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基本的なのに意外と皆さんが理解していないフィボナッチリトレースメントの使い方・チャート分析

今回も、 「基本的なのに意外と皆さんが理解していないフィボナッチリトレースメントの使い方」と「それを使ったチャート分析」です。

※初めての方はPinMoneyStaff公式Xのポストツリー【12】あたりから読み返すことをおすすめします。

※時間がなければブックマーク等で後からチェックしてください。


画像1


<画像1> 今回は珍しく私がこのツリーで見てきた中では下位足である、1時間足チャートを見ています。

理由は、この付近を抜けるとATH(過去最高値)が見えてくるポイント付近に現在価格があるからです。

ちなみに、超基本的なところですが、この画像(1時間足チャート)だけを見た段階では、このようなフィボナッチリトレースメントを引いてはいけない理由がわかりますか?


画像2


<画像2> 正しくは、フィボナッチリトレースメントを引く時は、こうですね 先ほどの1時間足(画像1)では、上端と下端、どちらが先だか判断できません。

しかし、この30分足で見れば、先に上端、その後に下端ということがわかりますから、これを見て初めて、フィボナッチリトレースメントを、このように引くことが可能だとわかります。

そしてここから導き出せる分析結果は…


画像3


<画像3> 赤〇の箇所で、0.618を抜いてローソク足の実体を付けていますね。ツリーで学んできた方なら、もうおわかりだと思いますが、これによって、その後いったん下降しても、まるで予約済みかのように、1(この場合64000.00)付近へ向かおうとします。

ただその後、


画像4


<画像4>の、青〇で、既にかなり1付近へと接近して、一度下落してしまっています しかもツリーでも話してきたとおり、この付近の価格帯は、過去の水平線でごちゃついているポイントでした。

現在価格付近に、上から抑えつける壁があるイメージですね。

ですから結果的に、この、ひとつのフィボナッチリトレースメントだけでは、もうこの先が読めません。

しかしだからといって、がっかりしないでください。

そんな時のために、これまで何度も言ってきたように、まずは別の時間足チャートも含めトレンドラインや水平線を引きまくったり、他のインジケーターやフィボナッチリトレースメントを使ったり、 といったことが必要になるのです。

そして、それらがたとえ別のインジケーターだったとしても重複(交差)するポイントを見つけてください。

たくさんの線やポイントが重なる所を見つければ、そこは世界中のトレーダーたちも意識する所=反発ポイントとなる可能性が高いのです。

インジケーターでも分析手法でも、なるべく多くが重なる箇所を探してください。

初級者の方でも、まずは適当にラインを引くだけでも良いですから、探してみてください。

ちなみに…な話ですが、今回の画像内のフィボナッチリトレースメントだけで勝つとしたら… 「0.618より上で実体確定後、0.5まで落ちてエントリー」

「1付近またはそこから下がったところで利確」 という、以前これもツリーで話してきた中にもあった、初級者の方でも簡単に勝ちやすいポイントでのエントリーと利確を、私ならやるだろうと思います。 (あくまでも分析手法がこのフィボナッチリトレースメントひとつしか無い場合ですが) 損切をどこに入れるかについてもツリーで話してきているので、知りたい方は読んでくださいね。

今回は特に初歩的な話ばかりをしたかもしれませんが、くれぐれも、他のインジケーターや分析手法も使って、精度を上げることだけは、忘れないよう取り組んでください。

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