覚えてる夢と忘れる夢の違いって何だろう

高速バスに乗っていた。
とても広い座席で、目の前に備え付けのテーブルがあった。
新幹線のような座席だ。
でも高速バスだと確信していた。
道路を走っているはず。
そとの景色はみえていないのだけれど、間違いない。
東京駅の八重洲から出発して水戸にむかっている。
目の前のテーブルに便箋をおいてサトコに手紙を書いている。
今日、水戸に行くと知らせる手紙。
今日書いて投函しても間に合わないことには気づいてなかった。
宛名を封筒に書いたのだが、名前の漢字を間違えてしまった。
案の定だ。文字をまともに書くことができなくなっている。
パソコンばかり打ってるからか。
修正テープを誤字の上に丁寧に走らす。
彼女から手紙をもらったとき、同じように私の名前を書き損じ、修正してあったことがあった。
手紙の最後に「宛名の文字、間違えてごめん。お名前なのに」と書いてあった。
宛名を、人の名前を書き間違えたことの謝罪があった。
名前を書き間違えることは失礼にあたるのか。
書き直すべきだろうか。
修正テープで直すのは失礼かもしれない。
そんなことを考えていた。

寝てしまったようで、目が覚めたら、大工町のホテル。
はっとして時計をみたら、16時半。
寝過ごした!と思ったけれどライブは17時からだから、間に合いそうだ。
高速バスで寝てしまったのに、なんでホテルで目覚めたのだろう。
おりるべき停留所で誰かが眠ってる私を抱きかかえて、チェックインして部屋まで運んでくれたのだろうか。

ライブ会場に急がねばならない。
部屋を出ると、結構大きな高級ホテルっぽい。
昨夜、水戸市民会館近くのホテルを検索していたときに見ていた、ホテル。
結婚式場も兼ねたホテル。
結局あそこのホテルを予約してたんだね。
ロビーには貸衣装のスペースもあって、オシャレな帽子が目に入り、これかぶっていきたいなと思った。

ここで目が覚めた。
9時55分。
12時に寝たから・・・、10時間!
10時間も寝られたのか。
今週ずっと寝不足だったから、今夜こそちゃんと寝なきゃと思ってベッドに入ったこと思い出した。
眠れてよかった。
吐き気も頭痛もおさまっていた。
枕の横に置いてたスマホを開いたら、BAR赤眼鏡のアーカイブが出てきた。
そっか、アーカイブを再生したまま、聴きながら寝落ちしてたんだね。
今週のアーカイブ、何度も再生しているけれど、いまだちゃんと観られていない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?