[中継観戦]雑感#1|2024.2.15 ノア後楽園「LIMIT BREAK」旗揚げ戦

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雑感

WRESTLE UNIVERSE(ネット配信)での観戦になりましたが、簡単に感想を残します。なお、プロレス観戦にハマって半年程度の新参者なので、内容が浅かったり、見当違いな見解があったりするかもしれません。ご容赦ください。

  1. 石川修司の参戦は思っていた以上にワクワクした!
    参戦が発表された時にもすでに驚きと喜びがありましたが、いざ入場してリングに上がった姿を見たら自分でも驚くぐらい興奮しました!それだけの風格とオーラがありますね。そして石川の周りをちょこまか動き回るブラックめんそーれも楽しげで良い。ふたりの仲睦まじさと、作り上げる空気がお祭り感を醸していました。楽しかった!
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  2. 大和田の気迫に熱狂!そして新技が欲しい!
    ここ最近の大和田は、というか昨年末からずっとかもしれませんが、リング上でいつも見せてくれる気迫に満ち溢れた姿から、すでに絶大な信頼感があります。勝敗などどうでも良い、技が少なくったっていい、その表情と戦う姿勢だけで観客の心を揺さぶってくれる。石川修司を前にしてもそれは変わらず、圧倒的ボス感を身にまとう相手に、必死に立ち向かう姿を見せてくれました。むしろ石川修司相手だからこそ引き出された大和田の新たな一面でもあったように思います。

    ただ、一つ欲が生まれもしました。そろそろ大和田に新しい技が欲しい。VCタッグリーグにエントリーし、これまでの「新人」フェーズから「若手」フェーズへステップアップするにあたり、自分よりも体格の大きい相手と対等に渡り合えるよう変化が求められます。その時、今までのような、相手の胸への振り下ろし式エルボーやドロップキックだけでは心許ないのではないかと感じました。足攻めの低空ドロップキックや、延髄斬りのような、相手を確実に怯ませられる技を、何か一つ習得できれば、今まで以上に試合の流れを引き寄せる局面が生まれるのではないでしょうか。

    と、素人の私が考えているくらいですから、本人か、師匠になりつつある拳王が秘策を用意していることでしょう!楽しみにしています。
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  3. 桜庭vs関本、面白い!柔と剛、矛と盾!
    「柔と剛」「矛と盾」は、実況・解説でしきりに使われていた言葉ですが、まさにその通りで、対称的なファイトスタイルの二者の攻防は、思わず笑ってしまうほど面白かったです。関本の重い体と強い力で押さえつけられ、もはやヘトヘトでタジタジみたいな表情を出しつつも、するするとその巨体をすり抜けて関節技に転じる桜庭の姿は、面白くもカッコよくもありました。

    対する関本もあくまでも真剣な表情を崩さず、相手の土俵であるグラウンドにも躊躇なく飛び込み、立ち向かっていく。思わずフォールの体勢に移行してしまったのも、その真っ直ぐさを象徴してて微笑ましかったです。試合終盤、時間切れ引き分け間近になってのアルゼンチンバックブリーカーの攻防は試合のクライマックスを演出するようで絶品でしたね。いやー楽しかったなー。
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  4. でた!ヨネの本気モード!この強さや怖さを通常興行でも見たい!
    「TEAM NOAH」は1.2有明アリーナで結成され、その初陣が1.13後楽園ホールだったと記憶していますが、その日、このチーム結成による一番の収穫は、「ヨネと齋藤彰俊の本気モードが見れたこと」だと思いました。二人の戦いを見ていて、確かに体が熱くなったのでした。そのヨネの本気が、今回は前回以上に堪能できました。この強さや怖さを、ノアの通常興行でも見られることを期待しています。
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  5. 小峠の凄さ、秘めた狂気がわかった。
    私はノアを本格的に観戦するようになってからまだ半年程度なのですが、この半年の間の小峠の戦績からすると、どうしても負け役というイメージが拭えませんでした。敗戦時もあっさりと3カウントを取られたり、また勝ち試合であっても格下相手に作業的に技を重ねてあっさり勝利と、「熱い」印象が全くなかったのです。そんな小峠がなぜ「強さ・激しさ・闘い」を標榜する「TEAM NOAH」のメンバーなのか。その意味がようやくわかりました。この強さをノアの通常興行でも発揮して、願わくばダガからベルトを奪取するほどの闘いを見せて欲しいです。期待しています。

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