P.7 友達


人というものは簡単に忘れる生き物で、例えそれがその瞬間大切な出来事だったとしても時間が過ぎるうちに記憶が曖昧になっていく。人間関係は脆く場所が離れてしまうと簡単に疎遠になってしまう。
私はこの人がどんなに素敵な人だったかいつでも思い出せるようにしておきたい。次いつ会えるかも分からないけど、広い世界の中で出会えた奇跡に感謝したい。


彼は楽観的で繊細で懐が深く探究心のある人だ。
彼はいつも自分の興味があるものについて友達みんなに詳しく話してくれる、目をキラキラさせながら、
自分の持っている写真集の説明、家族の話、友達の話、日々の出来事
それは私にとっては新しく興味深いものだった

彼は絶対に誰かを一人にしない。
背中をそっと押して輪の中に入れてくれる。
彼の瞳にはいつも愛で溢れている。

彼は毎日何かをノートに書いていた。
それ何って聞いたけど、うまく英語が聞き取れず結局よくわからなかった。彼のエッセイだと理解している。
彼は自分の感情に文章で向き合っていて、
これは時々彼を苦しめるらしい。





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