がない荒川選手がなんで金メダルを取れたのかっていうと。

選手時代にとあるアイスショーを見たことがきっかけで、プロスケーターになってアイスショーをやる、という夢をもった荒川選手。

夢を実現するためにどう考えたかというと。

現役引退後はアイスショーをやる。

現役を引退した後も継続して客を呼べる存在になる。

オリンピックに出て金メダルを取る。

派手さより確実に点を取れる演技。

安全なコンビネーションジャンプ。
点にはならないが芸術点に意味のあるイナバウアー。

って詰めていったらしい。
考え方は単純な事だけど、実現出来たのは徹底した自己管理の賜物だよな。真似出来ん。

競技中も、歓声を聞いてしまうと高揚してステップやタイミングがなおざりになってしまうので集中してなるべく聞かないようにするとか。

そしてライバルが次々とジャンプで転倒する中、ほぼノーミスで表彰台の一番上に登った。

実際今はプロスケーターと名乗り、(スケートで食ってるって宣言だよね。かっこええな。)アイスショーを構成し出演し、大きな大会があれば解説に呼ばれそつなくこなし、フィギュアスケートといえば、なヒトになっている。

初めてフィギュアスケートで金メダルを取り、フィギュアスケートでプロを名乗り、未来のフィギュアスケーターやそれを支えてくれるであろうファンを作り出すアイスショーをやる。

真央ちゃんや羽生くんのように華麗なジャンプや派手さは無かったかもしれないけど、彼女が今やってることは、きっと10年後20年後に大きな意味を持つんだと思う。そうだといいな。

将来の事とか夢をどういう風に捉えるかって、人それぞれだとは思うけど、夢を具体的なものに変換して小さな目標から着実に歩を進めていくのは忍耐がいることだね。アスリートの人たちは毎日がそうなのかもしれないけど。

少しでも学べる点があればいいのだけど、このストイックさ私に真似できるでしょうかね。

今日はいい天気で、春が様子見に来たみたいだったね。デートでした。カフェで喋ってるとリラックスしすぎてついゲップが出てしまって「何か?」って涼しい顔して何事も無かったかのようにスルーしたけど割と死にたい気分でした。ぐたー。

節分の巻き寿司
信州そば とろろかけ

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